自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額|どれくらい安くなる?

運転免許証の色の種類

自動車保険は現在所有している運転免許証がゴールド免許かブルー免許かによって保険料に差額が発生します。しかし、実際に免許証の色ごとに、何%の割引が適用されているのかまで理解している方はほとんどいません。

そこでこの記事では、自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額について、徹底解説します。免許証の色ごとの割引率が知りたい方はぜひ参考にしてください。

Chapter
運転免許証の色の種類
自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額
主な自動車保険のゴールド免許とブルー免許の差額・割引率
ゴールド免許だと自動車保険料の割引以外にもメリットがある
ブルー免許からゴールド免許になったら自動車保険料はすぐ安くなる?
【参考】ブルー免許からゴールド免許へ|運転免許証の更新手続き方法
自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額・割引率をおさらい

運転免許証の色の種類

自動車保険は現在所有している運転免許証がゴールド免許かブルー免許かによって保険料に差額が発生します。しかし、実際に免許証の色ごとに、何%の割引が適用されているのかまで理解している方はほとんどいません。

そこでこの記事では、自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額について、徹底解説します。免許証の色ごとの割引率が知りたい方はぜひ参考にしてください。

グリーン免許・ブルー免許・ゴールド免許の違い

グリーン免許、ブルー免許、ゴールド免許の違いは免許を取得した際の条件に違いがあります。グリーン免許は免許証を初めて取得した初回取得者に該当する色です。

グリーン免許の方は、次回免許証を更新するタイミングでブルー免許(一般運転者)に免許証の色が変更されます。その後、数年後までの期間にわたり、警察に違反件数を取られなければ、優良運転者である「ゴールド免許」となる仕組みです。

初回であるグリーン免許からブルー免許になるまでの期間は3年であり、その後の5年間で違反がなければゴールド免許に免許証の色が変更されます。

ゴールド免許を取得するための年数や条件

ゴールド免許を取得するための年数は、最短5年です。ゴールド免許は、優良ドライバーを証明する免許証の色であり、「5年以上にわたり無事故・無違反を厳守している証拠」にもなります。

他にも、ご自身の誕生日の41日前から過去5年間で無事故・無違反な方や道路外致死傷がない場合などもゴールド免許を取得する条件の1つです。

ゴールド免許の有効期限は原則5年であり、更新の年が満71歳を迎える場合は4年、満72歳以上の場合は3年となっています。

ゴールド免許を取得しているタイミングで警察に違反点数を切られてしまうと、次回免許証を更新する際にはゴールド免許ではなく、ブルー免許に変更されます。

自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額

自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額について、割引制度や自動車保険料の割引率を詳しく解説します。それぞれの免許証の色の割引制度や割引率を詳しくみていきましょう。

各保険会社で「ゴールド免許割引」などの割引制度がある

自動車保険料は、運転者の限定や使用目的、運転者の年齢によって保険料が異なります。特に記名被保険者がゴールド免許を取得している場合、各保険会社によって「ゴールド免許割引」などのお得な割引制度が異なります。

具体的には、ゴールド免許を取得した方を限定とした割引制度などが挙げられるでしょう。運転者の限定によっては、10%〜15%ほど保険料が異なる場合があるため、免許証の色は自動車保険料を決める1つの判断基準とも言えます。

ゴールド免許とブルー免許の差額・割引率はどれくらい違う?

ゴールド免許とブルー免許の割引率は、具体的に10%〜15%ほど異なります。ブルー免許とゴールド免許で負担する保険料の差額を以下の表にまとめました。

車両保険なし 車体車限定 一般条件
ブルー免許 45,000円〜60,000円 55,000円〜75,000円 65,000円〜100,000円
ゴールド免許 40,000円〜55,000円 50,000円〜70,000円 60,000円〜95,000円

自動車保険料で計算した場合、現在、年間100,000円の保険料を支払っている方の場合、約10,000円〜15,000円の割引がゴールド免許を取得している方に提供されます。

1年単位ではなく、5年単位で計算すると、ブルー免許とゴールド免許で負担する保険料は50,000円以上にもなるでしょう。

なぜゴールド免許だと自動車保険料が安くなる?

自動車保険料は「車両事故を起こす可能性が高い方に高い保険料を支払ってもらう仕組み」になっています。

つまり、ゴールド免許を取得している優良ドライバーは、車両事故を起こすリスクが低いと判断されるため、ブルー免許やグリーン免許と比較して、結果的に保険料が安くなっています。

実際にブルー免許とゴールド免許で年間に負担する保険料が3,000円〜5,000円程度異なるため、可能であればゴールド免許で保険を契約できるよう、日々安全運転を意識しましょう。

主な自動車保険のゴールド免許とブルー免許の差額・割引率

自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額や割引率を、各自動車保険会社ごとに詳しく解説します。各自動車保険会社の保険料の差額や割引率を詳しくみていきましょう。

東京海上日動のゴールド免許とブルー免許の差額・割引率

東京海上日動のゴールド免許とブルー免許の差額や割引率を以下の表にまとめました。

年齢問わず〜21歳以上 26歳以上〜35歳以上
本人限定 10% 15%
本人・配偶者限定 7% 15%
限定なし 7% 12%

ゴールド免許証を取得している方の中でも、運転者限定や年齢制限によって、保険料の割引率が異なります。そのため、契約する車に最適な条件で保険を契約しましょう。

損保ジャパンのゴールド免許とブルー免許の差額・割引率

損保ジャパンのゴールド免許とブルー免許の差額や割引率を以下の表にまとめました。

年齢問わず〜21歳以上 26歳以上〜35歳以上
本人限定 15% 15%
本人・配偶者限定 12% 12%
限定なし 12% 12%

損保ジャパンの場合、年齢制限ごとに保険料の割引率が異なることはありません。ただし、運転者限定により、保険料の割引率が異なるため注意しましょう。

三井住友海上のゴールド免許とブルー免許の差額・割引率

三井住友海上のゴールド免許とブルー免許の差額や割引率を以下の表にまとめました。

年齢問わず〜21歳以上 26歳以上〜35歳以上
本人限定 15% 15%
本人・配偶者限定 12% 12%
限定なし 12% 12%

三井住友海上の場合、本人限定と本人配偶者限定、限定無しによって、自動車保険の割引率が異なります。契約中もしくは契約検討している運転者限定を再確認した上で、適切な条件の保険で契約しましょう。

ゴールド免許だと自動車保険料の割引以外にもメリットがある

ゴールド免許を取得している方のメリットを以下にまとめました。

  • 免許証の更新料が安く設定される
  • マイカーローンの金利手数料が低くなる

ゴールド免許のメリットは「自動車保険料の割引だけが適用される」だけではありません。自動車保険料の割引以外にも、免許更新時の講習時間が短くなり、かつ更新料がブルー免許やグリーン免許を取得している方よりも安くなります。

さらにマイカーローンを組む際の金利手数料が安く設定されやすくなり、お得な条件で憧れの車や希望する車を購入できるでしょう。

ゴールド免許を取得するまでには、最低でも5年以上の期間が必要です。つまり、長期間にわたり、違反せず安全運転を心掛けたからこそ、お得な割引制度や低金利でマイカーローンを組めるメリットがあります。

ブルー免許からゴールド免許になったら自動車保険料はすぐ安くなる?

ブルー免許からゴールド免許になった場合、自動車保険料がすぐ安くなるかどうかについて、詳しく解説します。現在、ゴールド免許を取得している方は、ぜひ参考にしてください。

保険開始日(始期日)以降にブルー免許からゴールド免許になった場合

保険開始日(始期日)以降にブルー免許からゴールド免許に変更した場合、現在の自動車保険を一旦解約しなければ、ゴールド免許の割引率が適用されません。

そのため、保険開始日以降、ブルー免許からゴールド免許に変更された場合、まずは現在契約している自動車保険会社に相談してみることから始めましょう。

保険の満期が近い場合には、等級が1等級上がる可能性があるため、無理に保険を解約せず、保険満期のタイミングで再度加入することをおすすめします。

申し込みから保険開始日(始期日)の間にブルー免許からゴールド免許になった場合

申し込みから保険開始日(始期日)の間にブルー免許からゴールド免許になった場合は、保険契約を再度契約し直せるのかを代理店や保険会社に連絡してみましょう。

保険の満期更新や契約手続きを完了してからの期間が長いほど、手続きが面倒になりやすい傾向があります。保険満期更新や保険新規契約のタイミングでは、免許証の有効期限を入力する作業が必ず行われます。

つまり、免許証の有効期限が切れる前のタイミングで、免許証の色が変更されないのかを把握しておきましょう。

保険期間の途中でゴールド免許からブルー免許になったら保険料はどうなる?

保険期間の途中でゴールド免許からブルー免許になった場合、保険料は現在契約する期間で変更されることはありません。保険料の変更が行われるタイミングは、保険期間を過ぎた後であり、満期更新や他社切り替え時には、ゴールド免許ではなく、ブルー免許で契約しなければいけないデメリットがあります。

そのため、保険契約期間中に違反点数を切られてしまうと、後々高額な保険料を支払う必要があります。ゴールド免許からブルー免許に変更された場合、約10%〜15%ほど次回分の保険料が高くなる計算です。

【参考】ブルー免許からゴールド免許へ|運転免許証の更新手続き方法

ブルー免許からゴールド免許に変更された場合、具体的な更新手続き方法は以下の通りです。

  1. 免許証の色がゴールド免許に変更されたことを自動車保険会社に連絡
  2. 自動車保険がどのくらい違うのか確認するため、見積を作成してもらう
  3. 現在、加入している自動車保険を解約した後、再度、自動車保険を契約する
  4. 未返戻金が自動車保険会社から返金される
  5. 新しいゴールド免許での自動車保険契約を開始する&初回振り込み口座情報の登録・支払い

ブルー免許からゴールド免許に変更された場合には、必ず現在加入している自動車保険会社に連絡しましょう。代理店や保険会社に連絡しなければ、保険料の割引が適用されることはありません。

自動車保険料のゴールド免許とブルー免許の差額・割引率をおさらい

自動車保険料のゴールド免許とブルー免許は、約10%〜15%ほど年間で負担する保険料が異なります。ただし、運転者限定や年齢制限などにより、保険料の割引が多少異なるため注意しましょう。

この記事の内容を参考にして、ぜひ免許証の色ごとに異なる割引率やその他サービスについての知識を深めてください。自動車保険のことでわからないことがあれば、ためらわずに現在加入している保険会社もしくは代理店に連絡しましょう。

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