18歳・19歳の自動車保険料の相場|月額・年間の平均目安は?

自動車保険

18歳・19歳の自動車保険料が気になっている方、いませんか。車は18歳から免許証を取得できるため、実際に免許証を取得後すぐに車を購入する方も中にはいます。そこで、車を所有する上で重要なポイントが自動車保険料です。

この記事では18歳・19歳の自動車保険料について詳しく解説します。自動車保険に加入を検討している18歳・19歳の方は、是非参考にしてください。

Chapter
18歳・19歳でも自動車保険に新規契約できる?
18歳・19歳の自動車保険料の相場【年間/月額の平均目安】
18歳・19歳の自動車保険料の相場を他の年代と比較
18歳・19歳の自動車保険料の相場が高い理由
自動車保険料はどのような要素で決まる?
18歳・19歳が自動車保険料を安く抑える方法
18歳・19歳で相場より安い自動車保険料を探すなら一括見積もりがおすすめ

18歳・19歳でも自動車保険に新規契約できる?

結論からいうと、18歳・19歳でも自動車保険に新規加入することはできます。自動車保険は、加入する契約者の年齢や料率クラス、車両保険の有無、補償内容、等級などによって年間の保険料が算出されるようになっています。

その中でも、特に18歳と19歳の年齢は、事故発生リスクが高いことから、保険料が割高に設定されています。少しでも保険料を安くする方法に進む前に、まずは年間と月間の平均保険料を把握することから始めましょう。

18歳・19歳の自動車保険料の相場【年間/月額の平均目安】

18歳・19歳の自動車保険料の相場を年間と月間の平均相場で解説します。自動車保険料は年齢や等級、補償内容、車両保険の有無によって、契約者ごとに保険料が異なります。まずは、年間と月間の保険料を把握することから始めましょう。

18歳・19歳の自動車保険料の相場【年間の平均目安】

18歳・19歳の方が年間に負担する自動車保険料を以下で解説します。ここで紹介する自動車保険料はあくまで目安となる保険料です。

正確な保険料を算出するためには、加入する契約者の運転者限定や年齢条件、補償内容、等級などの条件を正確に確認する必要があります。

18歳・19歳の自動車保険料の相場(年間)
車両保険あり 車両保険なし
140,000円〜180,000/年 100,000円〜120,000円/年

18歳・19歳の方が自動車保険に加入する場合、車両保険の有無によって金額が大きく異なります。車両保険の有無によっては、およそ40,000円〜60,000円ほど保険料に違いがあるでしょう。

18歳・19歳の自動車保険料の相場【月額の平均目安】

18歳・19歳の方が自動車保険に新規加入した場合の月間目安相場を解説します。保険料を月払いで支払う場合、年払いで支払うよりも割増率が高くなります。

そのため、月払いの方が総額で支払う金額が高くなることをまず理解しましょう。

18歳・19歳の自動車保険料の相場(月額)
車両保険あり 車両保険なし
12,250円〜15,750円/月 8,750円〜10,500円/月

上記、月額保険料は割増5%の場合で出しています。月払いで保険料を支払う場合も「車両保険の有無」によって保険料が異なります。

保険料をなるべく安く抑えたい方でまとまった資金が手元にある方は「年払い」で保険料を支払いましょう。

18歳・19歳の自動車保険料の相場を他の年代と比較

18歳・19歳の自動車保険料の相場を把握した後は、他の年代と比較してどのくらい保険料に差があるのかを把握してみましょう。

保険料については、以下の表を参考にしてください。以下の保険料は月払いの設定で割増率5%で計算しています。

年齢 車両保険あり 車両保険なし
10代(18〜19歳) 12,250円〜15,750円/月 8,750円〜10,500円/月
20代前半(20〜25歳) 8,750円〜12,917円/月 5,500円〜7,333円/月
20代後半(26〜29歳) 6,417円〜8,750円/月 4,583円〜6,875円/月
30代 6,125円〜8,288円/月 5,950円〜6,542円/月
40代 5,688円〜6,825円/月 4,375円〜5,688円/月

上記保険料は、あくまで概算費用です。正確な保険料は契約者の等級や補償内容、車両保険の有無、運転者の限定などの条件によって異なります。

18歳・19歳の自動車保険料の相場が高い理由

18歳・19歳の自動車保険料相場が高い理由には、様々な理由があります。自動車保険は年齢が若い方ほど、年間の保険料が高くなるよう設定されています。他にも保険料が上がる理由が色々あるため、以下の内容を是非参考にしてみてください。

自動車保険に契約した時点の等級が低い

18歳・19歳で自動車保険に初めて加入した場合、一般的には6S等級と呼ばれる等級からスタートする流れになります。6S等級とは、保険を新規契約した際に設定される等級であり、保険料が割高に設定されているという特徴があります。

自動車保険の等級制度は契約者が保険に加入後、1年おきに保険を適用する事故がなければ1等級ずつ上がっていきます。最終的には20等級が保険料が割引される上限になり、最大63%の割引が適用されます。

ただし、6S等級から20等級まで上げるためには、最速でも14年の期間で保険を適用する事故を起こさないことが第一条件となります。

他の年代と比較して事故率が高いから

18歳・19歳の方はこれから車を所有して運転を始める時期でもあるでしょう。実際に保険事故の発生件数を年齢別に比較しても10代の方が事故を起こす確率は高くなっていることがデータでも証明されています。

自動車保険はリスクが高い人に対しては保険料を高く設定し、逆に事故を起こすリスクが低い人には保険料が安く設定されています。

さらに記名被保険者を18歳・19歳の方に合わせた保険にする場合、保険料を計算する際の年齢条件は「全年齢」に設定する必要があるため割高の保険料を支払わなければいけません。年齢条件は、「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「35歳以上」の4つの分類の仕方となっています。

自動車保険料はどのような要素で決まる?

18歳・19歳の自動車保険料を計算する上での条件は、保険契約者の年齢条件や運転者限定、車両保険の有無によって金額が異なります。

以下では自動車保険料を計算する上でどのような要素によって保険料が決定するのかを詳しく解説しています。

車を使用する目的は何なのか?

自動車保険料は車の使用目的によって保険料が異なります。使用目的は「通勤・通学」「業務使用」「日常・レジャー」の3種類です。保険料は、「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務使用」の順に高くなります。

ご自身が自動車保険に加入後、車をどのように使用するのかによって年間の保険料が異なるため注意しましょう。日常・レジャーと通勤・通学の判断基準は、月に15日以上通勤・通学で車を使用するのか、しないのかです。

車を通勤・通学で15日間も使用しない場合には、日常・レジャーの設定で問題ありませんのでご安心ください。

年間どのくらい車で走行するのか?

年間走行距離によって保険料が設定されています。一般的に年間走行距離が多いほど、車を使用する頻度が多く、事故を起こす可能性が高いため、保険料が高く設定されます。逆に、前年の年間保険料が低い人は走行割引が適用されます。

ダイレクト型自動車保険では、年間走行距離によって割引制度を設けています。具体的には「3,000km未満」「5,000km未満」「10,000km未満」で設定されているケースが多いです。ご自身の年間走行距離がどのくらいなのかを、自動車保険に加入する前の段階で確認しておきましょう。

運転者の年齢条件をどの範囲で設定するか?

運転者の年齢条件によって保険料が異なります。設定される年齢条件は「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「35歳以上」の4つの選択肢です。記名被保険者を18歳・19歳で設定する場合には「21歳以上」ではなく「全年齢」で運転者の限定を設定する必要があります。

計算される保険料は、年齢制限が高くなるほど、保険料が安く設定される仕組みです。年齢制限の設定は、ダイレクト型自動車保険や代理店型自動車保険によって異なります。

具体的に「おとなの自動車保険」では、年代ごとではなく、1歳刻みごとに保険料を計算しています。

用途車種・型式などの型式料率クラス

自動車保険料は、車の型式ごとの事故発生実績から算出した料率クラスによって保険料が計算されています。自動車保険料を計算する型式別料率クラスには「対人賠償」「対物賠償」「人身傷害・搭乗者傷害」「車両保険」の4つの項目が設定されています。

各項目ごとで記載される数字が大きいほど、保険料が高く設定されています。一般的には、盗難や事故などで高額な損害費用が想定されやすい車種ほど、料率クラスは高く設定されることを理解してください。

軽自動車は比較的、保険料が安く設定される車種が多いです。自動車保険に加入検討している方は、対象車種がどのくらいの料率クラスで設定されるのかをあらかじめ確認しておきましょう。

自動車保険に加入する際の等級制度

自動車保険の等級制度は、契約者の過去にどのくらいの事故件数を起こしたかによって1等級〜20等級まで設定されています。等級が20等級に近づくほど、保険料の割引率が高く設定されており、逆に1等級に近づくほど、保険料が割り増しになります。

18歳・19歳が新規で自動車保険に加入する場合、自動車保険の等級は6S等級からスタートします。6S等級は、20等級と比較して保険料の割引率が低く設定されているため注意しましょう。

加入する等級を少しでも上げた状態で加入したい場合には、等級シャッフルや等級継承ができる条件を確認することをおすすめします。

記名被保険者が所有する免許証の色は何色なのか?

自動車保険を契約する記名被保険者の免許証の色ごとに保険料の割引率が異なります。免許証の色がゴールド免許の場合、優良運転者として判断されるため、ゴールド免許割引が適用されます。割引される保険料は、運転者限定によって割引率が異なります。

具体的には、運転者限定が「本人限定の場合10%〜15%」、運転者限定が「本人・配偶者限定もしくは全年齢の場合5%〜10%」の割引率が適用されます。

免許証は3年〜5年ごとに更新手続きを行います。仮のブルー免許からゴールド免許に変更された場合には、保険代理店にゴールド免許に変更されたことを伝え、適切な対応をしてもらいましょう。

補償内容や保険金額・自己負担額の設定

保険会社ごとに用意している補償内容や自己負担額の設定によって、保険料が異なります。保険会社が提供する補償内容は、契約者が希望する内容によって付帯する内容が変わります。一般的に付帯する補償内容が多くなるほど、年間に負担する保険料は高額に設定されます。

自動車保険会社ごとに提供している補償内容は、特定条件を満たしている場合、内容が重複している可能性が考えられます。

さらに自己負担額を高く設定することで全体の保険料を安く調整できます。自己負担額は、事故を起こした際を考慮して、リスク許容度の範囲内で設定金額を上げることをおすすめします。

車両保険の加入可否に対する保険料設定

車両保険の可否によって全体の保険料が大きく異なります。車両保険とは、ご自身が所有する車の損害に対して補償される保険金額のことです。車両保険は自動車保険料の約4割〜6割を占める負担金額とも言われており、年間保険料を計算する上では重要な項目です。

しかし、保険料を安くしたいという理由だけで車両保険を付帯しないことはおすすめしません。車両保険には「一般条件」と「車体車限定」の2つの種類があり、一般条件では、単独事故もしくは相手がいる損害に対して保険が適用できます。

一方、車体車限定では、単独事故での損害費用は適用範囲外になり、相手がいる事故だけ保険が使えます。

18歳・19歳が自動車保険料を安く抑える方法

18歳・19歳が自動車保険に加入する場合、保険料を安く抑える方法を5つ解説します。

以下で紹介する方法は今後、自動車保険に加入検討している方であれば必ず理解してほしい内容です。1つ1つの方法を詳しく解説します。

等級シャッフル制度を活用して保険料を抑える

等級シャッフル制度を活用して保険料を抑える方法は効果的です。等級シャッフルとは同居の親族間で現在自動車保険に加入している方がいる場合、等級を入れ替え保険料の割引率を高くする方法です。

仮に20等級の自動車保険を所有する同居の親族がいる場合、車を購入した場合や入れ替え時に自分の等級を20等級の方に渡し、20等級の自動車保険を自分がもらう仕組みです。

等級シャッフルのデメリットは、等級が20等級よりも低くなる側のほうが、年間に負担する保険料が高くなってしまうことです。等級シャッフルを行う場合には、等級シャッフルを行うことでお互いの保険料がどのくらい変更されるのかを確認してから適切な手続きを行いましょう。

ダイレクト型自動車保険への加入

ダイレクト型自動車保険への加入は自動車保険料を安く抑える最大のポイントです。ダイレクト型自動車保険は、代理店型自動車保険のように代理店を仲介に挟まない代わりに契約者の保険料を安く提供しています。

ダイレクト型自動車保険は、代理店型自動車保険よりも補償内容は手厚くありませんが、新規契約で10,000円〜20,000円の割引が適用されるためおすすめです。

特に18歳・19歳の方は保険料が高く設定されやすい傾向が有ります。ダイレクト型自動車保険であれば、継続更新時も早期満期更新手続きでの割引が適用されます。

自動車保険料の重複項目に対する再確認

自動車保険の商品を付帯する場合、内容の重複がないのかを確認しましょう。内容の重複とは、付帯する保険の適用条件が同居の親族または別居の未婚の子の間で満たしている場合に限り、補償を付帯しなくても良いことです。

つまり、同居の親族間の中でどなたか1人同じ補償内容を付帯している方がいれば、自分も同じ保険を適用できることを意味します。

自動車保険の重複項目として挙げられる内容は弁護士費用特約や個人賠償責任保険などの特約です。代車費用特約については、契約者ごとに加入する必要があるため付帯の追加をおすすめします。

車両保険を外して保険料を安くする

自動車保険の補償内容の1つである車両保険を付帯しない方法も保険料を安く抑える1つの方法です。車両保険は保険料負担の約4割〜6割を占めています。つまり、車両保険を付帯しなければ、保険料を大きく抑えられるチャンスです。

ただし、車両保険を付帯しないことは、ご自身の車に何かしらの損害が発生した場合に対して、保険が適用できないことを意味します。

単独事故や相手がいる事故でご自身の車の損害費用は実費負担で修理する必要があることを覚えておきましょう。

車両保険には「一般条件」と「車体車限定」の2つの特約があり、保険料負担をなるべく抑えつつ、自分の車に発生して損害費用をなるべくカバーしたい方は「車体車限定」の車両保険を付帯しておきましょう。

増車扱いの加入で7S等級から保険を開始する

同居の親族間が自動車保険に加入している状態で等級が11等級以上の契約の場合、新しい車を購入した上で保険に加入する際には増車扱いで契約可能です。一般的に自動車保険を新規契約する場合には、6S等級から保険がスタートします。

6S等級は割増計算で保険料が計算されるため、保険料が高くなりやすいです。しかし、増車扱いで7S等級から保険をスタートできれば、30%以上の割引が適用された状態で自動車保険を新規契約できます。

増車扱いで保険に加入できる条件は、あくまで同居の親族の中に11等級以上の保険を所有している場合に限るため、注意しましょう。

18歳・19歳で相場より安い自動車保険料を探すなら一括見積もりがおすすめ

18歳・19歳の方は自動車事故を起こすリスクが高いことから、自動車保険が高く設定されています。何も調べずに人に言われたまま、自動車保険に加入すると金銭面的負担が大きくなります。そんな場合には、自動車保険の一括見積もりの利用がおすすめです。

自動車保険の一括見積もりとは、一度の見積依頼で複数の保険会社から見積回答が得られる便利なサービスです。自動車保険の一括見積もりを利用することで、一度に複数の保険会社に査定依頼でき、結果的には安い自動車保険選びに繋がります。

なるべく安く自動車保険に加入したいと考える18歳・19歳の方は、ぜひ自動車保険の一括見積もりを利用して、最適な自動車保険会社を探してください。

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