【2020年版】お金がなくても乗りやすい国産スポーツカーおすすめ10選!平均中古価格も掲載!
スポーツカーでも4WDや4ドア、軽量モデルなどかっこいいモデルはさまざま。今回はそのなかでも国産車のスポーツカーに絞ってピックアップ!国産でお手軽にスポーツ気分を味わえるクルマを解説しながら、中古車価格も踏まえて紹介します!
※ 新車・中古車価格等はすべて2020年8月時点の情報です。選定車種は約3年前のものです。
- Chapter
- ①トヨタ 86 (ハチロク)
- ②トヨタ アルテッツァ
- ③ホンダ ビート
- ④ダイハツ コペン
- ⑤マツダ ロードスター(ND型)
- ⑥マツダ RX-7(FD型)
- ⑦三菱 ランサーエボリューションX
- ⑧三菱 FTO
- ⑨日産 シルビア
- ⑩スバル インプレッサ WRX STI(3代目)
お手軽にスポーツ気分を味わえるクルマ10選
①トヨタ 86 (ハチロク)
トヨタ 86 (ハチロク)
トヨタ 86
<2020年時点>平均中古車価格196.5万円
「ハチロク」の愛称で有名なトヨタ 86(ハチロク)は現在も新車で販売されており、新車価格は267.2万円〜348.7万円です。
ターボのない2.0L 水平対向エンジンの最高出力は、MT車でも152kW(207PS)と現代ではアンダーパワーですが、良い意味で値段にそぐわないスピード感、エンジン音、カッコいい外装と内装が魅力的な車となっています。
- ボディタイプ
- クーペ
- 乗車定員
- 4名
- 型式
- 4BA-ZN6
- ドア数
- 2
②トヨタ アルテッツァ
2005年に販売が終了し、近年はお目にかかる機会が少なくなってきたトヨタ アルテッツァ。新車価格は206万円〜364万円でした。
デビューした1998年当時、日本では数少なかったFRのスポーツセダンということで、クルマ好きから期待を集めました。しかし、実際に販売されると重い車重や、車重に対して非力なエンジンなど市場の期待を満たすことができず、「不遇の名車」と呼ばれようになりました。
しかし、優れた剛性と数少ないFRという駆動方式が買われ、チューニングベースとして一部では人気車種となりました。
平均中古車価格:54.9万円<2020年時点>
平均中古車価格:53.3万円<2019年時点>
平均中古車価格:47.9万円<2017年時点>
③ホンダ ビート
軽自動車でありながら、スポーツカーでもあるホンダ ビート。新車価格は138万円〜152.7万円でした。
この価格は、前年に発売されたスズキ セルボモードのトップグレード(ターボ、4WD)が129.6万円だったことを考えると、当時の軽自動車としては相当に高いものでした。
しかし、排気量を考えずにミドシップのオープンスポーツカーと考えればかなりお買い得。そのスタイリングに一目惚れした人も多く、現在でも多くビートが現役で残っているといわれます。
平均中古車価格:62.3万円<2020年時点>
平均中古車価格:61.5万円<2019年時点>
平均中古車価格:60.6万円<2017年時点>
④ダイハツ コペン
ダイハツ コペン
ダイハツ コペン
<2020年時点>平均中古車価格143.3万円
軽自動車でありながら、電動オープンという豪華なメカニズムが人気のダイハツ コペン。現在も新車が販売されており、新車価格は188.7万円〜244.6万円です。
駆動方式がFFであったり、ATがCVTだったりと、スポーツカーとしてはやや不満な点もありますが、入門編としてみれば軽自動車特有の維持費の安さが魅力的な1台です。
- ボディタイプ
- 軽自動車
- 乗車定員
- 2名
- 型式
- 3BA-LA400K
- ドア数
- 2
⑤マツダ ロードスター(ND型)
マツダ ロードスター
マツダ ロードスター
<2020年時点>平均価格208.8万円
愛され続けるスポーツカー、マツダ ロードスターは、1989年に販売され、世界中にオープンカーブームを起こしたモデルです。現行モデルは4代目として新車で購入でき、新車価格は260.1万円〜333.4万円です。
ロードスターは世界中に多くのファンを持つ車で、現行ND型では金属製ルーフを装着した派生車種としてロードスター RFもラインナップに加わっています。さらに、その車体は海外車種にも使われ、イタリア車のアバルト 124スパイダーは4代目(ND型)ロードスターをベースにしています。
- 最高出力
- 131~132ps
- 燃費(JC08モード)
- 17.2~18.6km/L
- 燃費(WLTCモード)
- 16.8~17.2km/L
- 駆動方式
- FR
- 排気量
- 1,496cc
- 乗車定員
- 2名
⑥マツダ RX-7(FD型)
こちらも販売がすでに終了しているものの、いまだに根強いファンがいるマツダ RX-7です。新車価格は309万円〜404万円でした。RX-7は、ロータリーエンジンを搭載し、他の国産スポーツカーとは一線を画すエクステリアで、多くの人々を魅了しました。
最終型でも18年前、またロータリーエンジンはコンディション管理がレシプロエンジンに比べ大変なため、状態確認はきちんとしましょう。
平均中古車価格:349.2万円<2020年時点>
平均中古車価格:276.5万円<2019年時点>
平均中古車価格:214.3万円<2017年時点>
*RX-7の中古車価格は、3年前と比べて135万円ほどあがっています。
⑦三菱 ランサーエボリューションX
ランサーエボリューションの最終型となったX。通称エボX(エボテン)。新車価格は、299万円〜540万円でした。
2016年4月に登場した特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」をもって販売終了し、長きにわたり生産されたランエボの歴史がついに途絶えることになりました。
平均中古車価格:256.1万円<2020年時点>
平均中古車価格:282万円<2019年時点>
平均中古車価格:264万円<2017年時点>
⑧三菱 FTO
三菱FTOは、1994年から2000年まで販売され、新車価格は164万円〜251.5万円でした。
三菱 ミラージュをベースとしたFFスペシャリティカーで、国産車初のマニュアルモード付きAT 「INVECS-II」の採用も当時話題となりました。そのインパクトのあるスタイリングとポイントを押さえた走行性能は、各方面から賛辞を送られ1994-1995日本カーオブザイヤーを受賞しています。
平均中古車価格:82.1円<2020年時点>
平均中古車価格:83.8円<2019年時点>
平均中古車価格:40.4万円<2017年時点>
*三菱FTOの中古車価格は、3年前と比べて42万円ほどあがっていて、2倍以上の価格になっています。
⑨日産 シルビア
シルビアは、1965年〜2002年にかけて販売されたスペシャリティカーです。新車価格は197万円〜273万円でした。
なかでも、1988年に登場したS13、1993年のS14、そして1999年の最終モデルS15は、当時このボディサイズでは希少になりつつあったFRレイアウトを採用しており、ターボグレードも用意されていたことからチューニングベースとして人気を博しました。
スポーティーなデザインと軽快な走りでユーザーの支持を集め、クルマの販売競争の激しい時代を37年間に渡って駆け抜けた歴史あるモデルです。
平均中古車価格:170.9万円<2020年時点>
平均中古車価格:143万円<2019年時点>
平均中古車価格:125.5万円<2017年時点>
*日産 シルビアの中古車価格は、3年前と比べて45万円ほどあがっています。
⑩スバル インプレッサ WRX STI(3代目)
スバル インプレッサ WRX STI
スバル インプレッサ WRX STI
<2020年時点>平均中古車価格175.9万円
最後は、3代目インプレッサ WRX STI。5ドアハッチバックと4ドアセダン(2010年以降)がありました。新車価格は315万円〜593.3万円です。
ツインスクロールターボを採用した水平対向エンジンは、最高出力227kW(308PS)を発生しました。4WD+水平対向ターボというパッケージは、スバルだけであり、他には代えがたい魅力を持っています。
- 最高出力
- 300~329ps
- 燃費(JC08モード)
- 9.4~13.2km/L
- 燃費(WLTCモード)
- 11.2km/L
- 駆動方式
- 4WD
- 排気量
- 1,994~1,998cc
- 乗車定員
- 5名
以上、10車ピックアップしてみました。中古価格で200万超えのお手頃価格とは言えない車もありましたが、今ならばまだ手が届く金額といえるでしょう。クルマ好きを自認するのであれば、死ぬまでに1度はスポーツカーに乗ってみるという体験も大切だと思います。
我慢してスポーツカーに乗らないより、国産のお手頃な価格のスポーツカーに乗っても良いのではないでしょうか?