ドリフトのやり方って?おすすめの車は前輪駆動のFF車よりFR車!?

ドリフト

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Driftとは、"漂う、流れる"という意味の英語ですが、『ドリフト走行』は単にオシリを滑らせて走るだけではなく、漂いつつも上手にアクセルやステアリング、ブレーキ、クラッチペダルなどをコントロールしながらのスポーツ走行を意味します。「イニシャルD」の人気もあって、ドリフトを楽しむために、アジアやアメリカ、オーストラリアなどから日本へ旅行に訪れるユーザーも少なくないと言います。では、実際にドリフト走行を楽しむためには、どうしたら良いのでしょうか?
Chapter
ドリフトの仕方・操作やテクニックにはどんなものがある?
ドリフトするのに必要なのはFR車と機械式LSD
イチオシは低コストでドリフトが楽しめる日産 シルビアやトヨタ アルテッツア
ドリフトのやり方が覚えられる練習場はどこにある?

ドリフトの仕方・操作やテクニックにはどんなものがある?

ドリフトは、コーナー進入時、リア(もしくはフロントとリア)タイヤを意図的にスライドさせ、車をコントロールするドライビングテクニックのことで、ラリーやジムカーナなどのタイトコーナーで古くから使われてきました。

現代のドリフト競技では、スライド状態を維持したまま高速コーナーを速く、美しく駆け抜けることが求められます。その際、ドライバーにはステアリング操作に加え、アクセル、ブレーキ、サイドブレーキ、クラッチなどの繊細な操作が求められます。

ドリフトのテクニックとしては、慣性ドリフト、ブレーキングドリフト、パワースライド、クラッチキック、サイドブレーキドリフト、シフトロックなどがあります。

ドリフトするのに必要なのはFR車と機械式LSD

ドリフト入門には、FR車が適しています。FF車でもできなくはないですが、FR車とは構造が異なり、難易度が高まります。また、同じ後輪駆動でもMR、RR車は、スライド発生後のコントロールが難しく、初心者にはオススメできません。

ということでドリフトが一番やりやすいのは、FR車ということになります。

オススメは、ちょっと昔の国産FR車です。それに機械式LSDを装着すれば、準備は完璧です。

ノーマルのデフは、どちらか片方の車輪が空転した場合、パワーが逃げてしまうので、片側が空転してしまうような状況のとき、一時的にデフをロックし両輪に力を伝えるためにLSDが必要になります。

機械式LSDは、ドリフト走行をしやすくするための装備なのです。

イチオシは低コストでドリフトが楽しめる日産 シルビアやトヨタ アルテッツア

イニシャルDの読者だった方は、AE86レビンでドリフトを行うことに憧れがありそうですが、AE86はすでにコレクターズアイテムとなっており、程度の良い車両は高値。ドリフトの入門・練習用には向きません。

そこで人気なのが、日産 シルビアです。S13、14、15、さらに180SXやシルエイティも仲間ですが、一番のおすすめはS14。S13では経年劣化が心配ですし、S15は少々価格が高め。その点、S14の中古車は、ドリフト走行用にLSDや車高調を装着した車両も多く、すぐ練習に持ち込めて、さらに中古パーツも豊富にそろっているためメンテナンスもしやすいのです。

ただしシルビア系は、2ドアで日常での使い勝手は悪くなります。そこで4枚ドアの実用性が欲しいという方には、最高出力210psと十分なパワーで燃費も比較的良く、メンテナンスもラクな、トヨタ アルテッツアがおすすめです。

ドリフトのやり方が覚えられる練習場はどこにある?

練習をするなら、公道はNGです。危険走行で検挙されるかもしれません。

ドリフトの練習は、広くてフラットな路面のクローズドコースで行います。関東では、富士スピードウェイや南千葉サーキットが有名ですが、その他のサーキットでも、ショップの貸し切りなどでドリフトの練習会が行われています。また、福島のエビスサーキットは、ドリフトのメッカとして、日本のみならず海外からもドリフトファンが訪れています。

なかにはドリフトを教えてくれる(走行会など含む)サーキットもあります。営業時間やドリフト走行の練習会などは、サーキットに確認してみてください。

なかなか実践することのないドリフト。サーキットなどの安全な場所で、腕を磨きましょう!

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