自動車保険を解約・途中解約する際の手続きと注意点

自動車保険

任意の自動車保険は一度契約すると更新月まで解約できないと思っている人もいるのではないでしょうか。。事情があって車を手放すことになった場合や割安でサービス内容の良い保険会社を見つけた場合は、途中解約したくなることもあるでしょう。ここでは、自動車保険の途中解約の手続きや注意点について解説します。

Chapter
自動車保険の解約・途中解約とは?どんな時に発生する?
自動車保険の解約・途中解約の手続きは?
保険会社間の等級引き継ぎはどうなる?
保険料が払えない場合は解約すべき?
自動車保険の解約・途中解約をする場合のポイント

自動車保険の解約・途中解約とは?どんな時に発生する?

自動車保険の解約には「満期解約」と「途中解約」があります。満期で解約する場合は契約更新をしなければ継続されないため、自動更新特約を付けていない限り、何もする必要はありません。一方、途中解約の場合には、保険会社に申し出て必要な手続きを行います。解約の事情は、個々によってさまざまです。たとえば海外に転勤しなければならなくなったり、保険料の支払いが厳しくなったりした場合などが挙げられます。そのほかに、今よりもロードサービスが充実している別の保険会社に乗り換えたい場合も理由として挙げられます。

自動車保険の解約・途中解約の手続きは?

自動車保険の途中解約はどのように行うのでしょうか。保険の乗り換えをする場合の手続きは以下のとおりです。

【乗り換えの手続きの流れ】

1. サービス内容や見積金額を比較して、どこの保険会社に乗り換えるかを検討する
2. 乗り換える保険会社に「保険証券」、「車検証」、「運転免許証」を提示し、契約手続きを完了する
3. 今契約中の保険会社に解約の申し入れをする
4. 乗り換える保険会社に必要な書類を提出し、保険料を支払う

注意点は、今の保険会社と新しい保険会社の空白期間がないように設定することです。解約日と契約の開始日を同日にしないと、等級が引き継がれなくなる可能性があります。

保険会社間の等級引き継ぎはどうなる?

自動車保険の等級はどのように決まるのでしょうか。免許を取って初めて自動車保険を契約する場合は6等級からスタートし、事故がなければ毎年1等級ずつ増え最大20等級まで上がります。等級が上がれば上がるほど保険料は安くなりますので、等級の引継ぎは保険料の負担を考えると重要です。

解約のタイミングは、満期に合わせることがベストです。過去1年で事故がなければ、1等級上がった状態で乗り換えることができます。これに対して途中解約の場合はその時点での等級で乗り換えることはできますが、等級の判定日が契約開始から1年後になります。

〈保険期間中に途中契約して保険会社を切り替える場合〉

たとえば12等級のときに途中解約して保険会社を切り替える場合、新しい自動車保険の等級も12等級からスタートできます。しかし新しく契約した日から1年経たなければ、無事故による等級判定はされませんので、途中解約するタイミングによっては等級の判定に大きく影響します。

保険料が払えない場合は解約すべき?

保険料の支払いがどうしても厳しい場合、自動車保険は思い切って解約した方がよいのでしょうか。車に乗り続ける場合には、事故発生リスクや運転の危険性という観点からおすすめできません。

事故が起きた場合、運転者に加入義務のある自賠責保険で対応することもできますが、補償金額に上限があるため十分とはいえません。補償金額の大きい任意の自動車保険に入っておくことは必須だといえます。車に乗っていると必ず事故の心配がつきまといます。保険料を抑えたい場合は補償内容の見直しや割引制度を活用するなどの工夫をおこない、車に乗り続けるのであれば、安易に解約してしまわないほうが賢明です

自動車保険の解約・途中解約をする場合のポイント

自動車保険の途中解約におけるポイントには何があるのでしょうか。まず過去1年間に事故を起こして等級が下がることがわかっているときには、急がずに満期日まで待ってから乗り換えることです。途中解約してしまうと契約開始日の段階から等級が下がってしまうので、残っている日数分損をすることになり、結果的に金額が高くなってしまいます。また支払方法を年払いとしている場合、解約のタイミングによって解約返戻金の額が異なりますので、事前に確認しておくこともポイントです。


自動車保険の解約は、それぞれライフスタイルや家庭環境を考え適切なタイミングで手続きをおこなうことが大切です。お得な保険会社に乗り換えようと思っても、手続きの時期を間違ってしまったり早々と途中解約したりしたために、逆に損をしてしまうこともあります。そのため途中解約では、しっかり自動車保険の見積りをとって納得できるまで確認しましょう。なお、一社ずつ調べるのが面倒だ…と思われる方は便利で簡単な一括見積もりサービスを利用するのがおすすめです。

藤 孝憲|とう たかのり

日本FP協会所属のファイナンシャルプランナー。企業に属さない中立公正なファイナンシャルプランナーとして、2006年に独立。保険商品や住宅ローンなどの金融商品の選び方を中心に情報発信しています。保険分野については、約30社の生損保商品を販売していた元保険募集人としての経験や情報を生かした執筆をしております。保険商品は難しいかもしれませんが、複数の商品を比較して初めてそれぞれの商品の特徴が浮かび上がります。記事を通して、商品選びの参考になれば幸いです。

【保有資格】
CFP®、宅建士(未登録)、住宅ローンアドバイザー、証券外務員二種、エクセルVBAエキスパート

藤 孝憲
一覧に戻る

価格.com一括見積りご利用の流れ

①免許証・保険証を準備 ②価格.com一括見積りを開き「一括見積りスタート(無料)をタップ」③見積り条件の入力 ④比較・検討 ①免許証・保険証を準備 ②価格.com一括見積りを開き「一括見積りスタート(無料)をタップ」③見積り条件の入力 ④比較・検討

自動車保険をまとめて比較

国内No.1サイト「価格.com」最大8社から比較できる!※Nielsen Online 2019年1月調査

\あなたの保険料を調べましょう/

価格.comで一括見積り (無料) 価格.comで一括見積り (無料) ※Nielsen Online 2019年1月調査