交通事故の発生から保険金支払いまでの流れや手続きについて

自動車保険

車を運転することは楽しく便利であるかもしれませんが、事故のリスクも伴います。だれもが事故の当事者になる可能性があります。実際に交通事故を起こしてしまったとき、金銭面での補償を受けられるのが自動車保険です。この記事では交通事故に遭った際の保険会社への連絡から、保険金の支払いまでの流れや手続きについて解説します。

Chapter
交通事故を起こした時はどうすればいい?
保険会社の事故受付センターや保険代理店には、いつ何を伝えたらいいの?
保険金支払いまでの流れと手続きとは?
交通事故の大半は「示談」で解決できるって本当?
保険会社の事故対応サービス

交通事故を起こした時はどうすればいい?

交通事故を起こしたときや巻き込まれてしまったときにまずすべきことは、事故当事者の生命と安全を確保することです。自分自身のケガの有無や身体の状態をチェックし、自分が動けるようならすぐに相手方の状態も確認しましょう。ケガの状況次第では、救急車が必要となります。

その次の段階として事故を起こしてしまった車両を動かせるのであれば、ほかの交通の妨げにならない場所へ移動させます。そして警察への連絡は必ず行いましょう。保険の補償を受けるためには警察への届けが必要なので、忘れることがないようにしてください。また状況に応じてケガの応急措置をしたり、事故状況について相手の話を聞いてメモを残したりする必要があります。慌てず、落ち着いて対応するようにしましょう。

※参照
【自動車事故】事故現場ではどのような対応をすればいいのでしょうか? | よくあるご質問(FAQ) | 東京海上日動火災保険

保険会社の事故受付センターや保険代理店には、いつ何を伝えたらいいの?

交通事故の初期対応が済んだら速やかに、自分が加入している保険会社の事故受付センターや保険代理店へ連絡をします。このときに伝えるべき項目はおもに6つです。

1、保険の情報:加入している自動車保険の証券番号
2、運転者の情報:自分の氏名や生年月日、免許証番号や連絡先の電話番号、保険契約者との関係など
3、自動車の登録番号:事故を起こした車の登録番号、ナンバープレート
4、事故発生日時と場所
5、事故の状況:死傷者の有無や損害状況、自動車の動き方など
6、相手方の情報:相手方の氏名や住所、連絡先番号、自動車登録番号など

事故を起こしてしまった場合は動揺してしまうかもしれませんが、保険会社の事故受付センターや保険代理店の事故対応は丁寧だと思いますので、質問された内容に対して一つひとつ落ち着いて回答しましょう。

※参照
事故の連絡|自動車の事故|ご契約者さま|三井住友海上
事故連絡をする際、保険会社に何を伝えればいいですか?/損保ジャパン

保険金支払いまでの流れと手続きとは?

保険会社に交通事故の連絡を入れると、後日、保険金を請求するために必要な書類の案内が届きます。一般的に必要となる書類は、ケガなどがあった場合に病院が発行する「診断書」や「診療報酬明細書」、事故の状況を説明する「事故発生状況報告書」や「交通事故証明書」です。

並行して保険会社では、保険金支払いの対象となる事故かどうか、損害の範囲はどのくらいかなどの事故調査を行い、仮の損害賠償金額を決定します。そのあと過失割合などを考慮しながら相手方との示談交渉を開始します。最終的に示談交渉を経て確定した金額が保険会社から振り込まれます。これが保険金支払いまでの大まかな手続きと流れです。

交通事故の大半は「示談」で解決できるって本当?

事故に対してまったく責任がないという場合を除き、交通事故の大半は「示談」によって解決されています。交通事故の相手方との交渉が上手くいかない場合、裁判や交通事故紛争処理センターなどを活用することになります。なお交渉に必須の「交通事故証明書」は、事故の際に警察に通報しておかないともらえませんので、軽微な事故であっても、必ず通報しましょう。

保険会社の事故対応サービス

交通事故の経験はほとんどないのが一般的ですので、上手に事故対応できるとは限りません。自分の加入している保険の補償範囲や金額だけではなく、実際に事故が起きたときの保険会社の事故対応について事前に確認しておくことが大切です。

サービス内容は各社ごとに異なりますが、保険会社の提供する一般的な事故対応サービスとしては、「ロードサービス」や「代車手配」、「修理工場紹介」などがあります。24時間365日受け付けている保険会社も多く、示談交渉サービスが付帯されているのが一般的です。

交通事故の際には、自分自身や相手方の生命と安全を最優先に行動するとともに、警察や保険会社へ必ず連絡しましょう。保険会社からの案内のどおりに手続きすれば滞りなく保険金が支払われますが、具体的な事故対応サービスの内容は保険会社によって異なり、事故に対する負担もサービス内容次第で変わってきます。不安のある人は各社サービスをよく比較・検討するとともに、一括見積りなどを利用して客観的に見比べてみることをおすすめします

藤 孝憲|とう たかのり

日本FP協会所属のファイナンシャルプランナー。企業に属さない中立公正なファイナンシャルプランナーとして、2006年に独立。保険商品や住宅ローンなどの金融商品の選び方を中心に情報発信しています。保険分野については、約30社の生損保商品を販売していた元保険募集人としての経験や情報を生かした執筆をしております。保険商品は難しいかもしれませんが、複数の商品を比較して初めてそれぞれの商品の特徴が浮かび上がります。記事を通して、商品選びの参考になれば幸いです。

【保有資格】
CFP®、宅建士(未登録)、住宅ローンアドバイザー、証券外務員二種、エクセルVBAエキスパート

藤 孝憲
  • 前の記事

    自動車保険の名義変更に必要な手続きとは?等級引継ぎについても詳しく解説

  • 一覧に戻る
  • 次の記事

    車を買い替えた時の自動車保険はどうする?車両入替手続きについて詳しく解説

一覧に戻る

価格.com一括見積りご利用の流れ

①免許証・保険証を準備 ②価格.com一括見積りを開き「一括見積りスタート(無料)をタップ」③見積り条件の入力 ④比較・検討 ①免許証・保険証を準備 ②価格.com一括見積りを開き「一括見積りスタート(無料)をタップ」③見積り条件の入力 ④比較・検討

自動車保険をまとめて比較

国内No.1サイト「価格.com」最大8社から比較できる!※Nielsen Online 2019年1月調査

\あなたの保険料を調べましょう/

価格.comで一括見積り (無料) 価格.comで一括見積り (無料) ※Nielsen Online 2019年1月調査