自動車保険は事故対応力を比較しよう!重視すべきポイントや選び方とは?

自動車保険

自動車の購入に合わせて加入する自動車保険ですが、多くの保険会社がさまざまな自動車保険を販売していることもあり、どのようなポイントに注目して保険を選べばいいか迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、自動車保険の補償のなかでも特に事故対応力に焦点を当てて、万が一の交通事故やトラブルの際にしっかりとしたサポートが受けられる自動車保険の選び方について、ファイナンシャルプランナーの藤 孝憲氏と伊藤 亮太氏に紹介していただきました。

Chapter
ファイナンシャルプランナー 藤 孝憲(とう たかのり)氏による事故対応力のポイント解説
自動車保険の事故対応力とは?
事故対応力はどうやって比較したらいいの?
事故時に保険会社がしてくれる対応とは?
失敗しない自動車保険の選び方
ファイナンシャルプランナー伊藤 亮太(いとう りょうた)氏が重視する事故対応力とは
事故対応に違いはあるの?どちらがおすすめ?
事故対応はどのようなポイントを重視すべき?
事故対応を充実させるには

ファイナンシャルプランナー 藤 孝憲(とう たかのり)氏による事故対応力のポイント解説

自動車保険の事故対応力とは?

自動車保険における事故対応力とは、どのような内容の補償を指すのでしょうか。一般的に事故対応力とは、万が一事故を起こしたときに「初期対応をどのくらい素早くしてくれるか」、「相手との交渉はどの程度サポートしてくれるか」という能力のことです。実際に事故を起こしてしまった当事者は気が動転してしまい、的確な判断や適切な対応ができなくなってしまうことが考えられます。また法律や補償に関する知識がなければ、事故後の対応も手探りでおこなうことになるため、保険会社が間に入って事故相手への対応や話し合いを進めてくれる、というオプションに魅力を感じている人は少なくありません。

これまで事故を起こしたことがない方であれば「どのような保険でも同じである」と感じるかもしれません。運転の上手いドライバーでも夜間であれば見通しが悪く運転リスクが高まりますし、気づかないうちにスピードを出してしまい不慮の事故を起こしてしまう可能性もあります。どれだけ気を配っても相手の不注意で事故を貰ってしまうことも考えられます。

夜間の事故であっても的確かつ迅速に対応してくれるかどうかが自動車保険選びにおいては非常に重要なポイントです。どのような補償内容でどんなサポートがあるのかについてしっかり事前確認するとともに、事故を起こしてしまったドライバーは現場で何をするべきかを迅速かつ明確に示してくれる事故対応力の高い保険会社を選びましょう。

事故対応力はどうやって比較したらいいの?

自動車保険の内容を検討する際は保険料や補償内容などさまざまな事項を見て比較することになります。事故対応力に絞り込んで比較・検討していく場合、見るべきポイントはおもに2つあります。

事故対応力のポイント1:いつでも初期対応してくれるかどうか

1つ目は、事故を起こしてしまったときに「いつでも初期対応してくれるかどうか」という点です。コールセンターは24時間対応であるところが多いものの、実際に事故を起こした際の相手への対応や具体的な指示を出す早さや対応力には保険会社によって差があります

できるだけ迅速に動き出して対応を行ってくれる保険会社であれば事故対応力は高い、と言えるでしょう。その日のうちに対応してくれて今後の具体的な方針と見通しを示してくれるような保険会社であれば、事故後の不安なドライバーの気持ちもきちんと整理し状況を落ち着かせてくれるはずです。

事故対応力のポイント2:保険会社がどこまでサポートしてくれるか

2つ目の検討するべき項目は、実際に事故を起こしてしまった場合に「保険会社がどこまでサポートしてくれるか」という点です。事故に関する補償についての知識があって、自分一人で全ての手続きを済ませられる人は決して多くはないでしょう。また不慮の事故を起こしてしまったケースでは気が動転してしまい、知識や経験のある人でも適切な判断で迅速に対応ができるとは限りません

事故後の対応について助言はどの程度してくれるのか」、「事故の相手にも丁寧に対応してくれるのか」、「手続きはどの程度保険会社でやってくれるのか」というポイントについても事故対応力を評価する上で欠かせない項目であると言えるでしょう。

事故時に保険会社がしてくれる対応とは?

自動車保険に加入したときに、保険会社がサポートしてくれる対応にはどのようなものがあるのでしょうか。自動車保険加入時に受けられる事故時のサポートやサービスがどのくらい充実しているかについても、保険の事故対応力を左右すると言えるでしょう。

まず事故を起こしてしまった自動車のためにレッカーサービスを派遣してくれる保険会社であれば安心です。近くのサービス拠点からレッカーなどのロードサービスを手配するので、事故現場がサービス拠点から近ければ、修理工場へ車を運んでもらうことができます。事故の連絡と同時にこのようなサービスを受けられるか、というスピード感も重要です。保険を契約する際に、どの程度サービス拠点が充実しているかを確認したほうがいいでしょう。

自動車保険には、過失割合や補償について、事故相手との話し合いをリードしてくれる示談交渉サービスが付帯されています。事故に関する賠償金などデリケートな内容の話し合いをリードしてくれるのはメリットです。過失割合は過去の判例などをもとに評価することになりますが、事故ごとの判例について知識が豊富な担当者が対応してくれるかどうかも保険を契約するときにチェックしたほうが良いポイントだと言えるでしょう。

失敗しない自動車保険の選び方

自動車保険の見直しを考えるときに保険料の安さが検討材料となります。「滅多に事故を起こすことはないだろう…」という安易な考えから高い保険料を払い続けていくのは無駄であると思い、必要な保険に加入しないことで保険料を節約してしまうことがあります。しかし、万が一事故を起こしてしまったときや交通事故などのトラブルに巻き込まれたときを考えて、保険料以外の観点からも保険をしっかり見極める必要があります。

実際の事故が起こった際にどのようなケアを車両や保険契約者にしてくれるかどの程度の補償をしてくれるのかなど、保険を選ぶ上ではこれらの点を総合的に判断して、万が一の際のサービスが充実している保険会社を選ぶと失敗は少ないでしょう。 

自動車保険について見直しをする際、保険料ばかりに目が行きがちですが、交通事故起こしてしまった際やトラブルに巻き込まれた際に「どのような対応や補償をしてくれるか」という点は非常に重要です。保険の選び方に正解・不正解はありませんが、今回紹介したポイントを比較した上で納得して選べる保険に加入することをおすすめします。まずはさまざまな保険会社の情報を集めることから始めましょう。


ファイナンシャルプランナー伊藤 亮太(いとう りょうた)氏が重視する事故対応力とは

事故を起こしてしまった場合、気が動転してしまい的確な判断や適切な対応ができなくなることは、誰にでも起こり得ます。その際に、あって助かるのが自動車保険です。

自動車保険では、事故後の対応として保険会社が間に入って事故相手への対応や話し合いを進めてくれるオプションがあります。こうしたオプションを含めて、事故対応に違いはあるのかどうか、通販型と代理店型を比較し、どちらがおすすめか解説していきたいと思います。

事故対応に違いはあるの?どちらがおすすめ?

通販型の場合、保険料は安いけれども、事故のときの対応に不安がある。そんな懸念をお持ちの方もいるかもしれませんが、結論から言えば、通販型も代理店型も、事故対応に関して大きな違いはありません。基本的に、いずれも24時間365日事故対応を行っています。

事故を起こした場合の対応として、まずは事故報告を保険会社に行います。通販型も代理店型も一般的に電話で事故受付を行っています。そして、事故発生の連絡を受けた保険会社の担当者が事故の状況を聞き取り、その場で何をすべきかアドバイスを行います。

その後、相手方への連絡、事故直後の医療機関の手配、代車の手配など必要なロードサービスの手配を行ってくれます。また、適正な保険金支払いのための調査や相手方との示談交渉を行い、事故解決に努めます。

大きな流れはいずれも変わりませんので、それよりも事故が発生した時にどのようなサポートを希望したいかで保険は選択すべきでしょう。

事故対応はどのようなポイントを重視すべき?

自動車保険について、事故対応におけるサポートを比較したい場合、どのようなポイントを重視すべきでしょうか。

比較すべきポイントは、初期対応サポート体制ロードサービスです。初期対応では、通販型においては受付時間に制限がある場合がありますので注意が必要です。なお、コールセンターは24時間対応のところが多いものの、実際に事故を起こした際の相手への対応や具体的な指示を出す早さ、対応力は保険会社によって差があります

保険会社のサポート体制も会社によってばらつきがある可能性があります。そのため、事故後の対応について助言はどの程度してくれるのか、事故の相手にも丁寧に対応してくれるのか、手続きはどの程度保険会社でやってくれるのかがポイントとなります。サポート体制がしっかりしている保険会社の場合、気が動転している場合でも冷静さを取り戻すことができるでしょう。

最後に、ロードサービスがつけられるかどうかも確認が必要です。事故が発生した場合、近くのサービス拠点からレッカーなどのロードサービスが手配されます。そのため、サービス拠点がどれほど充実しているかによって、事故の連絡時にロードサービスが素早く受けられるかが変わります。スピード感を重視する方は、サービス拠点が充実しているかどうかも確認しておきましょう。

事故対応を充実させるには

事故対応を充実させ、安心できる材料が欲しい。その場合には、「弁護士費用特約」を付帯することを検討しましょう。

弁護士費用特約とは、自動車事故により相手方に損害賠償請求を行うにあたって、弁護士に依頼する費用を保険会社が負担してくれる特約です。交通事故の被害にあった場合の面倒な手続きや示談交渉を任せることができ、解決方法のアドバイスを受けることもできるため、心強いことでしょう。いらぬ心配事をなくしたい場合には、弁護士費用特約を付加することをおすすめします。

事故対応において、通販型と代理店型で基本的に大きな違いはありません。ただし、細かく言えば、サポート体制やロードサービスなどの点で違いがあります。また、弁護士費用特約を付加することで面倒な手続きや示談交渉も任せることができます。できるだけ不安をなくすことができる、そうした保険選びを目指しましょう。

藤 孝憲|とう たかのり

日本FP協会所属のファイナンシャルプランナー。企業に属さない中立公正なファイナンシャルプランナーとして、2006年に独立。保険商品や住宅ローンなどの金融商品の選び方を中心に情報発信しています。保険分野については、約30社の生損保商品を販売していた元保険募集人としての経験や情報を生かした執筆をしております。保険商品は難しいかもしれませんが、複数の商品を比較して初めてそれぞれの商品の特徴が浮かび上がります。記事を通して、商品選びの参考になれば幸いです。

【保有資格】
CFP®、宅建士(未登録)、住宅ローンアドバイザー、証券外務員二種、エクセルVBAエキスパート

藤 孝憲

伊藤 亮太|いとう りょうた

岐阜県大垣市出身。慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻修了。在学中にCFPを取得する。その後、証券会社にて営業、経営企画、社長秘書、投資銀行業務に携わる。2007年11月に「スキラージャパン株式会社」を設立。現在、富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。著書に『図解即戦力 金融業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)、『ゼロからはじめる!お金のしくみ見るだけノート』(宝島社)、『あなたの街でも砂金が採れる!?~令和時代の砂金採り入門~』(Amazonオンデマンド)など多数。

伊藤 亮太
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