自動車保険の団体割引はどのくらい安くなる?団体割引のメリット・デメリット【2022年版】

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「自動車保険の団体割引を利用することで、どれくらい安くなるの?」
「自動車保険の団体割引は誰が加入できるの?」
「自動車保険の団体割引は利用した方が良いの?」

自動車保険にはさまざまな割引制度の一つである団体割引について、このような疑問がある人もいるのではないでしょうか。

この記事では、自動車保険の団体割引の概要や団体割引を利用することで得られるメリットとデメリットなどに加え、「団体契約」と「団体割引」の違いについて解説していきます。

この記事を読むことで、自動車保険の団体割引の基礎知識が把握できるため、自分が団体割引が適応される自動車保険に加入すべきか判断できるでしょう。

自動車保険の団体割引に興味がある人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

Chapter
自動車保険の団体割引とは?
団体割引は誰でも加入できる?
団体割引のメリット・デメリットは?
自動車保険の団体割引の注意点
「団体契約」と「団体割引」の違い
団体割引と比較して検討すべき自動車保険とは?
団体割引のメリット・デメリットを理解しておこう

自動車保険の団体割引とは?

自動車保険の団体割引とは、自動車保険に団体扱で加入することで保険料の割引を受けられるという制度です。団体割引制度に加入している企業や団体に勤務する従業員などが契約者となり、企業が保険料を契約者から集金して保険会社に支払います。

集金方法は給料から天引きされることが多く、保険料の割引率は5%から30%程度となっています。割引率は企業の規模や契約者の数によって異なります。企業の規模が大きければ大きいほど、契約者の数が多ければ多いほど割引率は高くなります。団体の事故率によっても割引率は変動します。

自動車保険の団体割引を利用している企業に就職すれば、団体扱いの自動車保険を利用することができ、福利厚生の一種として提供しているところもあります。

団体割引は誰でも加入できる?

自動車保険の団体割引を利用できる条件は、企業側が団体割引制度に加入していること加入する契約者が10人以上いることが一般的です。加入者が10名未満だった場合は割引されません。保険料の負担が軽減できるならほかの家族も活用したいと考えるでしょう。

一般的に保険料を支払う保険契約者は、その企業や団体の従業員でなければなりません。保険料は毎月受け取る給与から天引きされます。ただし、記名被保険者(おもに車を運転する人)や車両所有者(車の所有者)はほかの家族でも構いませんが、一定の条件があります。

・保険契約者本人
・保険契約者の配偶者
・保険契約者またはその配偶者の同居の親族
・保険契約者またはその配偶者の別居の扶養親族
 
上記に該当すれば、たとえば配偶者や子どもが団体割引を活用して自動車保険に加入することができます。子どもが独立して扶養から外れてしまった場合は条件を満たさなくなりますので、注意が必要です。また退職した場合については、団体割引の特約によっては退職してからも団体割引に加入し続けられるケースもあるようです。 

団体割引のメリット・デメリットは?

自動車保険の団体割引を利用するメリットとしては、「自動車保険料が安くなる」という点があります。加入者が多く、事故率が少ない企業であれば30%前後の割引を受けることができるので、個人で加入する自動車保険料よりも安くなる可能性が高くなります。個人で自動車保険に加入しているなら、団体扱の保険に切り替えたほうがコスト面でメリットを受けられるかもしれません。また保険料の支払いは給料からの天引きですので、「払い忘れがない」という点もメリットと言えるでしょう。

一方、デメリットもいくつかあります。加入している人が少ない場合や事故率が高くなっている場合は割引率が下がってしまいます。団体で加入できる自動車保険の保険料が元々高めである場合、割引率が低いと保険料もそこまで安くならない可能性があります。このような場合、個人で加入する自動車保険のほうが安いこともあるため注意が必要です。

自動車保険そのものの内容や補償内容がどのような仕組みになっているのか、退職した場合の特約はあるのかなど、事前に確認しておきましょう。

自動車保険の団体割引の注意点

自動車保険の団体割引を利用する場合、退職後の等級の取り扱いなどいくつか注意しておきたい点があります。ここからは、自動車保険の団体割引の注意点について見ていきましょう。

団体割引は保険会社を選べない

団体割引を利用する場合、会社が契約している保険会社しか選べません。

団体割引を適用できる保険商品を提供しているのは、代理店型のごく一部保険会社のみです。さらに、企業と契約しているものしか選べないため、選択肢は限られてしまいます。自分で自由に選びたいという場合には、団体割引の利用は諦めるしかないでしょう。

特約の重複に注意

同居している家族が別の自動車保険を契約している場合、特約の重複に注意しましょう。特約が重複してしまうと無駄な保険料を支払うことになります。加入前に補償範囲を確認して損をしないようにしましょう。

もし特約の重複が見つかった場合には、団体割引が適用される自動車保険の適用範囲を家族に広げて、家族の分は解約することを考えた方が良いです。

等級は退職後に引き継げる

団体割引を利用していた時の等級は、退職後や他の保険会社に乗り換える場合に引き継ぐことができます。

また、退職後に自動車に乗らなくなった場合などには、家族に等級を引き継ぐことも可能です。ただ、引き継げるのは同居の家族に限られます。

別居している家族には引き継げないため、等級を引き継ぐ予定がある場合、同居しているうちに記名被保険者を家族に変えておくと良いでしょう。

「団体契約」と「団体割引」の違い

自動車保険の「団体割引」に似た言葉に「団体契約」というものがあります。この2つにはどのような違いがあるのでしょう。「団体割引」と「団体契約」は、契約者や加入の条件に違いが見られます。

「団体割引」とは、これまで説明してきたように団体扱で自動車保険に加入することで受けられる割引のことです。契約者数が10名以上の場合に利用でき、企業が保険会社に代わり保険料を徴収することで割引を受けられます。

大企業では福利厚生の一環として導入しているところも少なくありません。契約者は個人で、それぞれに保険証券が発行され、保険の開始時期も契約によって変わります。

一方、「団体契約」とは、企業(団体)が契約者となる保険で、従業員やその家族が記名被保険者になる保険のことです。保険契約開始時点で被保険者となる人が10名以上の場合に利用でき、保険期間は加入者が全員同じでなくてはいけません。

団体割引と比較して検討すべき自動車保険とは?

団体割引のほかにも自動車保険料を安くする方法として「通販型自動車保険」を利用する方法があります。通販型自動車保険は、代理店型と比較すると保険料が割安となる点が特徴です。保険料の安さを重視した人は、個人で加入できる自動車保険を含めて比較検討し、補償内容と保険料のバランスの良い保険を選びましょう。

団体割引のメリット・デメリットを理解しておこう

団体割引は、自動車保険に団体扱で加入することで利用できる割引制度です。

加入者が多く、事故率が少ない企業であれば割引率が高くなり、支払う保険料が安くなるでしょう。しかし、加入者が少なく事故率が高い企業ではあまり割引率が下がってしまうというデメリットがあります。メリットとデメリットを理解して加入するようにしましょう。

また、団体割引を利用できる代理店型の保険料は通販型よりも高いと言われています。保険料を安くしたいなら、通販型の自動車保険への加入を検討しましょう。

藤 孝憲|とう たかのり

日本FP協会所属のファイナンシャルプランナー。企業に属さない中立公正なファイナンシャルプランナーとして、2006年に独立。保険商品や住宅ローンなどの金融商品の選び方を中心に情報発信しています。保険分野については、約30社の生損保商品を販売していた元保険募集人としての経験や情報を生かした執筆をしております。保険商品は難しいかもしれませんが、複数の商品を比較して初めてそれぞれの商品の特徴が浮かび上がります。記事を通して、商品選びの参考になれば幸いです。

【保有資格】
CFP®、宅建士(未登録)、住宅ローンアドバイザー、証券外務員二種、エクセルVBAエキスパート

藤 孝憲

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