40代の自動車保険料の相場|月額・年間の平均目安はいくら?

40代の自動車保険料の相場

40代の自動車保険料の相場をご存じですか?

40代になると自動車保険で受けられる割引が増え、自動車保険料に個人差が生じてきます。もし、現在の自動車保険料が相場よりも高い場合、安く抑える方法があったら活用したくなるでしょう。

今回は、40代の自動車保険料の相場と、自動車保険料を安く抑える方法について解説していきます。

Chapter
40代の自動車保険料の相場【年間/月額の平均目安】
40代の自動車保険料の相場【年間の平均目安】
40代の自動車保険料の相場【月額の平均目安】
20代・30代・40代の自動車保険料の相場比較
40代で初めて自動車保険に加入する場合の相場
自動車保険料はどのような要素で決まる?
日常・レジャーなど車の使用目的によって決まる
用途車種・型式の事故実績によって決まる
年間走行距離が多いと保険料は高くなる
運転者の年齢条件によって異なる
運転者の範囲を限定すると割引を受けられる
等級制度によって保険料は変わる
補償内容や保険金額および自己負担額の設定
ブルーやゴールドなど免許証の色で自動車保険料は決まる
40代が自動車保険料を安く抑える方法
自動車保険の補償内容や自己負担額を見直す
車の使用目的や運転者を限定する
自動車保険料の支払いを年間払いにする
保険会社が提供している割引制度を活用する
ダイレクト型自動車保険に乗り換える
40代で相場より安い自動車保険料を探すなら一括見積もりがおすすめ

40代の自動車保険料の相場【年間/月額の平均目安】

40代の自動車保険料の相場を紹介します。40代になると条件によって保険料の個人差が大きくなるので、あくまで参考としてください。

保険料は年間と月額で金額が異なるので、それぞれの相場を個別にまとめます。

40代の自動車保険料の相場【年間の平均目安】

40代の自動車保険料の年間相場を以下の表にまとめました。

40代の自動車保険料の相場(年間)
車両保険あり 車両保険なし
54,464円/年 29,511円/年

40代になると自動車保険の等級に個人差があり保険料もそれぞれ異なりますが、平均すると上記の金額になります。同条件での18歳〜20歳の平均相場は車両保険ありで年額339,442円なので、割安になっていることがわかります。

子どもの学費などの出費が多くなる40代ですが、車両保険を付けても少ない負担で自動車保険に加入することが可能です。

40代の自動車保険料の相場【月額の平均目安】

40代の自動車保険料の月額相場についても以下の表にまとめました。

40代の自動車保険料の相場(月額)
車両保険あり 車両保険なし
4,766円/月 2,582円/月

上記の月額を12ヵ月払うと57,192円なので、年額払いよりも2,728円高くなっています。自動車保険は月額払いにすると割高になりますが、それでも毎月4,766円なので無理なく支払い可能です。

一括での支払いが難しい場合、無理せず月額払いにして自動車保険料を支払いしていくことをおすすめします。

20代・30代・40代の自動車保険料の相場比較

20代、30代、40代の自動車保険料の相場を以下の表にまとめました。

年齢 車両保険あり 車両保険なし
20代前半(20〜25歳) 12,892円/月 6,928円/月
20代後半(26〜29歳) 7,009円/月 3,902円/月
30代 4,913円/月 2,699円/月
40代 4,766円/月 2,582円/月

20代前半と40代で比較すると、40代の自動車保険料は約1/3になっています。補償内容や特約などの条件が同じでも、40代になると自動車保険の等級が上がって割引率が大きくなってくるためです。

実際には加入する保険会社やプランによって自動車保険料は変わるので、今の自動車保険料が高いと感じる場合は他社の見積もりを取ってみることをおすすめします。

40代で初めて自動車保険に加入する場合の相場

40代で初めて自動車保険に加入する場合の自動車保険料の相場を紹介します。今回は、以下の条件で相場を算出しています。

  • ダイレクト型自動車保険
  • 6等級
  • ゴールド免許
  • 年間走行距離7,000km以下

車両保険あり 車両保険なし
54,850円/年 22,833円/年

初めて自動車保険に加入する際は、6等級からの契約になるので保険料の割引率が13%程度しか受けられません。自動車保険は等級が上がるにつれて割引率も高くなる仕組みなので、無事故を続けて等級を上げていくと自動車保険料は安くなってきます。

20代や30代が自動車保険に初めて加入する際は、年齢制限やゴールド免許など受けられる割引が少ないので、40代よりも自動車保険料が高くなります。そのため、子どもに等級を引き継いで40代で自動車保険を新規契約するケースも珍しくありません。

自動車保険料はどのような要素で決まる?

40代の自動車保険料は、以下の要素で決まります。

  • 使用目的
  • 用途車種・型式
  • 年間走行距離
  • 運転者の年齢条件
  • 運転者の範囲
  • 等級制度
  • 補償内容、保険金額および自己負担額
  • 免許証の色

それぞれの要素について、詳しく解説していきます。

日常・レジャーなど車の使用目的によって決まる

自動車保険は、車の使用目的によって決まります。車の使用目的には、以下のような区分があります。

  • 日常・レジャー
  • 通勤・通学
  • 業務

自動車保険料が一番高いのは業務で、一番安いのは日常・レジャーです。業務は走行距離が一番多く事故のリスクが高いと判断されているためです。日常・レジャーは車の使用頻度が低いため自動車保険料も安く設定されています。

使用目的は自己申告ですが、自動車保険を契約する際は生活に合った使用目的を設定して見積もり依頼をしましょう。嘘の申告をすると、万が一の事故で補償が受けられなくなる可能性があるので注意が必要です。

用途車種・型式の事故実績によって決まる

自動車保険は、契約する車種や型式によって決まります。車は型式によって事故実績が異なるので、過去の事故実績をもとに保険料を決める型式別料率クラスが採用されているためです。

型式別料率クラスには、以下の4つの項目があります。

  • 対人賠償
  • 対物賠償
  • 傷害(人身傷害・搭乗者傷害)
  • 車両保険

料率クラスは高くなるほど自動車保険料も高くなり、故障や盗難などで高額な損害が発生する車の自動車保険料が高くなります。自家用普通乗用車と自家用小型乗用車は1〜17の17段階に区分され、自家用軽四輪乗用車は1〜3の3段階に分けられます。

年間走行距離が多いと保険料は高くなる

自動車保険料は年間走行距離によって変わります。年間走行距離が多いと事故のリスクが高くなるため、自動車保険料も高く設定されるためです。

通勤や通学、業務などで毎日使用する場合、走行距離が多くなるので自動車保険料も高くなります。一方、普段車をあまり使用しない場合は事故のリスクが低いので自動車保険料も安くなります。

年間走行距離の計算方法は過去1年間の走行距離を申告する方式と走行距離を予測する方式の2種類です。走行距離を虚偽申告すると、万が一の事故の際に補償対象外になる可能性があるので、十分注意しましょう。

運転者の年齢条件によって異なる

運転者の年齢条件によっても自動車保険料は異なります。年齢区分は保険会社やプランによって決められていますが、一般的には以下の区分が適用されます。

  • 18歳以上(全年齢)
  • 21歳以上
  • 26歳以上
  • 30歳以上
  • 35歳以上

車を運転するのが本人だけの場合、上記の誕生日を迎えたら保険会社に連絡すると保険料の割引が大きくなります。家族で車をシェアする場合は、最年少の人の年齢を満たした制限をつけないと事故の際に補償が受けられなくなる可能性があるので注意が必要です。

35歳以上の年齢制限はないので、40代は年齢制限を設定すると最大割引を受けられます。

運転者の範囲を限定すると割引を受けられる

自動車保険は、運転者の範囲を設定する必要があります。運転者の範囲区分は、以下の通りです。

  • 限定なし
  • 本人限定
  • 本人・配偶者限定
  • 家族限定

自動車保険は、運転者の範囲を絞れば絞るほど保険料が安くなります。本人しか運転しない車は、本人限定にしておくと割引を多く受けられます。

夫婦で車をシェアする場合は本人・配偶者限定、家族で車をシェアする場合は家族限定にしておくと保険料の節約が可能です。

その一方で、友人や知人、その他の人が運転する場合は、限定なしにしないと事故の補償を受けられなくなる可能性があるので注意しましょう。

等級制度によって保険料は変わる

自動車保険の等級制度は、契約者の過去の事故歴によって決められます。1等級~20等級まで区分があり、等級が上がるにつれて自動車保険料の割引が大きくなる仕組みです。

一般的に自動車保険を新規契約すると6等級からはじまり、1年間無事故で過ごすと等級が1つ上がります。事故を起こしてしまうと等級は下がってしまい、さらに事故の内容によって1年間か3年間、自動車保険料の割引率が低い事故有係数が適用されます。

現在の自動車保険の等級を乗り換え先に反映することも可能なので、自動車保険を節約する際は無事故を続けて等級を上げ続けていくことが大切です。

補償内容や保険金額および自己負担額の設定

自動車保険を契約する際は、補償内容や保険金額、自己負担額を設定しなくてはいけません。車両保険を付けるか、万が一の事故の際にどの程度保険金を受け取りたいかをもとに毎月の自動車保険料が決まります。

また、事故が起きた際に自己負担額をいくらに設定するかでも、毎月の自動車保険料は変わってきます。自動車保険料が高くなっても手厚い補償を受けたい場合は車両保険の加入や十分な保険金額を受け取れるプランを選びましょう。

事故が起きた際に出費を抑えたい場合は自己負担額を少なくし、残りを自動車保険で補償してもらうことをおすすめします。自己負担額を増やして月々の自動車保険料を安く抑えるのも効果的です。

ブルーやゴールドなど免許証の色で自動車保険料は決まる

契約者の免許証の色によっても自動車保険料は変わります。通常のブルー免許よりも、優良運転者が持つゴールド免許の方が事故の可能性が低くなるためです。

ゴールド免許を取得するためには、5年以上無事故無違反で免許更新を迎える必要があります。5年間以上無事故無違反だった実績は保険会社からも優良ドライバーとして評価されているため、ゴールド免許の割引を受けられます。

ゴールド免許からブルー免許に変わった際には申告が必要になるので注意しましょう。40代になるとゴールド免許を取得する人が増えてくるので、免許証が変わった際は保険会社への申告を忘れないでください。

40代が自動車保険料を安く抑える方法

40代が自動車保険料を安く抑えるためには、以下のような方法が効果的です。

  • 自動車保険の補償内容や自己負担額を見直す
  • 車の使用目的や運転者を限定する
  • 自動車保険料の支払いを年間払いにする
  • 保険会社が提供している割引制度を活用する
  • ダイレクト型自動車保険に乗り換える

特に、同じ補償内容でも自動車保険料を安く抑えられるダイレクト型自動車保険はおすすめの節約法です。

自動車保険の補償内容や自己負担額を見直す

自動車保険料を安く抑えるためには、補償内容や自己負担額の見直しが効果的です。特に節約効果が高いのが、車両保険を外すことです。

40代の自動車保険料を年間払いする際、車両保険に加入していると54,464円ですが車両保険を外すと29,511円になります。約半額で自動車保険を維持できるので、自動車保険料の節約が可能です。

また、事故の際の自己負担額を高く設定しておくことも自動車保険料を安く抑える効果があります。無理な金額に設定してしまうと事故の際に支払いが厳しくなってしまうので、無理のない範囲で自己負担額を調整してみましょう。

車の使用目的や運転者を限定する

車の使用目的や自動車保険の対象者を限定することも、自動車保険料を安く抑えるために有効です。車の使用目的は業務、通勤・通学、日常・レジャーに区分され、日常・レジャーが最も自動車保険料が安くなります。

また、運転者を限定することで事故のリスクが低下するため、条件に応じた割引が受けられます。本人限定は7%~8%程度の割引を受けられ、本人・配偶者限定は6%~7%程度の割引が一般的です。

家族限定は1%程度の割引を受けられ、限定なしでは割引はありません。運転者を限定すればするほど割引率が高くなるので、家庭環境に合わせて運転者を限定してみましょう。

自動車保険料の支払いを年間払いにする

自動車保険は月額よりも年間払いの方が安くなります。一般的に、月額払いは年間払いよりも5%程度自動車保険料が高く設定されているためです。

支払い回数が増えると保険会社では確認や事務作業が増えるため、年間払いの方が業務効率化につながります。同じ補償内容でも自動車保険料を安く抑えられるため、年間払いはおすすめの節約方法です。

支払い回数は契約中は原則として変更できません。契約更新時に月額払いから年間払いに変更するのが一般的です。年間払いは一度の支払金額が大きくなるので、無理なく支払いができるか事前にシミュレーションしておきましょう。

保険会社が提供している割引制度を活用する

自動車保険料を安く抑えるためには、保険会社が提供している割引制度を活用するのがおすすめです。特に活用しやすい割引制度は、以下のとおりです。

  • ネット割
  • 早割
  • ゴールド免許割引
  • セカンドカー割引

ネット割は、インターネットで自動車保険を申し込みする際に受けられる割引です。保険会社によって割引額は異なりますが、最大で20,000程度の割引を受けられます。

早割は、保険開始日の30日〜50日前に申し込みをすると受けられる割引です。ただ申し込みをするだけで500円前後の割引を受けられます。

ゴールド免許割引は、ゴールド免許を保有している優良ドライバーが受けられる割引です。契約時にゴールド免許を保有しているのが条件で、10%〜30%程度の割引を受けられます。

セカンドカー割引は、2台目の自動車保険を契約する際に受けられる割引です。通常、自動車保険は6等級からスタートしますが、セカンドカー割引を使うと7等級からスタートできます。

上記の中で適用できる割引制度は、積極的に活用しましょう。

ダイレクト型自動車保険に乗り換える

自動車保険には、代理店型とダイレクト型の2種類があります。代理店型は代理店が保険の契約や事故対応を行いますが、ダイレクト型は保険会社と直接契約する方法です。

ダイレクト型自動車保険は代理店のように店舗がないので人件費を抑えられるため、同じ補償内容でも代理店型よりも自動車保険料が安くなります。万が一の事故の際は専用のコールセンターに連絡をすると担当者が事故対応をしてくれるので、代理店型と変わらぬサービスを受けられます。

注意点としては、ダイレクト型自動車保険を契約する際は補償内容や自己負担額を自分で選ばなくてはいけません。現在の自動車保険の契約内容をもとに、ダイレクト型自動車保険の補償内容を選びましょう。

40代で相場より安い自動車保険料を探すなら一括見積もりがおすすめ

40代で相場よりも安い自動車保険料を探す際は、一括見積もりがおすすめです。

自動車保険の一括見積もりは、Webサイトを経由して複数の保険会社の見積もりを一括で請求できるサービスです。複数の保険会社の見積もりを比較することで、より安い自動車保険を選びやすくなります。

また、一括見積もりは一度情報を入力するだけなので手間がかからないというメリットもあります。

40代は適用できる割引が増えてくる年代なので、割引内容や条件を比較して自分の家庭環境や車の使い方に合った保険会社を選ぶことが大切です。万が一の事故に備えた手厚い補償と自動車保険料の節約を両立させましょう。

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