軽自動車の自動車保険料は安い?相場や普通自動車の保険料と比較

軽自動車の自動車保険料は安い

軽自動車の自動車保険は安いのか、気になりませんか。軽自動車の自動車保険料は、普通自動車に比べて保険料が安い傾向があります。では、実際にどのくらい保険料に差があるのでしょうか。

そこでこの記事では、軽自動車の自動車保険料が安い理由や普通自動車の保険料との差額を解説します。軽自動車の保険料の相場が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

Chapter
軽自動車の自動車保険料は安い!
軽自動車の自動車保険料が安い理由
軽自動車の自動車保険料をさらに安くするには?
軽自動車の自動車保険料が安いおすすめランキング
軽自動車で安い自動車保険を探すなら一括見積もりサービスがおすすめ
軽自動車なら自動車保険料が安い!

軽自動車の自動車保険料は安い!

この記事の結論から説明すると、軽自動車の自動車保険料は普通自動車より安い設定になっています。以下、軽自動車の自動車保険料の相場を年間保険料と月額保険料に分けて解説していきます。

軽自動車の自動車保険料の相場(年間/月額)

軽自動車の自動車保険料の相場を年間保険料と月額保険料に分けて、分かりやすく表にまとめてみました。

年間保険料 月額保険料
20歳未満 100,000円〜150,000円 7,000円〜11,000円
21歳〜26歳 70,000円〜130,000円 6,000円〜10,000円
26歳〜35歳 65,000円〜110,000円 5,000円〜9,000円
35歳以上 60,000円〜100,000円 4,500円〜8,000円

軽自動車の自動車保険料を年間保険料と月額保険料に分けた場合、まず月額保険料では、分割支払いのため、割増し5%の保険料が発生するため、年払いで支払うより、割高の設定になっています。

少しでも保険料を安く抑えたい方は、月払いではなく、年払いで支払う設定にしましょう。

軽自動車と普通自動車の自動車保険料を比較

軽自動車と普通自動車の自動車保険料をそれぞれ以下の表で比較してみました。

軽自動車 普通自動車
20歳未満 100,000円〜150,000円 120,000円〜170,000円
21歳〜26歳 70,000円〜130,000円 80,000円〜150,000円
26歳〜35歳 65,000円〜110,000円 70,000円〜130,000円
35歳以上 60,000円〜100,000円 65,000円〜120,000円

軽自動車と普通自動車の年間保険料を比較した場合、差額は約5,000円程度です。ただし、保険料を計算する対象車や等級、付帯する保険の項目により、自動車保険料が異なります。

あくまで概算保険料としてイメージしましょう。正確な保険料は、各自動車保険に見積もり依頼してみることをおすすめします。

軽自動車の自動車保険料は安いが、年齢が若いほど割高に

一般的に軽自動車の自動車保険料は、保険料を計算する条件となる「料率クラス」が低く設定されている分、安くなっています。

ただし、保険対象となる年齢が若いほど、事故を起こすリスクが高いと保険会社から判断されるため、保険料が割高になってしまいます。以下の表では、軽自動車における年齢ごとの自動車保険料をまとめました。

年間保険料 月額保険料
20歳未満 100,000円〜150,000円 7,000円〜11,000円
21歳〜26歳 70,000円〜130,000円 6,000円〜10,000円
26歳〜35歳 65,000円〜110,000円 5,000円〜9,000円
35歳以上 60,000円〜100,000円 4,500円〜8,000円

上記、表を確認すると、やはり年齢が若いほど自動車保険料が割高で計算されています。年齢ごとに対する自動車保険料の差額は、約10,000円〜30,000円ほどです。

軽自動車の自動車保険料が安い理由

軽自動車の自動車保険料が安い理由を以下の内容で紹介します。軽自動車は普通自動車と比較して、料率クラスが低く設定されているだけではありません。それぞれの内容を詳しく解説します。

自賠責保険の設定額が普通自動車より安い

自賠責保険は、国が定める強制保険であり、車を所有する全ての方に対して、加入が義務付けられます。自賠責保険を発行していない場合、50万円以下の罰金もしくは懲役が課されます。

自賠責保険料を軽自動車と普通自動車で比較した場合、差額は約5,000円〜7,000円ほどになります。自賠責保険の保険期間によって、保険料が異なりますが、保険料の安さを重視する場合、軽自動車を選択肢の1つとして、考えても良いでしょう。

事故発生時に対する保険支払額が安い

軽自動車で車両事故を起こした場合、普通自動車と比較して保険支払は安くなる傾向があります。軽自動車は普通自動車と比較して、車両サイズが小さい分、修理費用も安く収まりやすいです。

そのため、自動車保険会社としても、修理費用に対するリスクが低いと判断し、結果的に軽自動車の場合に負担する自動車保険料が安くなっています。

ただし、軽自動車の中でも、車種によって計算される自動車保険料が異なるため注意してください。

型式別料率クラスが普通自動車より設定が低い

軽自動車は普通自動車より、型式別料率クラスが低くなっています。型式別料率クラスとは、自動車保険料を計算する上で基準となる数値のことです。

料率クラスは「1〜10」までの数値で設定されており、数値が高くなるほど、自動車保険料が高くなる仕組みです。

ただし、料率クラスは自動車保険の対象となる車種によって、数値が異なります。そのため、まずは、対象車の型式を確認した上で各自動車保険会社に料率クラスがどのように設定されているのかを確認しましょう。

軽自動車の自動車保険料をさらに安くするには?

軽自動車の自動車保険料をさらに安くする方法を紹介します。

先ほど、軽自動車の自動車保険料は普通自動車より安いことを解説しましたが、さらに費用を抑える方法があります。それぞれのテクニックをより詳しく解説します。

代理店型保険からダイレクト型保険への切り替え

代理店型自動車保険からダイレクト型自動車保険に切り替えることで、保険料を抑えることができます。ダイレクト型自動車保険では、新規加入に伴い最大10,000円〜20,000円ほどの割引制度が適用され、保険料を最小限に抑えられます。

さらに、継続更新時には、数%の割引制度が適用されるため、現在加入している自動車保険よりも安くなることは間違いありません。

すぐにダイレクト型自動車保険に切り替えるのではなく、まずは代理店型自動車保険との保険料や付帯内容の違いを確認してみましょう。

車両保険を一般型からエコノミー型に切り替える

車両保険を一般型からエコノミー型に切り替える方法もおすすめです。車両保険は、自動車保険全体の保険料の中でも、約6割ほどの費用を占めます。

その中でも、車両保険を一般型からエコノミー型に切り替えることで、保険料を約2割ほどカットできるでしょう。

ただし、車両保険を一般型からエコノミー型に切り替える場合、単独事故では車両保険を適用することができません。そのため、単独事故件数が多い方は、すぐにエコノミー型に切り替えることはおすすめできません。

車両保険の免責金額を再設定する

車両保険の免責金額を再設定することもおすすめです。

免責金額とは、車両保険を使用した場合に対しての自己負担金額のことです。免責金額は「0万円〜20万円」まで、ご自身の自由な判断で設定できます。

免責金額を高く設定するほど、自動車保険料が安くなりますが、自己負担する金額が多くなります。そのため、免責金額を設定するメリットとデメリットを理解した上で、ご自身の許容範囲の中で調整してみましょう。

おすすめの免責金額が「5万円-10万円」の自己負担設定です。

自動車保険の年齢条件設定を変更する

自動車保険の設定項目の中で「年齢条件」を変更することで、年間保険料を安くすることができます。

年齢条件は「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「35歳以上」の4つに区分されており、年齢が高くなるほど、保険料が安くなる計算です。逆に設定する年齢が低くなるほど、年間保険料が高くなる仕組みを採用しています。

年齢条件を設定する上で重要なポイントは「対象車を運転する最も若い方に年齢を合わせること」です。設定条件をさらに詳しく説明すると、同居の親族間で対象車を運転する最も年齢が若い方に合わせます。

自動車保険の運転者限定の範囲を再設定する

運転者の限定を再設定する方法もおすすめです。運転者限定とは、対象の車を運転する方のことを意味します。具体的には「本人限定」「本人・配偶者限定」「全て」の3つに区分されています。

自動車保険会社によって「家族限定」が設定されているケースもありますが、全ての自動車保険会社で設定されている訳ではありません。

一般的に限定を絞るほど、自動車保険料が安く設定されていきます。運転者限定は、対象の車を運転する方に合わせることが重要です。

自動車保険料の月払い設定を年払い設定に変更する

自動車保険料の支払い設定を月払いから年払いに再設定する方法もおすすめです。一般的に月払い設定では、年間保険料に3%〜5%の分割手数料が発生するため、費用を限りなく抑えたい方にはおすすめしません。

ただし、年払いの場合、一度に数万円〜数十万円単位のお金が手元からなくなるため、注意しましょう。他にも、支払い口座の設定を通帳引き落としではなく、クレジットカード払いに設定することで、ポイント還元が受けられます。

軽自動車の自動車保険料が安いおすすめランキング

軽自動車の自動車保険料が安いおすすめ保険会社を5社紹介します。それぞれの自動車保険会社の保険料と補償内容を比較しつつ、自分にとって最適な保険会社を選びましょう。

1位:SBI損保(SBI損保の自動車保険)

SBI損保(SBI損保の自動車保険)は、ダイレクト型自動車保険として格安の自動車保険を取り扱う保険会社です。保険料は、保険契約者が年間に走行した距離数と走行する地域、運転者限定などで算出しており、合理的な保険料を提供しています。

事故受付は、24時間365日対応しており、全国に10,300拠点のロードサービス会社と提携しています。3年以上の契約になると、ロードサービス内容がグレードアップされ、カギの紛失やキー作成が無料になります。

適正価格の保険料と手厚い補償内容をどちらも実現させたい方は、SBI損保がおすすめです。

保険名 SBI損保の自動車保険(総合自動車保険)
保険会社 SBI損害保険株式会社
契約型 ダイレクト型
補償内容 対人賠償保険
対物賠償保険
人身傷害保険
無保険車傷害保険
自損傷害保険
搭乗者傷害保険
車両保険
条件設定 年間走行距離
記名被保険者の住所
運転者限定
運転者年齢条件
使用目的
運転免許証の色
その他 お車の条件例(新車、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)装備車など)
付随可能な特約 個人賠償責任危険補償特約
自転車事故補償特約
ファミリーバイク特約
全損時諸費用保険金特約
自宅・車庫等修理費用補償特約
対物差額修理費用補償特約
車内外身の回り品補償特約
弁護士費用等補償特約
車両損害に関するレンタカー費用補償特約
拠点数 全国約10,300箇所
24時間受付 対応可能
公式サイト SBI損保の自動車保険(総合自動車保険)

2位:楽天損保(楽天損保ドライブアシスト)

楽天損保(楽天損保ドライブアシスト)は楽天損害保険が提供するダイレクト型自動車保険です。楽天のダイヤモンド会員であれば、自動車保険の新規契約に伴い、インターネット割引が30%適用される特徴があります。

さらにお支払いした自動車保険料に合わせて、楽天ポイントが貯まるため、まさに一石二鳥の自動車保険会社です。事故対応は24時間365日間対応しており、まずは10秒間で完了するかんたんお見積りを利用することで、他社との保険料の差額をすぐに把握できます。

無事故割引として、5%の割引も適用されるため、事故をあまり起こさない方であれば、毎年格安の自動車保険料で保険を継続できるでしょう。

保険名 楽天損保
保険会社 楽天損害保険株式会社
契約型 ダイレクト型
補償内容 対人賠償保険
対物賠償保険
人身傷害保険
無保険車傷害保険
自損傷害保険
搭乗者傷害保険
車両保険
条件設定 年間走行距離
記名被保険者の住所
運転者限定
運転者年齢条件
使用目的
運転免許証の色
その他 お車の条件例(新車、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)装備車など)
付随可能な特約 対人賠償保険
対物賠償保険
人身傷害保険
無保険車傷害保険
自損傷害保険
搭乗者傷害保険
車両保険
拠点数 約3,158店舗
24時間受付 対応可能
公式サイト 楽天損保

3位:損保ジャパン(THE クルマの保険)

損保ジャパンは、自動車保険を代表する代理店型の大手自動車保険会社です。ダイレクト型自動車保険と比較して、保険料は安くありませんが、手厚い補償内容と先進的な安全予防サービスを提供しています。

特に車両新価特約の付帯内容は、他社と比較して補償期間が長く、万が一、事故を起こした際にも、代替え車両を十分に検討できるほどの保険金が受け取れるでしょう。

基本保証として、対人・対物賠償と人身傷害、車両保険が含まれており、相手方が関係する事故はもちろん、単独事故発生時も手厚い補償が受けられる自動車保険会社です。

手厚い補償内容を重視したい方におすすめする代理店型自動車保険になります。

保険名 損保ジャパン
保険会社 損保ジャパン株式会社
契約型 代理店型
補償内容 車両保険
対人賠償保険
対物賠償保険
人身傷害保険
条件設定
付随可能な特約 対物全損時修理差額費用特約
無保険車傷害特約
人身傷害入院時諸費用特約
人身傷害死亡・後遺障害定額給付金特約
車両新価特約
車両全損修理時特約
地震・噴火・津波車両全損時一時金特約
故障運搬時車両損害特約
他車運転特約
代車等諸費用特約
代車費用の補償日数短縮特約
ドライブレコーダーによる事故発生時の通知等に関する特約
ファミリーバイク特約
弁護士費用特約(日常生活・自動車事故型)
弁護士費用特約(自動車事故限定型)
個人賠償責任特約
車両積載動産特約
被害者救済費用特約
安心更新サポート特約
継続うっかり特約
拠点数 事故対応件数:265拠点
24時間受付 対応可能
公式サイト 損保ジャパン

4位:アクサダイレクト(アクサダイレクトの自動車保険)

アクサダイレクトは、ダイレクト型自動車保険として、各種割引制度が充実している保険会社です。

インターネットでの新規契約では、最大20,000円の割引が適用され、さらに衝突軽減ブレーキ搭載車やセカンドカー割引など、アクサダイレクト独自のお得な割引制度を採用している特徴があります。

もちろん、対人や対物、自損事故、無保険車傷害保険などの基本補償は、他社と引けを取らないほど、手厚い補償制度となっています。

特約としては、弁護士費用特約や個人賠償責任特約などの付帯項目も選択可能です。

保険名 アクサダイレクト総合自動車保険
保険会社 アクサ損害保険株式会社
契約型 ダイレクト型
補償内容 車両保険
対人賠償保険
対物賠償保険
人身傷害保険
搭乗者傷害保険
条件設定 年齢
免許証の色
使用目的
年間予想最大走行距離
お住まいの地域
用途車種・型式
車齢
ノンフリート等級
付随可能な特約 対物全損時修理差額費用補償特約
弁護士費用等補償特約
ファミリーバイク特約
地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約
アクサ安心プラス
他車運転危険補償特約
被害者救済費用補償特約
日常生活賠償責任保険特約(示談交渉付)
拠点数 指定修理工場:約630ヵ所
24時間受付 対応可能
公式サイト アクサダイレクト総合自動車保険

5位:チューリッヒ保険(自動車保険のチューリッヒ)

チューリッヒ保険は、ダイレクト型自動車保険であり、中間コストを省くことで格安の自動車保険料を提供する保険会社です。インターネットで新規申し込みを行うことで、最大21,000円の割引が適用されるため、お得な保険料で保険契約を進められます。

走行距離に応じた保険料を設定しており、ゴールド免許所有者や日常・レジャー、通勤・通学などの使用目的に応じて自由に選択可能です。

基本補償となる対人対物賠償保険や人身傷害保険、搭乗者保険などの他にも、車両保険やその他特約も手厚いサービスが受けられるでしょう。

インターネットによる、最大限の割引制度を適用したい方は、チューリッヒ保険の新規加入をおすすめします。

保険名 チューリッヒ自動車保険
保険会社 チューリッヒ保険会社
契約型 ダイレクト型自動車保険
補償内容 車両保険
対人賠償保険
対物賠償保険
人身傷害保険
搭乗者傷害保険
条件設定
付随可能な特約 車内身の回り品特約
代車提供特約
免責ゼロ特約
地震等による車両全損一時金特約
傷害特約
原付特約
弁護士費用等特約
個人賠償責任補償特約
ファミリーケア特別見舞金特約
地震等による死亡一時金特約
拠点数 指定修理工場:約1,400箇所以上
24時間受付 対応可能
公式サイト チューリッヒ自動車保険

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軽自動車は普通自動車と比較して、自動車保険料が安く設定されています。しかし、自動車保険が安く設定されているからこそ、内容の重複や設定項目のミスは保険料の無駄を発生させるきっかけになってしまいます。

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