中古で買える国産コンパクトカーのおすすめランキング18選【自動車目利き人が厳選】

スズキ スイフトスポーツ

「車種が多すぎて、どんな基準で買ったら良いのかわからない」「見た目優先で選んでしまうと失敗しそう」「プロがおすすめする国産コンパクトカーを中古で買いたい」などなど、アタマを悩ませている方々に向けて、これまで何百車種と乗ってきた自動車ジャーナリストたちが、おすすめする国産コンパクトカーを厳選してお届けします。

国産コンパクトカーが欲しいけど、車種選びで迷っている、まだどんな車種を買ったら良いのかわからないという方は、愛車選びの参考にしていただければと思います。

文・まるも 亜希子/三好 秀昌/斎藤 聡/小鮒 康一/小野 泰治/山田 弘樹

Chapter
【目利き人】まるも 亜希子さんが選ぶ!国産コンパクトカーのおすすめトップ3
5つのキャラクターを持つコンパクトカー「ホンダ フィット」
伝統の名前に最新のパッケージ「トヨタ カローラスポーツ」
ドライブが楽しいコンパクトカー「マツダ MAZDA 2」
【目利き人】三好 秀昌氏が選ぶ!国産コンパクトカーのおすすめトップ3
多くのドライバーが腕を磨いたFRコンパクトハッチ「トヨタ スターレット(KP61) 」
手軽にクルマを楽しみたい人におすすめ「スズキ スイフトスポーツ(ZC33S型)」
コンパクトの概念を超えた圧倒的なパワーと高い操縦安定性「ホンダ シビック TYPE R(FK8型)」
【目利き人】斎藤 聡氏が選ぶ!国産コンパクトカーのおすすめトップ3
WRXの影に隠れた実力派コンパクト「スバル インプレッサ スポーツ(GT/GK系)」
スポーツ志向のエントリーモデルとしてもおすすめ「スズキ スイフトスポーツ(ZC31S型)」
歴史に残るホットハッチ「ホンダ シビック タイプR(EK9)」
【目利き人】小鮒 康一氏が選ぶ!国産コンパクトカーのおすすめトップ3
モーター駆動を気軽に体感「日産 ノート e-POWER(E12型)」
欧州風味の走りを「スズキ スイフトRS」
ロードスターの解放感をコンパクトカーで「マツダ デミオ キャンバストップ」
【目利き人】小野 泰治氏が選ぶ!国産コンパクトカーのおすすめトップ3
コスパ最強!孤軍奮闘の和製ホットハッチ「スズキ スイフトスポーツ(ZC33S型)」
日本のコンパクトハッチではオンリーワンな選択肢も「マツダ MAZDA2(2019〜)」
名前通りに欧州車的仕立てに変貌を遂げたヴィッツの後継「トヨタ ヤリス」
【目利き人】山田 弘樹氏が選ぶ!国産コンパクトカーのおすすめトップ3
目ヂカラのある美しいデザイン「マツダ MAZDA2/デミオ」
気持ちよいハンドリングとエンジン「トヨタ ヤリス1.5 6MT」
ニッポンの宝「スズキ スイフトスポーツ」

【目利き人】まるも 亜希子さんが選ぶ!国産コンパクトカーのおすすめトップ3

5つのキャラクターを持つコンパクトカー「ホンダ フィット」

人それぞれ好きなファッションのテイストが違うように、クルマも同じ1台からいろんなテイストが選べたら、もっと深く結びつき、通じ合えるような気がしています。それが叶うクルマとして、まず“自分らしさ”を大切にしたい人におすすめしたいのが、フィットです。

シンプルでフレンドリーなBASIC(ベーシック)、くつろげる豊かな時間を感じるHOME(ホーム)、アクティブな気分を後押ししてくれるNESS(ネス)、アウトドアレジャーにも似合うCROSSTAR(クロスター)、洗練された大人の上質さをまとうLUXE(リュクス)。外観だけでなくインテリアのカラーや素材など細部まで、テイストの異なる5つのキャラクターが揃っています

そして新たに搭載された2モーターハイブリッドのe:HEVは、電気で走るモーター走行をメインに、電気とガソリンのいいとこ取りをして走れるハイブリッドモード、ガソリンの魅力を最大限に味わえるエンジンドライブモードがシームレスに切り替わり、その場所・その時にいちばんいい状態で走れるのが素敵なところ。

また、先代までのRSグレードが廃止されたことで、スポーティな走りは苦手なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、昨年11月にツインリンクもてぎで開催された耐久レースで上位に食い込み、そんなことはない、走って楽しいフィットは健在だと証明してくれました。

世界に類を見ない広さのフロントガラスがもたらす、開放感いっぱいのパノラマビューといい、足を組んでも余裕でくつろげる後席といい、フィットは1人でもファミリーでも納得できるコンパクトカーなのです。

伝統の名前に最新のパッケージ「トヨタ カローラスポーツ」

カローラという歴史ある名前から、ちょっと古臭いイメージを持ってしまいがちですが、デザインはスポーティ路線でイケイケだし、1.2Lターボには6MT車だってあるしの、なかなか攻めてる1台が、トヨタのカローラスポーツです。

しかも、ベーシックグレードのG“X”は210万円台という良心的なお値段ながら、全車にDCMという専用通信機が装備されていて、いま話題の「コネクテッドサービス」が受けられるのもオススメポイント

トヨタスマートセンターと24時間356日つながっていて、ステアリングにある音声認識スイッチを押して『オペレーター』と呼びかければ、ナビの目的地を設定してくれたり、近くのレストランを探してくれたり、知りたい場所の電話番号を案内してくれたりと、まるで秘書がいろんな世話を焼いてくれるみたいな気分に。

また、LINEを使って自分のクルマと会話ができる、なんてことも可能で、これはもう近未来のカーライフ。自宅でアレクサなどAIアシスタントを使いこなしているような人にとっては、すごく自然に馴染むのではないでしょうか。

そして、1.8L+モーターのハイブリッド車の走りは驚くほどなめらかでパワフル。高速道路ではしっとり上質に、ワインディングでは機敏なコーナリングがスカッと爽快です。

スポーティな走りと賢い近未来サービス。そのどちらも手に入れたい人にオススメなのがカローラスポーツです。

ドライブが楽しいコンパクトカー「マツダ MAZDA 2」

ホワイトやネイビーのスムースレザーを贅沢に使った、コンパクトカーにはなかなかない、うっとりするようなインテリアで一目置いていた、デミオ改めMAZDA2。

人間が本来持っているバランス保持能力を最大限に発揮させるという、新しい車両構造技術スカイアクティブ-ビークル アーキテクチャ(SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE)を取り入れ、人の足の代わりになるようなクルマを目指したのだといいます。

その意気込みは、”脊柱がS字カーブを描くように、骨盤がしっかりと立った状態を維持できる”というシートに座った瞬間から感じられます。

気持ちよく背筋が伸び、足を自然に下ろした位置にペダルがある。これだけでもう、運転が何倍もラクに気持ちよくなることをMAZDA2に教えられました。

そして1.5Lのガソリンとディーゼル、6速ATと6速MT、2WDと4WDを設定するという豊富なバリエーションで、好みやライフスタイルに合ったチョイスが可能。

走り出せば、発進から素早くなめらかな加速フィールと、適度な手ごたえのあるステアリングフィールで、クルマ全体がひとつの塊となって走れる楽しさ・安心感・上質感。カーブでの安定感や、高速道路の継ぎ目でもコツンくらいのショックしかない、秀逸な足さばきにも感心。

もっと乗りたい、もっと遠くまで走りたいと思わせるコンパクトカーです。

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【目利き人】三好 秀昌氏が選ぶ!おすすめトップ3…トヨタ、スズキ、ホンダ

まるも 亜希子|まるも あきこ

カーライフ・ジャーナリスト

映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリー(通称:ガゼルラリー)に参戦し、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。
女性パワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト」、ジャーナリストによるレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表。近年はYouTubeチャンネル等で、ゆるく楽しいカーライフ情報を発信中。

まるも 亜希子

三好 秀昌|みよし ひであき

自動車評論家/ラリードライバー。

日本大学芸術学部写真学科卒業後、某出版社の契約カメラマンとして活躍するかたわら、試乗記事を国内ラリーに参戦。同時に某出版社で試乗記事も執筆するようになる。
国内でラリーの魅力に目覚め、1989年から渡英。同年よりイギリス国内選手権に三菱 ギャラン VR-4を駆って参戦。1991年には、イギリス国内選手権で年間2位の成績を収め、翌年からヨーロッパラリー選手権にステップアップ。当時のライバルには、故コリン・マクレーやトミ・マキネンなどがいた。また、この時期は自身のラリー活動と並行して、WRCに参戦する三菱ラリーアート・ジャパンのチームマネージャーも務めていた。
1995年からは、スバル インプレッサにマシンをスイッチしてWRCに参戦。1995-1996年サファリラリーグループNクラス優勝(※1995年はケニア国内選手権)を遂げ、スバルのサファリラリークラス7連覇に貢献した。
1999年のWRCサファリ参戦後、しばらく活動を休止していたが、2003年に全日本ラリー選手権2輪駆動部門に前年にデビューしたフェアレディZ(Z33)でエントリー。ターマックステージ中心の活動だったが、S30時代を彷彿とさせるカラーリングでも注目を集めた。
2007年になるとアフリカ大陸で開催されるFIAアフリカ選手権に、三菱 ランサーエボリューションで参戦。。翌2008年には、年間チャンピオンを獲得している。
などなど、華々しい経歴を持つ自動車評論家。豊富な経験による的確なドライビングと分析で、数々の自動車媒体に寄稿するかたわら、雪上ドライビングのインストラクターなども務めている。

三好 秀昌

小鮒 康一|こぶな こういち

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。
国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。現行車を所持しながらも、NAロードスターも手放さないオールマイティな車愛が持ち味。

小鮒 康一

斎藤 聡|さいとう さとし

モータージャーナリスト。車両のインプレッションはもちろん、タイヤやサスペンションについて造詣が深く、業界内でも頼りにされている存在。多数の自動車雑誌やWEBマガジンで活躍中。某メーカーのドライビングインストラクターを務めるなど、わかりやすい解説も人気のヒミツ。日本自動車ジャーナリスト協会会員、日本カーオブザイヤー選考委員。

斎藤 聡

小野 泰治|おの たいじ

長野県(の中ほど)在住の自動車ライター。自動車専門誌の編集者を経て、2010年よりフリーランスに転身。多くの自動車媒体で執筆中。クルマと二次元ワールドをこよなく愛する社会的分類上の“キモオタ”ながら、本人にその自覚はない模様。現在の愛車はポンコツドイツ車だが、基本的には雑食性のクルマ好き。

小野 泰治

山田 弘樹|やまだ こうき

自動車雑誌ティーポの編集部員を経て、2007年にフリーランスへと転身。編集部員時代からアマチュアレースに参戦し、VW GTIカップを皮切りに、さまざまなカテゴリーへ出場。スーパー耐久にも参戦し、2018年にはNOPROアクセラでST2 クラス2位を獲得。2021年はスタディBMW M2CS RacingでST3 クラス3位に入賞した。
モットーはクルマの楽しさを伝えることであり、「プロのクルマ好き」として執筆活動中。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員

山田 弘樹