【2017年版】日本のお家芸"小型化"…輸入車勢を迎え撃つコンパクトSUV5選

C-HR

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2017年現在、SUV市場が活況を示しています。各社がセグメントごとにSUVモデルを用意するという現象は、現在のユーザーの嗜好がSUVに向いているということを示しているのではないでしょうか。そんなSUV市場において、国内に目を転じれば国産メーカーは、コンパクトSUVで勝負しているのです。
Chapter
コンパクトSUVモデルこそ、日本のお家芸
①大人気!トヨタ自慢のコンパクトSUV
②ホンダのスタイリッシュSUVの傑作
③マツダは独自のSKYACTIVEで勝負!
④日本におけるスタイリッシュSUVの先駆け
⑤小型モデルこそ真骨頂

コンパクトSUVモデルこそ、日本のお家芸

SUVモデルの人気に火がついたのは、BMW X5あたりからと考えられます。それまではRVやクロスカントリーといった呼称はありましたが、それらを都市生活者向けに洗練させていったものが現在のSUVモデルであり、BMWによれば、X5は新しいカテゴリーを創設したモデルということになってます。

BMWのラインナップをみてもわかるように、海外ブランドもセグメント毎にSUVモデルをラインナップしており、現在のトレンドとなっているカテゴリーです。こうした海外からの難敵を、国産メーカーもコンパクトSUVで負けじと迎え撃っています。

今回は、そんなモデルたちを紹介しましょう。

①大人気!トヨタ自慢のコンパクトSUV

トヨタ C-HR

最近、見かける機会が本当に多くなったのが、トヨタが2016年末に発表した「C-HR」です。1.8Lハイブリッド仕様(2WD)、1.2Lダウンサイジングターボ仕様(4WD)を用意。

スタイリッシュなエクステリアと、4代目プリウスから採用を始めた新プラットフォーム TNGAによる軽快な走りが好評の理由となっています。

【C-HR 車両価格】
ガソリン仕様  2,516,400円〜
ハイブリッド仕様 2,646,000円〜

②ホンダのスタイリッシュSUVの傑作

ホンダ ヴェゼル

コンパクトSUVカテゴリーでC-HRと人気を二分するのが、ホンダ ヴェゼルでしょう。2013年の発売当時より、その洗練されたエクステリアデザインが高い評価を集めています。

パワーユニットは、1.5Lガソリンエンジン仕様と1.5Lハイブリッド仕様を用意。スタイリングのみならず、環境性能も優れたモデルとして評価を受け、セールスでも成功したモデルといえます。

Suchmosの「STAY TUNE」が採用されたTVCMも、スタイリッシュなヴェゼルの魅力とマッチしたものでしたね。

【ヴェゼル 車両価格】
ガソリン仕様 1,920,000円〜
ハイブリッド仕様 2,270,000円~

③マツダは独自のSKYACTIVEで勝負!

マツダ CX-3

各社コンパクトSUVモデルにハイブリッド仕様を用意し、環境性能を高めているのに対し、マツダは独自のSKYACTIV テクノロジーにより設計された、クリーンディーゼルSKYACTIV-Dで、他社との差別化をしているのがポイントではないでしょうか。

上位モデルのCX-5から採用されている「魂動デザイン」も採用されており、スタイリッシュかつ力強い印象を与えるエクステリアとしているのもポイントですね。パワーユニットは1.5Lディーゼルターボのみ。環境性能とトルクある力強い走りを両立しています。

【CX-3 車両価格】
1.5L SKYACTIVE -D 2,376,000円~

④日本におけるスタイリッシュSUVの先駆け

日産 ジューク

奇抜なデザインで登場した日産 ジュークは、日本におけるスタイリッシュSUVの先駆けモデルといっても過言ではないでしょう。

特異なライトレイアウトや丸みを帯びたエクステリアデザインは、非常に個性的であり、好悪分かれるところではありますが、こうしたチャレンジングなモデルを投入した日産の英断は高く評価すべきではないでしょうか。

パワーユニットは、1.5L直4エンジン、または1.6L直4ターボエンジンの2種類。往年のホットハッチを思わせるスポーツ仕様も用意したところが、良い意味で空気が読めない、そんな楽しいモデルとなっています。また、GT-Rのエンジンを搭載したスペシャルモデルも話題になりましたね。

セールスにおいては、他メーカーの新型モデルに押され気味ではありますが、ニューモデルの登場で巻き返しに期待したいところです。

【ジューク 車両価格】
1.5Lガソリン仕様 1,975,320円~
1.6Lガソリン仕様 2,426,760円〜

⑤小型モデルこそ真骨頂

スズキ イグニス

強豪ひしめくコンパクトSUVカテゴリーですが、良質なコンパクトモデルを手掛けることにおいてはスズキの存在は欠かせません。

プラットフォーム、パワーユニットは、ソリオ/ソリオバンディットと共通コンポーネントを採用しているものの、仕立てはSUVモデル。リアからのデザインは往年のフロンテクーペを想起させるクラシカルなテイストも織り込んでおり、実に個性的なモデルとなっています。

パワーユニットは、1.2Lマイルドハイブリッド仕様のみ。JC08モード燃費は28.0km/Lと、良好なものになっています。その理由は、1tを切る軽量ボディに秘訣があるといえるでしょう。このイグニス、隠れた名車といえそうですね。

【イグニス 車両価格】
1.2Lマイルドハイブリッド仕様 1,382,400円~


日本車といえば、国土、道路事情からコンパクトなクルマ作りを余儀なくされていました。しかし、高性能な小型モデルを作るのは技術的には非常に難しいものであり、日本のクルマの品質が高い理由は、勤勉な国民性はもちろん、長く小型化に注力してきたからでもあると考えます。

そうした観点で国産コンパクトSUVモデルを見てみると、また違った魅力も感じられるのではないでしょうか。
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