C-HRとヴェゼルとジュークを比べてみた!

昨年末に登場したばかりのトヨタのコンパクトSUV「C-HR」ですが、受注状況は目標のなんと8倍と大人気となっています。同じく人気なのがホンダのヴェゼル。3年連続でジャンル別の販売台数1位という快挙を達成しています。そしてもう一台人気なのが日産のジューク。デビュー当時から安定した販売台数を保っています。今回はこの3台を比較してみたいと思います。
3台のボディサイズを比較!
まずは3台のボディサイズを見ていきましょう!
全長×全幅×全高
C-HR 4,360mm × 1,795mm × 1,550mm
ヴェゼル 4,295mm × 1,770mm × 1,605mm
ジューク 4,135mm × 1,765mm × 1,565mm
全長・全幅ではC-HRが最も大きくなっています。全長はともかく、国産Cセグメントの中では全幅は大きい部類に入るので、運転が不慣れな人は注意が必要です。
唯一全高が1,600mmを超えるのがヴェゼルですが、高い着座位置は視界も良好で、安全に貢献することでしょう。
購入する上で、人によっては重要な比較ポイント「立体駐車場を使用できるか」。機械式駐車場の多くが、1,550mmという高さ制限を設けており、その点ではC-HRのハイブリッドのみが利用できることになりますね。
ジュークもアーバンセレクション(全高:1,550mm)のみが、立体駐車場を考慮した高さとなっています。都会に住む人にとってはこの微妙な数値の違いも重要になってくるかもしれません。
室内寸法を比較!
続いて室内寸法を見ていきましょう。
室内長 × 室内幅 × 室内高
C-HR 1,800mm × 1,455mm × 1,210mm 、荷室容量:318L
ヴェゼル 1,930mm × 1,485mm × 1,265mm 、荷室容量:393L
ジューク 1,835mm × 1,470mm × 1,215mm 、荷室容量:251L
全長が短いジュークは後部座席はやや狭いという意見が多いです。トランクも最小限のサイズで、やや物足りなさがあります。
空間効率については、ホンダがやはり得意で、荷室容量後部座席の居住性共に評価が高いです。
C-HRはクーペを強く意識しており、後席サイドウィンドウもかなり絞り込まれた形状となります。天井も低くなっているので、人によっては閉塞感を感じるかもしれません。
ちなみに、それぞれの最小回転半径は、C-HRが5.2m、ヴェゼルとジュークは、いずれも5.3mで、ほぼ互角といったところでしょうか。
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