タイヤのスリップサインのみかたとは?タイヤの消耗具合を見れる!

スリップサイン

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ゴム製のタイヤが、路面との摩擦を生み出すことで車の曲がる・止める・動くが実現されるのですが、タイヤの劣化具合によっては、少しの雨でもスリップする確率が高まることがあります。そうならないための、タイヤのチェック方法を紹介します。
Chapter
スリップサインはタイヤ溝1.6mm未満を示す
タイヤ交換をする基準
タイヤの製造年を確認する方法
タイヤに関する記事

スリップサインはタイヤ溝1.6mm未満を示す

タイヤの性能が低下していないかどうかを一瞬で確認する方法として、「スリップサイン」があります。スリップサインとは、タイヤのトレッドパターンの奥にある1段高い部分で、その高さは1.6mm。タイヤが摩耗したときに出てくるよう設計されています。

なぜタイヤの溝(深さ)が残り1.6mmを切った時点でスリップサインが表れるようになっているのか、それは車検に関係しています。溝が1.6mm以下のタイヤは、道交法違反となり車検には通りません。その溝の残りを判断するために、タイヤにはスリップサインが設けられているのです。

スリップサインの確認方法は、簡単です。まずタイヤのサイドウォールにあるスリップサインの位置を示している矢印を探します。その奥のトレッド面にある縦溝部分にスリップサインがあります。

このスリップサインが露出したタイヤは、水はけが極端に悪く、ちょっとした雨でもハイドロプレーンなどを起こす可能性が高まり、最悪の場合は予期せぬときにスピンなんてことも起こりえます。

タイヤ交換をする基準

前述したスリップサインが露出したタイヤでは、車検に通りません。つまり、スリップサインが出ているタイヤを履いた車を運転することは、禁止されている行為なのです。

もしあなたが安全を優先するなら、スリップサイン露出前にタイヤを新品に履き替えることが理想です。

タイヤ交換をする基準としてもうひとつ挙げられるのは、タイヤの使用期限です。ゴム製のタイヤは、製造から5年くらいが使用に耐えるひとつの目安といわれます。また溝が残っていても、10年以上経過したタイヤは、ゴム自体が劣化している可能性が高く、新品への交換が推奨されています。

タイヤの製造年を確認する方法

タイヤのサイドウォールを見ると、タイヤサイズや製造国だけでなく、そのタイヤがいつ製造されたのかを知ることができます。その情報は、年度と週で表されており、たとえば1018(10は10週目、18は2018年)というような表記があります。

中古タイヤをネットで購入する際には説明文に加えて、写真で製造年なども確認するようにしましょう。


車と路面を繋ぐ唯一の部品がタイヤであり、タイヤにはそれなりの性能が必要です。もしもスリップサインが出ていたり、使用期限が大幅に越えたタイヤは、即交換が理想です。

自らの命を守るためににも、定期的にタイヤをチェックするようにしましょう。

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