タイヤ・ホイールの盗難に気をつけよう!どんな対策をすべき?

タイヤ交換

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以前なら、高級車やレアカーに留まっていたタイヤ盗難が、現在では乗用車や商用車にも発生しています。つい先日(2018年7月21日)も、神奈川県の平塚市で、販売用のタイヤセットがトラックの荷台から盗まれるという事件が発生。対策はないのでしょうか。
Chapter
タイヤ盗難が神奈川で多発
日本の自動車盗難事情
現実的なタイヤ盗難対策
危機管理意識を高くする
タイヤを外しにくくする
犯人を追跡しやすくする

タイヤ盗難が神奈川で多発

2018年7月21日、神奈川県平塚市の自動車販売店の駐車場に停車してあったトラックの荷台に保管されていたタイヤ&ホイールセットが、不審な男によって盗まれるという事案が発生。犯行は、自動車販売店の防犯カメラがとらえていました。

その映像には、トラックの荷台からタイヤ&ホイールセットを降ろして運ぶ姿が映っていたそうです。被害はホイール付きタイヤ4本で6万円相当。神奈川県警は盗難事件として、捜査を行っています。

また同じ平塚市内で、2018年2月には月極駐車場に駐車していた乗用車からスタッドレスタイヤ1セット(8万円相当)が盗まれる事案も起きており、神奈川県警は事件の関連も捜査しています。

湘南エリアを抱え、夏に観光客も増える平塚市には痛手かもしれません。神奈川県警には一刻も早く、犯人を逮捕してほしいものです。

日本の自動車盗難事情

日本で発生する車両盗難事件は、車両本体の盗難とパーツの盗難に大別できます。車両本体を盗むのは海外の犯罪組織で、車両を解体して海外に販売する目的と言われています。

タイヤも販売目的ですが、タイヤやパーツはインターネットでのオークションとパーツ買取店を使って処理してしまいます。車両本体と違いタイヤなど一般に流通する自動車のパーツは、所有者が登録されていませんから、犯人が所有者であると偽って、販売することができるのです。

ただし販売時に本人確認が行われるので、より慎重な犯人ならオークション出品業者に依頼して販売してしまうでしょう。

車両本体はもちろん、パーツであっても値段がつきやすく、自動車が資産として考えられる時代になったとも言えます。

現実的なタイヤ盗難対策

自動車のパーツのなかでも特に盗みやすいのが、車外に露出しているタイヤです。盗難対策はないのでしょうか。

危機管理意識を高くする

紹介したニュースでは、誰でも入れる駐車場に駐車した、幌もかけていないトラックの荷台に商品を置いています。この状態では盗難対策が取られていません。「ウチの車は人気があって、タイヤですらも盗まれる」とあらためて認識し、目の届くところで商品を管理するなど、危機管理意識を高める必要があります。

一般の方でもこの考え方は通用します。(たとえ人気車でなくても)自分の車は、人気車で盗まれる可能性があると常日頃から考え、屋外や鍵をかけていない倉庫にタイヤなどを保管しないことです。

またタイヤを自宅で保管するのなら、チェーンロックを通しておくと、簡単には盗めなくなります。

タイヤを外しにくくする

駐車中の車から盗まれるケースで個人で取れる対策は、タイヤを外しにくくすることです。盗難防止用ナットを利用し、通常のレンチでは外れないようにします。

さらにナットを部分的にでも隠せるホイールロックを併用すれば、簡単にタイヤを外すことができなくなり、盗難防止につながります。

犯人を追跡しやすくする

もう盗まれるものは仕方がないと腹をくくり、代わりにきっちりと犯人を追い詰め弁償させるという手段もあります。

その肝となるのが衝撃感知式ドライブレコーダー。たとえ駐車中でも衝撃を感じたら録画を始めるこの手のドライブレコーダーなら、犯行の瞬間を撮影し、犯人特定の手がかりになるかもしれません。できることなら、車両の前後左右をカバーしたいところです。


自動車が高値の花になってきた昨今、この手の事件が増えています。自動車好きには悲しいですね。

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