タイヤが道路の溝にハマってしまった!自力で脱出する方法は?

溝 側溝

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もし運転中に脱輪してしまったら…あなたならどうしますか?車幅の狭い道路ですれ違うためにぎりぎりまで車を寄せようとしたら、側溝にタイヤを落としてしまった、なんて経験がある方もいるかもしれません。そういった場合は、レッカーを呼んで対応してもらうしかないのでしょうか?自力で脱出する方法とは?
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レッカーを呼ばずに脱出する方法もある
①ジャッキで持ち上げる
②けん引してもらう
③その他

レッカーを呼ばずに脱出する方法もある

駆動輪が溝にはまるとタイヤは空転してしまい、非常に焦りますよね。四輪駆動車なら自力で強引に脱出できるかもしれませんが、FFやFRでは、駆動輪が溝にはまってしまうと、簡単には脱出できません。

そんな場合、真っ先に思いつくのがレッカーやロードサービスによる救出ですが、到着までに時間がかかることがあるので、通勤の混雑時やすれ違いができない細い道などでは、交通に支障が出てしまいます。そんなときは、まず警察に連絡をしましょう。状況によっては、脱出に協力してくれることもあるそうです。

では、警察やロードサービスを呼ばずに自力で溝から脱出するにはどんなやり方があるのでしょうか?

①ジャッキで持ち上げる

周囲に協力してもらうのが難しい場合は、ジャッキを使用して脱出しましょう。

まず、脱輪したタイヤの溝よりも高い位置までジャッキアップします。そうして出来た隙間に鉄板などの丈夫な板をタイヤの下に潜り込ませます。あとはゆっくりと車を動かせば脱出することができます。

ただし、タイヤが溝深くまではまっていたり、場所によってはジャッキを使用するのが難しいこともあります。

②けん引してもらう

近くに協力してくれる人がいる場合は、けん引ロープで引っ張ってもらいましょう。けん引は車両総重量が750kg以上の場合、けん引免許が必要とされていますが、故障車のけん引は例外としてけん引免許がなくても行うことができます。

ちなみに、けん引ロープは車載工具には含まれていません。日頃からけん引ロープを積んでおけば、自分のトラブルはもちろん、他の人のトラブルでも役に立つかもしれませんね。

③その他

脱輪した車のタイヤが駆動輪でなかったり四駆の場合は、特に道具を使わずに脱出できる場合があります。脱出したい方向に目一杯ハンドルを切ってゆっくりアクセルを踏むようにすると、うまくいけば脱出できます。

また四駆の場合は、デフロックや駆動をFFに切り替えるといった方法を使うと、かなりの確立で脱出できます。軽自動車など比較的軽い車種であれば、大人の男性数人で脱輪した側のタイヤを持ち上げることも可能でしょう。

このように自力で脱出する方法はいくつかありますが、難しいと感じた場合は、レッカーやロードサービスを利用するのが賢明です。

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