![CarMe[カーミー]](/images/pc/common/logo_carme_white.svg){kind=logo}
車を手放すときにやることとは？ 売却の方法から税金・保険まで、徹底解説！
※この記事には広告が含まれます
そんなときこそきちんと正しい手順を踏んで、次の車へつなげたいですよね。
車を売却するときには、業者とのやりとりや事務手続きなど、煩雑な手続きが続きます。
今回は初めて車を手放すあなたのために、車の売却方法別のメリット・デメリットや高額査定のポイント、名義変更や税金の手続きまで、徹底的に解説します！
監修：萩原 文博
1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。
車を手放す2つの方法
売却や廃車にするほか、無償で誰かに譲る場合など、それぞれに手続きが必要です。
ここでは「廃車」と「売却」のおおまかな流れについて見ていきましょう。
廃車にする
これは永久に公道を走れないようにする手続きで、自動車税の支払い義務もなくなります。
長期の出張などで一時的に車に乗らなくなるときの手続きは、「一時抹消登録」です。
車を廃車にする際には解体業者に依頼して、車を引き取ってもらいます。
その後ナンバープレート等を受け取り、管轄の運輸支局にて永久抹消登録手続きを行いましょう。
車の引き取りや解体は、廃車買取業者に依頼すると無料です。
場合によっては買取価格がつくこともあります。
一方、ディーラーに依頼したときには数万円の費用がかかることも。車を廃車にするときには、廃車を扱う買取業者を探しましょう。
売却する
個人売買を除き、どの方法でも業者とのやりとりを経て契約を交わします。
その際は金額や引き渡し時期など、細かい条件を確認しておきましょう。
契約が成立したら、書類の手続きや名義変更などの手続きを行います。
手続きに必要な書類の準備には時間がかかることもあるので、契約の前に、あらかじめ手元にそろえておくとスムーズです。
手続きが完了したら、車を引き取ってもらいましょう。
多くの場合、書類がそろっていれば、事務的な手続きは買取業者が代行してくれます。
車の売却方法別のメリット・デメリット
ディーラーの下取り
下取りをすると、次の車の値引きやサービスが受けられることもあります。
しかし、一般的に査定額は中古車買取業者よりも低く設定されるのがデメリットです。
またディーラーはメーカーの所属なので、他社製の車だとはさらに査定額が下がることもあるようです。
車買取業者への売却
査定額はディーラーよりも高く、専門業者ならではの販売ルートやネットワークを活用して、より高い価格で車を売却することができます。
車を高く売りたい人は、まずは車買取業者への売却を検討すると良いでしょう。
一括査定とオークション
一括査定ではひとつひとつ業者を選定する必要がなく、一度の手続きでたくさんの業者とやり取りが可能になります。
業者同士が競うことで、高額な買取価格がつきやすくなる点もメリットです。
手軽に業者同士を比較できますが、たくさんの業者から営業電話が続く「営業電話ラッシュ」の状態になりやすいことが難点です。
オークション
事前に査定を受け、その結果をもとに業者間でオークションが開催されるのが一般的な流れです。
車を高額で売却できるチャンスがある一方、オークションでの売却には手数料がかかることがあります。
また、車を手放すまでに時間がかかるのもデメリット。
個人売買
個人売買のメリットは、仲介手数料がかからず、買い手と直接交渉ができること。
車の状態や魅力を直接アピールできるため、希望額での売却が容易になります。
個人売買のデメリットは、売却先を探すために手間や時間がかかることです。
トラブルが発生した際にも自己責任で対処しなければなりません。
さらに、個人売買では名義変更や税金の手続きなど、売却に関する手続きをすべて自分で行わなければならない点もデメリットです。
手続きに慣れている人や十分な時間と手間をかけることができる場合には、個人売買も選択肢のひとつとして検討してみてください。
愛車を高く売るポイント
少しの工夫と日々の心がけで、査定額に大きな差が出るかもしれません。
車の査定額をあげるために重要なポイントをまとめました。
車が高く売れるタイミングは？
急ぎの売却でなければ、自分の車がもっとも高く売れる時期に査定を受けるのがおすすめです。
一般的に、1〜3月と9月は車の需要が高くなりやすく、車を高く売りやすいです。
また、夏にはオープンカーが、秋にはキャンピングカーの需要が高まります。
ファミリーカーや軽自動車など、車種ごとの流行も買取価格に影響します。
乗らない車は早く売ったほうがお得！
中古車として販売される車の車検は、それを買う人が行います。
残りの車検期間が長ければ長いほど購入者にとって利益となるので、買取時の査定額も上がりやすくなるのです。
また、車は放置していると価値が下がるのが一般的です。
長期間使用されなかった車はバッテリーやタイヤなどの劣化が進み、修理費用がかかることも査定額を下げる要因となります。
さらに車は、乗らない間も税金の支払い義務が生じます。
「そのうち売ろう」と思って放置していると、それだけ最終的な利益が少なくなってしまうのです。
乗らない車を手放すときは、なるべく早いタイミングで売却しましょう。
車はきれいに、丁寧に扱う
車の外装や内装がきれいに手入れされ、美観が保たれていると、査定士の印象がよくなり、査定額が上がることも。
車内はシートやカーペットの汚れを掃除し、清潔な状態にしておきましょう。
特にタバコの臭いやペットの臭いは、自分では気づきにくいものです。
消臭対策を行い、できるだけ購入した時の状態に戻すように心がけてください。ダッシュボードや足元のホコリや汚れも取り除きます。
車外では洗車をしておきましょう。
一方で、キズやへこみは修理費用のほうが高くつくので、そのままにしておくべきです。
ふだんから車を丁寧に扱っていれば、それほど大掛かりな手入れをしなくとも大丈夫です。
大切に乗ってきた車だということが、査定士に伝わるようにしておきましょう。
車買取業者に買取を依頼する3つの方法
詳しい手順は業者によって異なりますので、不明な点は問い合わせ、万全の態勢で査定に臨みましょう。
店頭へ持ち込む
業者との日程調整の必要がないので、ちょっとしたスキマ時間に査定を受けたい時にも便利です。
また、車の状態や魅力を直接アピールでき、買い替えの相談なども行えるので、総合的に満足度の高い取引が期待できます。
店頭査定のデメリットは、複数の業者と交渉する場合にはそれぞれの店舗を訪れる必要があることです。
買取業者を回り、それぞれで査定を受けなくてはならないので、時間も手間もかかります。
気になる買取業者をすべて回っているうちに、最初の査定額が変わってしまうこともあるかもしれません。
店頭での査定で複数の買取業者を比べる場合は、計画的に行いましょう。
出張査定を受ける
出張査定は、買取業者が自宅や指定の場所まで来て査定を行ってくれるサービスです。
自宅や指定の場所で査定ができるため、時間や移動の手間が省ける点がメリットです。事故車や車検切れで公道を走れない車は、出張査定を受けましょう。
ただし、業者によっては出張料が発生する場合があることがデメリットです。
また、事前に業者と日程調整を行う必要もあります。複数の業者とやり取りをしなくてはいけないのは手間だと感じることもあるかもしれません。
出張査定を受ける場合は手数料等をよく確認し、できるだけ効率良くすべての業者に見てもらえるよう調整しましょう。
ちなみに、出張査定の場合、複数の業者に同じ日時を指定して査定してもらい、一番高い金額を出した業者に売却することで買取価格を上げる「同時査定」も可能です。
一括査定サービスを利用する
一括査定はウェブ上で、複数の買取業者に一度に査定依頼ができるサービスです。
多くのサイトではウェブ上で買取相場を確認したり、概算買取価格を確認できたりと、査定の前にある程度車の価値を把握することができるのもメリットのひとつ。
一括査定サイトでは、車の情報を入力したり希望の買取業者を選択したりするだけで、買取業者を容易に比較することができます。
だたし一般的な一括査定サイトでは、業者とのやり取りは個別に行う必要があります。
営業電話ラッシュの状態も避けられません。とはいえ、営業電話は一度対応してしまえばかかって来なくなります。
業者とのやり取りが苦でなく、上手に対応できる人には、連絡を待つだけで良い一括査定サイトの活用がぴったりです。
車の売却に必要な手続きと注意点
車買取業者やディーラーの下取りを依頼する場合、いずれの手続きも業者が代行してくれます。
一方、個人間での売買や壌渡を行う場合は、自分たちで行う必要があります。
次は車の売却に必要な主な手続きについて、確認しましょう。
名義変更
名義変更は車の所有者が変わることを法的に認めるための手続きです。
これを行わないと売却後に発生するトラブルや責任が、元の所有者に及ぶことがあります。
名義変更には下記の書類が必要です。
- 車検証
- 印鑑証明書
- 譲渡証明書
- 車庫証明書
- 自動車税・自動車取得税申告書 など
名義変更手続きは通常、車の買い手が行いますが、売却時には名義変更が正確に行われたかどうかを確認しましょう。
きちんと名義変更が済んだことが確認できるまでは、関連書類は保管しておいてください。
税金など
4月に払った自動車税は、5月に車を売っても還付の対象にはなりません。
ただし、多くの場合、その年の自動車税は月割りの金額が査定額に含まれる形で買取業者から返金されます。
自動車税は4月1日時点での所有者が支払う決まりになっているので、すでに売却した車の自動車税支払い書が届くこともあります。
この場合も査定額には自動車税分が含まれているはずです。4月に車の売却を行う場合は、自動車税の金額についても確認しておくと良いでしょう。
税金ではありませんが、車を売る時にはリサイクル料金の返還があります。
リサイクル料金とはリサイクル券の費用のことで、これは車を廃棄するときに使用されます。
車の購入時に代金を支払っているので、売却する場合はその金額が返還される仕組みです。
ローン
自分や家族の名義でのローンであれば、車の売却後も名義変更をせずに返済を続けることができます。
ローンの名義がディーラーやローン会社になっている場合は、売却時に名義変更を行うため、多くの場合、一括での返済を求められます。
それができない場合には、まず名義を自分に変更してから売却手続きに入りましょう。
車を売却して得た利益をローン返済にあてることもできるので、買い取り業者に相談してみてくださいね。
保険
買い替えの場合は変更を、もう車は完全に手放すと言う場合には解約の手続きを行いましょう。
また、家族や友人に車を譲渡する場合には、保険の名義変更の手続きが必要です。
愛車を手放すと決めたら一括査定がおすすめ！
売却方法の中ではもっとも高い利益を得やすく、手間も最小限で済むからです。
ここでは使いやすく、高額での買取が叶いやすい一括査定サイト3社を紹介します。
MOTA
MOTA車買取
MOTA車買取
電話対策に優れた一括査定サービス
MOTA車買取は最大20社がオークション形式で入札し、概算査定金額の上位3社のみと電話やメールでやり取りするシステムです。
そのため、MOTAは買取業者との直接的なやり取りが少なくて済むことが特徴です。
「営業電話ラッシュ」になりにくいのは嬉しいですよね。
さらにMOTA車買取では、システムが使いやすいことも大きなメリット。
車の情報を登録すると、翌日の18時には各社の概算査定額がウェブ上で一覧できます。
概算査定額が出る前なら、MOTA車買取に連絡するだけでキャンセルも可能です。
「手軽に、簡単に車を売りたい人」には、MOTA車買取が向いています。
- 通常の一括査定
- ◯
- オークション形式
- ◯
- 提携買取業者数
- 1,360社以上
- 大手買取業者との提携
- 7社 / 8社中
- 同時査定依頼数
- 20社
- 手数料
- なし
- 営業電話対策
- ◯
- 業者選択可否
- ◯
- JPUC監修
- -
- 対応地域
- 全国
リクルート
カーセンサー
カーセンサー
最大手の一括査定サイト
カーセンサーは、株式会社リクルートカーセンサーが運営する中古車売買サイト。
車買取では一括査定とオークションの2つの売却方法を選択できます。
一括査定では、業界最多の最大30社へ同時に査定依頼が可能です。
カーセンサーの一括査定では、やはり営業電話が多いことがデメリットです。
一括査定では業者同士が競争することで査定額が上がるので、ある程度の営業電話ラッシュは仕方のないことでもあります。
営業電話を避けたい人には、オークション形式での売却がおすすめです。
カーセンサーのオークションでは、電話対応は1社のみ。最大5000社が入札可能なオークションで、相場より高く売れたという声も多く寄せられています。
- 通常の一括査定
- ◯
- オークション形式
- ◯
- 提携買取業者数
- 一括査定形式：700社以上、オークション形式：5,000社以上
- 大手買取業者との提携
- 8社 / 8社中
- 同時査定依頼数
- 30社
- 手数料
- なし
- 営業電話対策
- ◯
- 業者選択可否
- ◯
- JPUC監修
- ◯
- 対応地域
- 全国
株式会社プロトコーポレーション
グーネット買取
グーネット買取
買取依頼先を自分で選べる
グーネット買取では、査定の前に車の買取相場価格を確認することができます。
必要な連絡先はメールアドレスだけで、個人情報が流失する心配もありません。
その後、さらに買取相場を知らせるメールが届くので、車の価値の推移を知ることもできます。
買取相場を確認後はそのまま査定を依頼することも可能です。
査定を希望する業者を自分で選び、ひとつずつ申請する仕組みなので、営業電話ラッシュも避けられます。
ただし、査定を依頼する業者を自分で選ばなくてはいけないので、手間だと感じる人もいるかもしれません。
ストレスなく、じっくり業者を選んで取引したい人におすすめの一括査定サイトです。
- 通常の一括査定
- ◯※厳密には一括査定ではない
- オークション形式
- ✕
- 提携買取業者数
- 300社以上
- 大手買取業者との提携
- 7社 / 8社中
- 同時査定依頼数
- 10社以上
- 手数料
- なし
- 営業電話対策
- ◯
- 業者選択可否
- ◯
- JPUC監修
- ◯
- 対応地域
- 全国
自分にあった方法で、大切な愛車を手放そう
何度も経験することではないからこそ、失敗なく、慎重に手続きを進めたいですよね。
ひとつひとつのやり取りや事務手続きをきちんと確認し、信頼できる業者を選んで、大切な愛車を次の活躍の場に送り出してあげましょう。
車を高く、早く売るならカーネクスト
株式会社カーネクスト
カーネクスト
カーネクスト
どんな車も0円以上で買取！
カーネクストは「どんな車も買うわ！」というCMでおなじみの車買取サービスです。
長く走った車も、動かない車も、もちろん普通の車も0円以上で高価買い取りを謳っています。
電話で査定額がわかり、車を早く売れるため、車を早く手放したい人にもピッタリのサービスです。
カーネクストが1番良かった
他社とも見積もりしてもらったが、カーネクストが1番良かった。
査定額ももちろんですが、担当してもらったスタッフの対応も良くサービスも心地よく予想以上の対応に感謝しています。
カーネクストは安いとか噂を聞いていましたが、全然そんなことはなかった。
売却した車：ホンダ フリード (2019年式、走行距離3万キロ)
売却金額：100万円
5万円の買取額がついた
走行距離が8万超えだったので査定はついても1万円かと思っていたが、5万円の買取額がついたので満足しています。
スタッフの対応も親切で丁寧で安心して任せることができた。
振り込みも思っていたより早かった。また次回売却することがあれば利用したい。
売却した車：日産 デイズルークス (2013年式、走行距離8.2万キロ)
売却金額：5万円
買い取ってもらえて良かった
かなり走行距離も多くなっていたので本当に買い取ってくれるのか不安だったのですが実際に買い取ってもらえて良かったです。
ネットで確認した通りレッカー引き取りや廃車手続き代行も無料でしてくれたので本当に助かりました。
こちらからの質問にも丁寧に早く答えてくれたので安心して任せられました。
売却した車：ダイハツ ミライース (2011年式、走行距離17万キロ)
売却金額：1万円
- 買取実績
- 2008年創業
- 手数料
- 無料
- 0円以上買取保証
- ◯
- 申込方法
- WEB、電話
- 電話対応時間
- 8〜22時(年中無休)
- 引取対応日時
- 平日、土曜日
- キャンセル料
- 3万円
- 対応エリア
- 全国対応(一部離島を除く)
画像ギャラリー
