車を高く売るためのコツ12個|価格交渉のテクニックも紹介

・下取りは安いから中古車買取店での売却を検討している
・どのような車が高く売れるのかがわからない
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
車を1円でも高く売りたいときは、高く売るためのコツを全て実践しましょう。
この記事では、車を高く売るためのコツを12個紹介するとともに、価格交渉のテクニックについても解説します。
また、高く売るために使いたい中古車一括査定サービスも厳選して紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
車を高く売るためのコツ12個
しかし、それだけでは限界があるため、ここで紹介する「車を高く売るためのコツ」をなるべく多く実践しましょう。
「下取り」ではなく「買取」を利用する
すでにご存じかもしれませんが、実質のところディーラーの下取りは車を売る行為ではありません。
車を購入する代わりに、今乗っている車を買い取ってもらう行為です。
購入する車の値引きできない分を下取り額で少しだけ補填してくれたり、下取りの手続きが簡単であったりといったメリットがあります。
一方、買取は中古車買取店に車を売る行為です。中古車買取店は車の装備や内装・外装の状態、市場価値などさまざまな項目を加味して、適正価格で買い取ってくれます。
例えば、下取りでは査定額が20万円の車が中古車買取店で100万円以上の査定額が出るケースは珍しくありません。
車を高く売りたいのであれば、下取りではなく買取を選ぶことは必須と言えるでしょう。
フルモデルチェンジ前に売る
フルモデルチェンジ後は価値が下がってしまう場合があるため、新モデルが発売する前に売却しましょう。
フルモデルチェンジの頻度は車種で異なりますが、日本車は4~6年に1回、フルモデルチェンジが行われます。
なお、1~2年ごとに行われるマイナーチェンジは多少の改修であり、フルモデルチェンジほどの影響はありません。
中には、マイナーチェンジ前の車の方が人気で、価値が低下しないケースもあります。
買取相場を調べておく
買取相場を事前に調べておくことで、不当な査定額を提示されても気づけるでしょう。
買取相場はインターネット検索でも大体わかりますが、実際の相場とかけ離れている可能性も否定できません。
そこでおすすめなのが、事前に買取相場がわかるタイプの中古車一括査定サービスを利用することです。
例えばユーカーパックは最短30秒で愛車の買取相場がわかるため、業者から買い叩かれる心配がありません。
そのまま複数業者から見積もりを取り、最も高い査定額を出した業者に買取を依頼できます。
小さな傷やへこみは補修しない
査定士は細かな部分まで入念にチェックするため、よほどきれいに直さなければ査定額アップにはつながらないのです。
自分で補修した結果、補修跡が目立ってしまい査定額がさらにダウンする可能性もあります。
また、プロに補修を依頼した場合、小さな傷やへこみの査定額ダウンよりも補修費の方が高額になります。
つまり、小さな傷やへこみを補修しても車を高く売れないため、そのまま査定を依頼することが大切です。
一定の走行距離になる前に売る
走行距離が長くなればなるほどに査定額がダウンします。
ただし、走行距離に関しては、1年につき1万km走行する想定で、過走行かどうかを判断されます。
例えば、納車から査定までに3年が経過しており、走行距離が2万kmの場合は走行距離が短いと判断されるのです。
また、5万km・10万kmを境に査定額がダウンする傾向があります。
なるべく年式が新しいうちに売る
例えば、2017年式よりも2015年式の方が高い人気を誇る場合は、同じ条件であれば2015年式の方が高額査定が期待できます。
基本的に年式は新しくなればなるほどに査定額が上がりますが、例外があることも覚えておきましょう。
純正オプション品を用意する
特に、個性的なカスタムパーツは好みが分かれることで購入者が現れにくいため、査定額がダウンしやすいでしょう。
純正オプション品からカスタムパーツへ交換した場合は、元の純正オプション品を廃棄しないよう注意が必要です。
そして、査定を受けるときは純正オプション品に交換しておきましょう。
内装の汚れやにおいは取り除いておく
特に、タバコやペットのにおいなどは大きく減額される可能性があるため注意しましょう。
これらの強いにおいを消すために、香りが強い芳香剤を使用した場合も同様です。
内装の汚れやにおいを取り除いておくと、査定額がアップする可能性があります。
また、車を大切にしてきた印象を与えることで査定士の心象が良くなり、査定に良い影響が及ぶこともあるでしょう。
直前に洗車する
ワックスでぴかぴかに磨きあげる必要はありません。
水と洗剤で、泥汚れや埃、花粉、虫の死骸、鳥の糞などをしっかり落として拭き上げるだけで十分です。
ホイールもきれいにしておいた方が好印象を与えられますが、奥の方まできれいにする必要はありません。
車検切れ3ヶ月以上前に査定を依頼する
ただし、具体的な加算額は業者によって異なります。
また、車検切れ間近に売却したからといって、査定額がダウンするわけではありません。
そのため、車検切れ3ヶ月以上前であればなるべく早く査定に出して、車検切れ間近であれば、車検の有効期限に関しては気にする必要はないのです。
なお、車検切れになった車は公道を走行できないため、買取店からレッカーで引き取りに来てもらう必要があります。
その場合でも、査定額がダウンすることはないので安心してください。
メンテナンスノートを用意する
過去に受けた点検や整備の記録を確認できるため、査定士の心象がよくなります。
メンテナンスノートがなくても売却は可能ですが、なるべく用意することが大切です。
メンテナンスノートを紛失した場合はディーラーに問い合わせましょう。
通常、再発行はできませんが、点検・整備のデータが残っていた場合は再発行してもらえる可能性があります。
ただし、点検記録を追記してもらえなければ査定額アップの方法として利用できません。
必要に応じて交渉する
価値が高い中古車は高額な利益を得られるため、交渉に応じてでも買い取りたいと考えています。
ただし、横暴な態度で査定額アップを迫ると査定士の心象が悪くなり、交渉成功の可能性が低くなります。
また、とりあえず査定額をアップしてほしい旨を伝えるのではなく、価格交渉に応じてもよいと思ってもらえるように相見積もりをするなどの対応をしましょう。
高額査定を引き出す交渉のテクニック
売りたい意思を最初に伝える
査定士は、「とりあえず車の価値を知りたくて査定を受けているのではないか」、「時間をかけて査定しても売ってくれないのではないか」などの不安を抱えています。
これらの不安を取り除くために、「納得できる価格であれば売りたい」と最初に伝えましょう。
そうすれば査定士としても細かな部分まで確認し、本腰を入れて査定してくれます。
また、価格交渉にも意欲的になるため、高額査定を引き出しやすくなります。
いつ引き渡すのか明確に伝える
これは、時間が経てば経つほどに車の価値が下がる恐れがあるためです。
反対に価値が上がる車もありますが、査定士はそのときの価値を踏まえて買取の判断を下すため、なるべく早く引き取りたいと考えることが一般的です。
理想は査定を受けて売買契約を交わした当日か翌日に引き渡すことですが、現実的に難しい場合が多いのではないでしょうか。
難しい場合は、「○月○日に引き渡し可能」と明確に伝えましょう。
価格交渉の段階で引き渡し日を伝えれば、価格交渉に対する意欲を高めることができます。
ただし、あまりにも現実的ではない日を引き渡し日に指定すると、返って信頼感を損ねてしまうため、査定日から1~2週間以内の日を指定することをおすすめします。
良識を持って交渉する
横暴な態度で価格交渉すると、交渉に応じてもらえないばかりか買取を拒否される可能性もあります。
査定額の大幅アップにつながるわけではありませんが、査定士と良好な関係を築いて少しでも車を高く売るためにも、良識のあるコミュニケーションを取りましょう。
車を高く売るなら一括査定サービスを利用しよう
なるべく多くのコツを押さえつつ価格交渉を行いましょう。
また、車を高く売るコツを中古車一括査定サービスで実践することで、さらなる高額査定が期待できます。
車の一括査定サービスを利用するメリットは次のとおりです。
・複数業者に一括査定を依頼できるため手続きの手間を大幅に削減できる
・相見積もりを取ることで競合させて高額査定を引き出せる
・無料で利用できる
車を高く売るためには、複数の業者から相見積もりを取ることは必須と言えるでしょう。
しかし、自分で業者を探して車を持ち込むことには時間と手間がかかります。
車の一括査定サービスを利用すれば、時間と手間を大幅に削減して相見積もりを取ることができます。
おすすめの車買取一括査定サービス3選
そこで、車の一括査定サービスの中でも信頼性が高く安心して利用できるサービスを3つ厳選して紹介します。
MOTA
MOTA車買取
MOTA車買取
最大3社とだけ電話すればOK!
MOTA車買取は、最も高い査定額を出した上位最大3社のみから連絡が来る※車の一括査定サービスです。
一般的な車の一括査定サービスは、多くの業者から査定の連絡が来るため、電話を取るのが面倒に感じる人が少なくありません。
MOTA車買取であれば上位3社以外に個人情報も開示されないため、情報漏えいの心配もありません。
また、上位3社以外の業者も気になる場合は、運営に伝えることで追加査定を受けることもできます。
さらに、概算の査定額が申し込みの翌日18時にわかるうえに価格推定シミュレーションも確認できるため、買い叩かれたり売り時を見誤ったりすることもありません。
※高額査定の3社(最大)からのお電話は複数回線からのご連絡になる場合があります
- 通常の一括査定
- ◯
- オークション形式
- ◯
- 提携買取業者数
- 500社以上
- 大手買取業者との提携
- 7社 / 8社中
- 同時査定依頼数
- 20社
- 手数料
- なし
- 営業電話対策
- ◯
- 業者選択可否
- ✕
- JPUC監修
- -
- 対応地域
- 全国
UcarPAC株式会社
ユーカーパック
ユーカーパック
申し込みから30秒で買取相場と最高額がわかる
ユーカーパックは、申し込みから30秒で買取相場と最高額がわかる車の一括査定サービスです。
オークション形式を採用しており、最も高額査定を出した業者に買取を依頼できます。
提携業者数は5,000社以上のため、マイナーな車もしっかりと評価してもらえます。
また、ユーカーパックが業者との交渉を代行してくれるため、複数の買取業者から電話ラッシュが来ることもありません。
- 通常の一括査定
- ✕
- オークション形式
- ◯
- 提携買取業者数
- 8,000社以上
- 大手買取業者との提携
- 不明
- 同時査定依頼数
- -
- 手数料
- なし
- 営業電話対策
- ◯
- 業者選択可否
- ✕
- JPUC監修
- -
- 対応地域
- 全国
リクルート
カーセンサー
カーセンサー
最大手の車一括査定サービス
カーセンサーは、車の一括査定サービスの中でも長い歴史と豊富な実績を持ちます。
一度に最大30社まで査定を依頼し、査定額を比較したうえで売却先を選択できます。
また、一括査定だけではなくオークション形式も選べる点も大きなメリットです。
最も高い入札価格を提示した業者に売ることができるため、車を1円で高く売りたい方に向いています。
また、オークション形式だからこそ面倒な交渉も不要で、最初から最も高い査定額で売却できます。
提携業者数は1,000社前後と非常に多いため、マイナーな車でも値段がつくことがほとんどです。
- 通常の一括査定
- ◯
- オークション形式
- ◯
- 提携買取業者数
- 一括査定形式:1,000社以上、オークション形式:5,000社以上
- 大手買取業者との提携
- 8社 / 8社中
- 同時査定依頼数
- 30社
- 手数料
- なし
- 営業電話対策
- ◯
- 業者選択可否
- ◯
- JPUC監修
- ◯
- 対応地域
- 全国
車の買取によくある質問
そこで、車の買取についてよくある質問にお答えします。
Q.相場以上の価格では売却できない?
また、独自の販売ルートを持っているために、他店よりも高額買取を実現している業者に査定を依頼するのも方法の1つです。
ただし、どのような車種でも相場以上で買い取れるわけではないため、売りたい車の買取を得意とする業者を探す必要があります。
相場以上の価格で車を売れる可能性を少しでも高めるために、一括査定サービスを利用することをおすすめします。
一括査定サービスでは多くの業者から一括見積もりを取れるため、その車種を最も高額で買い取ってくれる業者を見つけることが可能です。
Q.車の買取契約後にキャンセルはできる?
売買契約書にキャンセル時の違約金に関する条項が設けられていないか確認しましょう。
また、キャンセル料金は数万円程度が一般的ですが、中には高額な料金を請求する業者も存在します。
トラブルを避けるためにも、契約書にサインする前に各条項を全て確認することが大切です。
Q.相場よりも低い価格を提示されたらどうすればいい?
業者としても、相場よりも低い価格で買い取ることで評判が悪くなるため、なるべく相場かそれ以上の価格で買い取ろうとしてくれます。
ただし、傷や汚れ、車内の臭いなど減額査定につながる要素がある場合は、相場よりも低い価格になる可能性があります。
その際は、相場よりも査定額が低い理由を尋ねることが大切です。
理由もなく減額査定をする業者には売却しない方がよいでしょう。
コツを押さえて高額査定を実現しましょう
1つ1つのコツの効果は低くても、組み合わせれば大きな査定額アップにつながるでしょう。
また、「下取りよりも買取を選ぶ、」「一括査定サービスを利用する」の2つは、車を高く売るためには必須と言えます。
車の一括査定サービスの質はピンキリのため、今回厳選して紹介した下記3つのサービスの中から選んでみてください。
・MOTA車買取
・ユーカーパック
・カーセンサー