BMW 新型1シリーズに搭載される先進の運転支援システムをご紹介【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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2019年に登場した、3代目となる、BMW 1シリーズ。BMWのエントリーモデルとしてラインナップされている1シリーズですが、最大のトピックスといえば、後輪駆動を貫いてきた1シリーズもついに前輪駆動へと駆動方式を変更したことでしょう。
そのため、前輪駆動方式の採用により、後部足元のスペースが約40mm広くなり、ラゲッジ・ルームの容量は20L 増加し、380Lとなり、後席を倒すと最大1,200L まで拡大。Qi 対応の機器(スマートフォン等)を充電できるワイヤレス充電機能を全車に標準装備。
また、「OK, BMW」と呼べばクルマ側が反応してくれる最新のインフォテイメントシステムを搭載するなど、今回は、外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気カラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバルまで。などあらゆる視点からBMW 1シリーズをひも解いていきます。登場車種はその中でもトップグレードのM135i xDriveです。
文/写真・萩原 文博
そのため、前輪駆動方式の採用により、後部足元のスペースが約40mm広くなり、ラゲッジ・ルームの容量は20L 増加し、380Lとなり、後席を倒すと最大1,200L まで拡大。Qi 対応の機器(スマートフォン等)を充電できるワイヤレス充電機能を全車に標準装備。
また、「OK, BMW」と呼べばクルマ側が反応してくれる最新のインフォテイメントシステムを搭載するなど、今回は、外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気カラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバルまで。などあらゆる視点からBMW 1シリーズをひも解いていきます。登場車種はその中でもトップグレードのM135i xDriveです。
文/写真・萩原 文博
アンダー知らず?のBMW 新型1シリーズ ARBのシステムとは?
今回試乗したBMW M135i xDriveは先進の運転支援システムをはじめ、安全装備が充実しています。ここでは、M135i xDriveの安全性能について紹介しましょう。新型1シリーズは駆動方式が先代の後輪駆動のFRから前輪駆動のFFへと変更されています。そのFF車のネガティブな点がハンドルを切った分だけクルマが曲がらないアンダーステアです。
新型1シリーズはこのアンダーステアを消すために、日本に導入されたBMWモデルで初めて、「タイヤスリップ・コントロール・システム」のARBを搭載しました。
このシステムはエンジンのコントロールユニットで直接タイヤのスリップ状況を感知し、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)を経由することなく、以前の約3倍の速さでその信号を直接エンジンに伝達する機能です。これにより、FF車特有のアンダーステアを大幅に抑制し、ダイナミックな走りを実現しているのです。
このシステムはエンジンのコントロールユニットで直接タイヤのスリップ状況を感知し、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)を経由することなく、以前の約3倍の速さでその信号を直接エンジンに伝達する機能です。これにより、FF車特有のアンダーステアを大幅に抑制し、ダイナミックな走りを実現しているのです。
勝手にバックしてくれる?リバース・アシストなど運転を支援してくれるシステムとは
また、注目の安全装備として紹介したいのが、リバース・アシストです。駐車場や細い道などで時速35km以下での走行時に直近50mのドライビングルートを自動的に記録。必要な時にこれまでドライブしてきたルートに沿って自動でステアリング操作しながら後退できるという機能です。
アクセルとブレーキ操作はドライバーが行うものの、ステアリング操作は車両側が行ってくれるので、ステアリング操作に気を取られることなく、周囲の状況に注意することができるという非常に便利な機能です。
アクセルとブレーキ操作はドライバーが行うものの、ステアリング操作は車両側が行ってくれるので、ステアリング操作に気を取られることなく、周囲の状況に注意することができるという非常に便利な機能です。
この後退時ステアリングアシスト機能であるリバース・アシストをはじめ、パークディスタンスコントロール、並列・縦列のパーキング・アシスト、予想進路表示機能付のリアビューカメラなど苦手な人が多い、車庫入れや縦列駐車を支援してくれるパーキング・アシスト機能が標準装備されています。
一方、先進の運転支援システムがパッケージ化されているのが、ドライビング・アシストです。このシステムは路上における危険を未然に防ぎ、万が一の事故の際にはその影響を最小限に抑えようとサポートするのがドライビング・アシストです。
一方、先進の運転支援システムがパッケージ化されているのが、ドライビング・アシストです。このシステムは路上における危険を未然に防ぎ、万が一の事故の際にはその影響を最小限に抑えようとサポートするのがドライビング・アシストです。
やっぱり高速道路にはアクティブクルーズコントロールが”ラク”
ヘッドアップディスプレイ
全7つの機能がありますが、前車接近警告機能は常に前方をカメラなどでモニターしており、先行車に接近すると、まず予備警告としてメーターパネルやヘッドアップディスプレイに警告灯を表示し注意喚起する機能です。
また、クルマが車線から逸脱しそうになるとドライバーに注意を促すレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、ドライバーから死角となる場所にいる車両や追い越し車線上を急接近してくる車両を認識し、ドライバーに知らせるレーンチェンジウォーニング。
先行車だけでなく歩行者も検知し、衝突が避けられないと判断した場合にシステムが自動的にブレーキを掛けて衝突回避と被害軽減を図る衝突被害軽減ブレーキ。
また、クルマが車線から逸脱しそうになるとドライバーに注意を促すレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、ドライバーから死角となる場所にいる車両や追い越し車線上を急接近してくる車両を認識し、ドライバーに知らせるレーンチェンジウォーニング。
先行車だけでなく歩行者も検知し、衝突が避けられないと判断した場合にシステムが自動的にブレーキを掛けて衝突回避と被害軽減を図る衝突被害軽減ブレーキ。
また、後方から接近してくるクルマを検知して知らせるクロストラフィックウォーニング、後続車に接近しすぎを警告する後車衝突警告機能。さらに制限速度などの標識を認識して、インパネなどに表示するトラフィックサインアシストが標準装備されています。
さらに、M135i xDriveは高速道路などでの先行車追従走行が可能なアクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)や現在の車速やナビによるルート案内の矢印表示など、走行に関する様々な情報をフロントウィンドウに投影し、ドライバーが必要な情報を視線移動することなく、確認でき前方に意識を集中できるBMWヘッドアップディスプレイが標準装備されています。
クルーズコントロール イメージ
特にアダプティブクルーズコントロールはドライバーが設定した速度をベースに、先行車との車間虚栄を維持しながら自動で加減速を行い高速走行をサポート。
車両の停止や再加速も自動で行ってくれるので、渋滞時でもドライバーのストレスが軽減されます。BMWブランドのエントリーモデルながら、安全性能は上級モデルと比べても遜色ないほど充実しています。
車両の停止や再加速も自動で行ってくれるので、渋滞時でもドライバーのストレスが軽減されます。BMWブランドのエントリーモデルながら、安全性能は上級モデルと比べても遜色ないほど充実しています。
動画でもお届け!BMW M135i xDrive by CARPRIME
2019年に登場した、3代目となる、BMW 1シリーズ。BMWのエントリーモデルとしてラインナップされている1シリーズですが、最大のトピックスといえば、後輪駆動を貫いてきた1シリーズもついに前輪駆動へと駆動方式を変更したことでしょう。
そのため、前輪駆動方式の採用により、後部足元のスペースが約40mm広くなり、ラゲッジ・ルームの容量は20L 増加し、380Lとなり、後席を倒すと最大1,200L まで拡大。Qi 対応の機器(スマートフォン等)を充電できるワイヤレス充電機能を全車に標準装備。
また、「OK, BMW」と呼べばクルマ側が反応してくれる最新のインフォテイメントシステムを搭載するなど、今回は、外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気カラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバルまで。
あらゆる視点からBMW 1シリーズをひも解いていきます。登場車種はその中でもトップグレードのM135i xDriveです。