2台目の自動車保険料や維持費を安くする方法は?「セカンドカー割引」って何?

お子さんが免許を取得したり、奥様がお子さんの送り迎えをするために所有するクルマが増えるケースがあるかと思います。家族の形態やライフスタイルに合わせて複数台のクルマを所有している方も多くいるのではないでしょうか。その場合、2台目のクルマの自動車保険はどうすればいいのでしょうか。今回は、2台目以降の自動車保険をおトクにする方法「セカンドカー割引」の特徴とメリットをご紹介します。

文・萩原 文博

Chapter
ポイント1.セカンドカー割引とは?
ポイント2.1台目のクルマに必要な条件は?
ポイント3.2台目のクルマに必要な条件は?

ポイント1.セカンドカー割引とは?

自動車保険の任意保険には「セカンドカー割引」という割引制度があり、ほとんどの保険会社が採用している制度です。2台目以降のクルマで、新規で自動車保険に加入するときに保険料が安くなる割引制度で、通常は6等級スタートに対して、7等級から保険を開始することができます

自動車保険では等級が増えるほど割引率がアップし、保険料が安くなるので維持費を節約することができます。なお、セカンドカー割引の適用条件を満たせば、1台目と2台目の車の自動車保険が違う保険会社であっても適用されるため、非常に役立つ割引となります。

セカンドカー割引が適用される条件としては、すでに所有しているクルマ、新しく購入するクルマそれぞれ4つの条件がありますので確認してみましょう。

ポイント2.1台目のクルマに必要な条件は?

セカンドカー割引を利用する際、すでに所有している1台目のクルマに対する条件は以下4点です。

① 1台目のクルマの自動車保険の等級が11等級以上であること
② 1台目のクルマの自動車保険の記名被保険者が個人であること
③ クルマの用途が自家用8車種であること
④ クルマの所有者が個人であること

ポイント3.2台目のクルマに必要な条件は?

セカンドカー割引を利用する際、新しく購入する2台目のクルマに対する条件は以下4点です。

① 今回はじめて自動車保険を契約するクルマであること
② クルマの用途車種が自家用8車種であること
③ 2台目の所有者が個人であり、1台目の契約の記名被保険者または記名被保険者の配偶者そして記名被保険者または配偶者の同居する親族であること
④ 2台目のクルマの記名保険者が個人であるうえ、1台目の契約の記名被保険者または記名被保険者の配偶者そして記名被保険者または配偶者の同居する親族であること

セカンドカー割引は、記名被保険者が法人だと対象外となります。2台目のクルマが前契約のないクルマであることまたは以前に保険契約はあったものの前保険期間の末日から13カ月を経過していることが条件となります。

2台目のクルマの維持費は購入するクルマによって大きく変わります。自宅に駐車場がなければ、保管場所となる駐車場代が必要になりますし、燃料代も掛かります。さらに自動車税、自動車重量税、環境性能割、といった税金やメンテナンス代など1台目のクルマと同様に維持費が掛かります。したがってセカンドカーは割引を活用しながら燃費性能に優れて、維持費の安い軽自動車が選ばれることが多いのです。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ