アクサダイレクト「子育て世帯ドライバーの安全運転とリスク認知に関する意識調査」 安全運転のきっかけは「子どもを乗せるようになったから」

アクサダイレクト

アクサ損害保険株式会社(以下「アクサダイレクト」)は、ドライバーの安全意識を高めること、子育て世帯ならではのリスクへの意識を高めることを目的に、0〜12歳の子供を乗せて月に2回以上運転する20〜40代の全国のドライバー1,000人を対象に「子育て世帯ドライバーの安全運転とリスク認知に関する意識調査」を公表した。

同調査から、子供を乗せるようになったことをきっかけに、「急発進、急停車をしない」「スピードを出さない」「車間距離をとる」など安全な運転を心がけるようになったドライバーが多いことが明らかになった一方、「子どもが泣いて運転に集中できない」「子どもが食べ物をこぼしたり、吐いたりして運転に集中できない」といった子育て世帯ならではのヒヤリとする体験を6割以上が経験していることが判明した。

安全な運転を心がけ、あおり運転をされないように工夫しているドライバーは8割以上であったのに対し、あおり運転への備えとして「ドライブレコーダーを装着している」と回答した割合は半数以下にとどまった。

Chapter
本調査の主な結果
アクサダイレクトよりコメント
調査詳細
1.  安全運転を特に意識しようと思ったきっかけは「子どもを乗せるようになったから」が61.0%と最も多く、運転免許取得時や車購入時を上回る
2. 子供と一緒のドライブでは、急発進、急停止、急な割り込みをしない、スピードを出さないなどの安全運転に加えて「チャイルドシート、シートベルトの装着確認」「時間に余裕を持つ」ことも重要視
3. チャイルドシートやシートベルトを正しく使用できていると思うドライバーは74.2%、正しく使用できないと思うドライバーは25.8%、その理由は「正しく使用できているか自信がない」「子どもが嫌がる」「急いでいたり、装着に手間がかかる」
4. 子供を乗せたドライブ中に危険を感じるヒヤリとした経験があるドライバーは64.3%、ヒヤリとした中では「子どもが泣いて運転に集中できなかった」が28.3%と最も多く、子育て世帯ならではの「ヒヤリ」が発生
5. あおり運転への備えをしているドライバーは85.9%に上るが、備えとしてドライブレコーダーを装着している割合は42.7%
調査概要
アクサ損害保険(アクサダイレクト)について
アクサグループについて

本調査の主な結果

1. 安全運転を特に意識しようと思ったきっかけは「子どもを乗せるようになったから」が61.0%と最も多く、運転免許取得時や車購入時を上回る

2. 子供と一緒のドライブでは、急発進、急停止、急な割り込みをしない、スピードを出さないなどの安全運転に加えて、「チャイルドシート、シートベルトの装着確認」「時間に余裕を持つ」ことも重要視

3. チャイルドシートやシートベルトを正しく使用できていると思うドライバーは74.2%、正しく使用できないと思うドライバーは25.8%、その理由は「正しく使用できているか自信がない」「子どもが嫌がる」「急いでいたり、装着に手間がかかる」

4. 子供を乗せたドライブ中に危険を感じるヒヤリとした経験があるドライバーは64.3%、ヒヤリとした中では「子どもが泣いて運転に集中できなかった」が28.3%と最も多く、子育て世帯ならではの「ヒヤリ」が発生

5. あおり運転への備えをしているドライバーは85.9%に上るが、備えとしてドライブレコーダーを装着している割合は42.7%

アクサダイレクトよりコメント

アクサダイレクトでは、2021年7月27日(火)より業界としてはじめて※1自動車保険に『子育て応援割引』を導入※2し、子育て中のドライバーの安全運転への支援に力を入れております。この度の調査結果を明らかにすることで、より安全な運転と子育て世帯ならではのリスクを意識するきっかけに繋がればと考えております。アクサダイレクトでは、子育て応援割引の導入を通して補償内容はそのままに、よりリーズナブルな自動車保険を提供し、子育て世帯のカーライフを支えていくことで、アクサグループの「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というパーパス(存在意義)を体現してまいります。

※1自動車保険会社19社における子育て世帯への割引制度の有無自社調べ(2021年3月現在)
※2『子育て応援割引』は、「乳幼児童同乗割引」の愛称(ペットネーム)です。
保険始期日2021年7月27日以降の自動車保険のご契約が対象となります。
バイク保険は対象外となります。

子育て応援割引の詳細
https://www.axa-direct.co.jp/auto/goodprice/childcare.html

調査詳細

1.  安全運転を特に意識しようと思ったきっかけは「子どもを乗せるようになったから」が61.0%と最も多く、運転免許取得時や車購入時を上回る

調査対象の1,000人に、日常的に安全運転ができているかを尋ねた結果、「できている」が238人、「まあまあできている」が554人と、合計して792人(全体の約8割)がおおむね安全運転ができていると回答した。

その792人を対象に、安全運転を特に意識するようになったきっかけを尋ねたところ「子どもを乗せるようになったから(61.0%)」が最も多く、次いで「運転免許を取得したときから(47.5%)」、「運転中に危ないと思うことがあったから(28.8%)」、「新しい車を購入したから(18.7%)」、「身近な人の体験談や事故のニュースを見てから(10.9%)」という結果になった。日常的に安全運転ができているドライバーにとっても、子供を乗せるようになったことをきっかけとして安全運転をより心掛けるようになっている実態が明らかになった。

2. 子供と一緒のドライブでは、急発進、急停止、急な割り込みをしない、スピードを出さないなどの安全運転に加えて「チャイルドシート、シートベルトの装着確認」「時間に余裕を持つ」ことも重要視

子供と一緒のドライブで何に気を付けているかを複数回答で尋ねたところ、「急発進、急停止、急な割り込みなど乱暴な運転をしない(66.1%)」、「スピードを出さない(58.9%)」、「車間距離を十分にとる(49.3%)」といった安全運転の基本動作が上位を占めている中、約半数は「チャイルドシート、シートベルトの装着を確認(48.1%)」していることが分かった。

このほかにも「時間に余裕を持つ(39.8%)」、「ドアや窓を操作できないようにロックする(34.1%)」、「子どもの様子を気に掛ける(33.9%)」など子供と一緒のドライブならではの備えが重要視されている。一方、「子どもに泣かれても冷静でいるように心がけている」が20.3%であることから、車内でひとたび泣かれてしまうと冷静ではいられず、気になってしまっている状況が想像される。

3. チャイルドシートやシートベルトを正しく使用できていると思うドライバーは74.2%、正しく使用できないと思うドライバーは25.8%、その理由は「正しく使用できているか自信がない」「子どもが嫌がる」「急いでいたり、装着に手間がかかる」

上記2.の結果から、約半数のドライバーが子供のチャイルドシート、シートベルトの装着確認に気を付けていることが分かったが、実際の使用状況について聞いたところ、「チャイルドシートまたはシートベルトをいつも正しく使用できている(いた)と思う」が742人で全体の74.2%となった。
「正しく使用できなかったと思う」と回答した258人に対して使用状況を複数回答で尋ねたところ、「正しく使用できているか自信がない(39.5%)」、「子どもが嫌がるので使わないことがある(34.9%)」、「急いでいたり、装着に手間がかかるなどドライバー側の都合により使わないことがある(30.6%)」という理由があった。なかには「装着方法が甘く、子どもがシートから抜け出している時があった」という声もあり、チャイルドシートの正しい取り付け方や身長や体重にあった有効な使い方などをお伝えしていく必要があることが分かった。

4. 子供を乗せたドライブ中に危険を感じるヒヤリとした経験があるドライバーは64.3%、ヒヤリとした中では「子どもが泣いて運転に集中できなかった」が28.3%と最も多く、子育て世帯ならではの「ヒヤリ」が発生

安全運転やチャイルドシート、シートベルトの安全対策、子供への配慮を重要視しながらも、子育て世帯ドライバーならではのヒヤリとする体験も多く発生している。子供を乗せた運転中に注意力が散漫になったり、危ない、しまった、などのヒヤリとした経験を聞いたところ、64.3%のドライバーが「ヒヤリとした経験がある」と回答した。具体的なヒヤリ経験の内容としては、「子どもが泣いて運転に集中できなかった(28.3%)」、「子どもが食べ物をこぼしたり、吐いたりして運転に集中できなかった(23.6%)」、「子どもがチャイルドシート(シートベルト)から出ようとして運転に集中できなかった(17.6%)」、「子どもに気をとられ、信号に気づくのが遅れたり、前の車に接近したり、車線のなかで偏ったりしたことがある(13.7%)」などが上位を占めた。子供を乗せたドライブに特有の「ヒヤリ」があること、多くのドライバーがヒヤリとした体験をしている実態が明らかになり、子供のドライブ時間を安全で快適なものにするために、子育て世帯ならではの「ヒヤリ」リスクを伝えていく重要性が感じられる結果となった。

5. あおり運転への備えをしているドライバーは85.9%に上るが、備えとしてドライブレコーダーを装着している割合は42.7%

ドライブ中のヒヤリといえば、最近はあおり運転が注目されている。あおり運転への備えをしているかを尋ねたところ85.9%のドライバーが何らかの備えをしていることが分かった。備えの内容としては「急発進・急停車をしない(57.9%)」、「車間距離を十分にとっている(52.5%)」、「無理な車線変更はしない(51.9%)」、「後続車に気を配っている(42.2%)」など、自分自身が安全運転をすることで、相手からあおり運転をされないように工夫している姿が感じとれた。一方、「ドライブレコーダーを装備している」と回答した割合は42.7%に留まるなど、ドライバー自身の対策はしているものの、実際にあおり運転に巻きこまれてしまったケースを想定して備えている人の割合はあまり多くないことが分かった。

本調査の結果から、0〜12歳の子どもを乗せる子育て世帯のドライバーの多くは、子供を乗せるようになったタイミングでより安全運転を心掛けていることが分かった。一方、チャイルドシート(シートベルト)の適切な着用や、子育て世帯特有のリスクについて伝えていく重要性が改めて認識された。

調査概要

調査名:子育て世帯ドライバーの安全運転とリスク認知に関する意識調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年6月10〜11日
調査対象:家庭で車を所有し1か月に2回以上0歳〜12歳の子どもを乗せて運転する20〜40代の全国のドライバー
回答者数:1,000人

アクサ損害保険(アクサダイレクト)について

アクサ損害保険株式会社は、1998年に設立され、翌年7月より営業を開始し、現在は主に自動車・バイク保険、ペット保険を販売しているアクサのメンバーカンパニーです。個人のお客さまを対象とした「アクサダイレクト総合自動車保険」は好調な売上を続け、保有契約件数は110万件を超えています。
URL: https://www.axa-direct.co.jp/

アクサグループについて

アクサは世界54ヶ国で15万3千人の従業員を擁し、1億500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2020年度通期の売上は1,032億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは43億ユーロ、2020年12月31日時点における運用資産総額は10,320億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
*上記のアクサグループ数値は2020年度のもの

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