【IT活用】世界で普及するテレマティクスを活用した自動車保険 について徹底解説

欧米で始まり、近年日本でも普及し始めているテレマティクス保険加入者の運転情報を基に保険料が設定される自動車保険です。名前は聞いたことはあるけどどんな内容の保険なのかよく知らない…という人が多いのではないでしょうか。需要が高まり、多くの損害保険会社で発売されているテレマティクス保険について詳しく解説します。

Chapter
テレマティクスってなに?
テレマティクス保険の仕組みとは?
テレマティクス保険の今後の発展

テレマティクスってなに?

交通

テレマティクス」とは、近年注目されている自動車にITを搭載した高度道路交通システムの1つです。「テレマティクス」には、道路交通情報などをリアルタイムで把握できるメリットがあります。GPSやカーナビと連動して、道路情報を取得したりEメールの送受を行ったりする仕組みです。テレマティクスを利用すると、危険運転が発生したポイントなど運転者の運転成績もわかります。

平成27年1月に国土交通省が公表した「自動車関連情報の利活用に関する将来ビジョン」では、テレマティクス保険の普及が促進されています。テレマティクス保険は「テレマティクス」を利用して、運転者の運転特性や走行距離を取得し保険料を算定する自動車保険です。

安全運転をすると保険料が安くなるので、自然と運転者が安全運転を心がけるようになり交通事故の減少効果があると言われています。日本国内で初めて発売されたテレマティクス保険は、ソニー損害保険株式会社の運転行動連動型のテレマティクス保険でした。

テレマティクス保険の仕組みとは?

運転

テレマティクス保険には走行距離連動型運転行動連動型の2種類があり、どちらもリスクに応じて保険料が設定される自動車保険です。

走行距離連動型のテレマティクス保険の場合、保険会社が車載端末から走行距離情報を取得して保険料を決めます。車で実際に走行した距離が長いほど保険料が高くなります。あまり車を運転しない人の場合走行距離が短いので、保険料が安くお得になる仕組みです。特に日頃車に乗る機会が少ない人に適しています。

一方、運転行動連動型のテレマティクス保険の場合、運転速度や急ブレーキ、急アクセルなど、運転者の運転特性に応じて保険料が決められます安全に運転する人ほど保険料が安くなる仕組みです。特に今まで交通事故を起こしたことがない人や、日頃から安全運転を心がけている人は他の自動車保険よりも安く加入できる場合があります。

テレマティクス保険は、加入者にも周囲の運転者にもメリットがある仕組みの自動者保険なのです。

テレマティクス保険の今後の発展

ゴルフィ 情報収集

テレマティクス保険は加入者に与えるメリットの方が目立つ自動車保険ですが、情報セキュリティに関する課題もあります。運転行動や走行距離を分析して保険料を設定する為、保険会社に運転者の個人情報が伝わります。テレマティクス保険には、データ漏洩を防止し加入者のプライバシーを守るという課題が求められています。

未だ課題があるテレマティクス保険ですが、近年欧米ではテレマティクス保険の加入者が増え続けています。日本国内でもさまざまな損害保険会社がテレマティクス保険を発売し、テレマティクス保険に加入する運転者が増えました。

年々通信技術が進化していくことで、自動車だけでなく多くの物が発展し進化を遂げました。テレマティクス保険は加入者に多くのメリットがあるだけでなく、道路交通状況にもいい影響を与える保険です。テレマティクス保険に加入する運転者は今後さらに増え、テレマティクス保険そのものが進化していくことも予想されます。

環境

特に安全運転を心がけることで保険料が安くなる運転行動連動型のテレマティクス保険は、加入者の保険料が安くなるだけでなく交通事故が少なくなるメリットもあります。

走行距離連動型のテレマティクス保険で車を運転する人が少なくなると、二酸化炭素の排出量が少なくなり環境汚染対策にも繋がります。自動車保険選びに悩んだら、加入者にも道路交通状況にもメリットがあるテレマティクス保険がおすすめです。