ホンダ 6代目ステップワゴンの安全装備と先進装備を紹介!ホンダセンシングも搭載

ステップワゴン

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ホンダの6代目ステップワゴンには、ホンダの安全運転支援システムであるホンダセンシングが全車で標準装備となっています。

そのほか、さまざまな先進装備も搭載されており、安全性は先代よりも大きく進化しました。そこで、6代目ステップワゴンの安全装備と先進装備を解説します。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
6代目ステップワゴンの安全装備|ホンダセンシングの機能を解説
衝突軽減ブレーキ
誤発進抑制機能
後方誤発進抑制機能
近距離衝突軽減ブレーキ
歩行者事故低減ステアリング
路外逸脱抑制機能
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール
車線維持支援システム
トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
先行車発進お知らせ機能
標識認識機能
オートハイビーム
アダプティブドライビングビーム
6代目ステップワゴンの先進安全装備5つ
ブラインドスポットインフォメーション
マルチビューカメラシステム
アドバンスドルームミラー
LEDアクティブコーナリングライト
スマートクリアワイパー

6代目ステップワゴンの安全装備|ホンダセンシングの機能を解説

ホンダセンシングとは、ホンダが2014年に発表した先進安全自動車と呼ばれる機能のことです。

単眼カメラとミリ波レーダー、ソナーセンサーの組合せによって自車の周囲を監視し、基本となる12の機能に加え、上級グレードにはアダプティブドライビングビームが採用されています。

衝突軽減ブレーキ

衝突軽減ブレーキは、車両や歩行者に対して衝突の危険がある場合に作動し、ブレーキ操作を支援する機能です。

およそ5km/h以上で走行している場合に作動し、停止もしくは減速することで衝突回避もしくは衝突による被害を低減します。

誤発進抑制機能

誤発進抑制機能は、停止中や低速走行中に前方に障害物があるにも関わらず、アクセルペダルが踏まれた場合に作動するシステムです。

衝突する危険性があると判断された場合、エンジンやモーターなどの出力を抑制します。

後方誤発進抑制機能

後方誤発進抑制機能は、誤発進抑制機能が前方障害物を検知して作動するのに対し、後方に障害物があるにも関わらず後進でアクセルが踏まれた場合に作動します。

近距離衝突軽減ブレーキ

近距離衝突軽減ブレーキは、およそ2~10km/hで走行中に障害物に接触、もしくは衝突する危険性があると判断された場合に作動します。

システムの判断によってブレーキが制御され、停止もしくは減速を行います。

歩行者事故低減ステアリング

歩行者事故低減ステアリングは、歩行者側への車線逸脱と歩行者と衝突の可能性がある場合、ステアリング操作による回避を支援する機能です。

路外逸脱抑制機能

路外逸脱抑制機能は、自車がおよそ30km/h以上で走行中、道を外れそうになるのをシステムが予測すると作動する機能です。

ステアリング操作を支援し、逸脱を回避します。

渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール

渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールは、渋滞している道などで便利な機能です。

前を走る車がいる場合には停車中でも作動し、前に車がいない場合にはおよそ30km/h以上の速度で走っていると作動します。

適切な車間距離を保って先行車を追従するため、ドライバーの負担を軽減します。

車線維持支援システム

車線維持支援システムは、車線を外れて走らないようにステアリング操作を支援する機能です。およそ65km/h以上での走行中に作動します。

トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)

トラフィックジャムアシストは、高速道路での低速走行の時、前にいる車の車速に応じて車間距離を保ち、車線の中央付近を維持するようにステアリング操作を支援することでドライバーの運転負荷を軽減する機能です。

先行車発進お知らせ機能

先行車発進お知らせ機能とは、停車中に前の車が発進したことをドライバーに知らせてくれる機能です。

標識認識機能

標識認識機能は、走行中に道路の標識をシステムが認識し、マルチインフォメーション・ディスプレイに表示する機能です。標識の速度制限よりも速度超過しているときは、マルチインフォメーション・ディスプレイの表示を一定時間点滅させます。

オートハイビーム

オートハイビームは、前を走る車や対向車を検知することで、ヘッドランプのハイとローを自動で切り替える機能です。

アダプティブドライビングビーム

アダプティブドライビングビームとは、ヘッドランプがハイビームの状態で前を走る車や対向車を検知すると、照らす範囲を自動でコントロールし、眩惑を軽減する機能です。

6代目ステップワゴンの先進安全装備5つ

ホンダの6代目ステップワゴンには、ホンダセンシング以外にも先進装備が採用されています。それぞれ、どのような機能なのか解説します。

ブラインドスポットインフォメーション

ブラインドスポットインフォメーションは、ドライバーの死角になりやすい斜め後方にいる他の車の存在を知らせてくれる機能です。

走行中、斜め後方に他の車両がいる場合、その方向のドアミラーにマークを点灯させ、ドライバーが気づかずにその方向にウインカーを出すと、ブザーとマークの点滅によって注意喚起を行います。

マルチビューカメラシステム

マルチビューカメラシステムは、タイプ別のメーカーオプションとなっている装備の1つです。

フロントとリア、左右のドアミラーに設置されたカメラの映像を合成・解析し、自車を俯瞰で見ているような映像を映し出すことができます。

アドバンスドルームミラー

アドバンスドルームミラーは、ディーラーオプションで装着できる先進安全装備です。

ルームミラーが鏡ではなく、リアに設置されたカメラの映像を表示するディスプレイとなり、雨天や夜間、積み込んだ荷物で視界が悪い場合にもクリアな後方視界を確保します。

LEDアクティブコーナリングライト

LEDアクティブコーナリングライトは、ヘッドライトを点灯している状態での右左折時、曲がろうとする方向の路面内側を照らす機能です。

照らされる面積が増えるため、歩行者などの発見を容易にしてくれます。

スマートクリアワイパー

スマートクリアワイパーは、ウォッシャー液を散布するためのノズルをワイパー本体に内蔵したワイパーです。

ウォッシャー液がすぐに拭き取られるため、視界が悪くなるのを低減します。
ステップワゴンは、6代目にフルモデルチェンジを受け、より安全装備が充実しました。

さまざまな機能が盛り込まれたホンダセンシングをはじめ、死角を減らすブラインドスポットインフォメーションなど、より家族が安心して乗ることができる車になったといえるでしょう。
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