ホンダ 6代目ステップワゴンの維持費はいくら?自動車税や重量税などの総額は?【プロ徹底解説】

ステップワゴン

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ホンダの6代目ステップワゴンは、ガソリンエンジン搭載モデルとハイブリッドモデルが存在しています。モデルやグレードによって本体価格は異なりますが、実際には購入後も維持費がかかります。

今回は、ホンダ 6代目ステップワゴンを新車で購入後、初回車検までの3年のあいだに維持費がいくら発生するかについて解説します。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
ステップワゴンの維持費:自動車税
ステップワゴンの維持費:任意保険
ステップワゴンの維持費:メンテナンス・消耗品料
ステップワゴンの維持費:ガソリン代

ステップワゴンの維持費:自動車税

自動車税とは、毎年4月1日時点で車を所有している人に対して支払いの義務が発生する税金です。税額は、車の排気量と用途に応じて決められています。

6代目ステップワゴンは、1.5リッターの水冷直列4気筒エンジン搭載モデルと、2.0Lのハイブリッドシステム搭載モデルに分けられます。

そのため、モデルによって自動車税額が異なり、1.5リッターの水冷直列4気筒エンジン搭載モデルでは年間3万500円、2.0Lのハイブリッドエンジン搭載モデルでは年間3万6,000円となります。

このことから、初回車検までの3年間で発生する自動車税は、前者で9万1,500円、後者で10万8,000円です。

ステップワゴンの維持費:任意保険

任意保険(自動車保険)は、さまざまな条件によって人それぞれ保険額が異なります。

一般的な車両保険が付いている任意保険で、20代で約10~20万円、30~50代なら約6万円、60代なら約5万円が1年間の相場と言われています。

ただし、車両保険なしであれば、上記の半分の額が目安となります。

つまり、20代で約5~10万円、30~50代なら約3万円、60代なら約2万5,000円です。

このことから、上記の金額を3倍にした額が初回車検までの任意保険料となりますが、ここでは、試算をするために3年間でかかる任意保険を15万円として計算します。

ステップワゴンの維持費:メンテナンス・消耗品料

ステップワゴンを新車で購入して初めての車検となる3年の間に交換が必要となる消耗品は、ほとんどの場合エンジンオイルやフィルターといった部分です。

エンジンオイルの交換時期は、走行距離で1万5,000km程度とされており、入庫させる業者にもよりますが、オイルの交換工賃は5,000円ほどが相場でしょう。

このことから、年に1回エンジンオイルを交換すると仮定すると、3年間で1万5,000円となります。

さらに、フィルターはオイル交換が2回に1度交換の必要があり、工賃は3,000円ほどが目安です。これらを合計すると、1万8,000円が3年間での消耗品代となります。

ステップワゴンの維持費:ガソリン代

 6代目ステップワゴンのカタログスペックで最も燃費が良いのは、「エアー(AIR)」のハイブリッドです。

このグレードの燃費性能はWLTCモードで20.0km/Lであり、1年に1万km走ると仮定して、ガソリンの販売価格を1Lあたり170円とすると、初回車検までの3年間でガソリン代は25万5,000円となります。

ただしこの数値は概算であり、実燃費は交通環境や運転方法によって異なります。
ここまでの内容の試算から、新車購入から初回車検までの3年間でかかる維持費は、51万4,500円となります。

【内訳】
自動車税:9万1,500円
任意保険:15万円
メンテナンス費用:エンジンオイル3年分1万5,000円/オイルフィルター交換1回3,000円
ガソリン代:25万5,000円
この試算が、6代目ステップワゴンを購入してから3年後の初回車検までのおおよその維持費です。今回は、購入後にかかる維持費を計算しているため、購入時に支払う自動車重量税と自賠責保険料は勘定に入れていません。

このほか、住んでいる場所によっては駐車場代がかかったり、個人差が生まれるケースもあるため、今回の試算を基準にして自分の状況と照らし合わせることで、より正確な維持費を計算することができるでしょう。
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