ホンダ 6代目ステップワゴンの内装(インテリア)の特徴|乗り物酔い対策が充実?

ステップワゴン

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ホンダ ステップワゴンは、2022年5月27日にフルモデルチェンジして販売が開始されました。

原点回帰したといわれるエクステリアだけでなく、熟成されたハイブリッドシステムによる燃費性能や走行性能の向上に加え、インテリアもさらにリラックスできる環境を実現しました。

そこで、6代目ステップワゴンのインテリアがどう変わったのか、インテリアカラーや快適装備、テールゲートの機能を解説します。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
ステップワゴンは車内の雰囲気がグレードで変化する
ステップワゴンは酔わない車であることを追求
ステップワゴンの空調設備は乗る人全員が快適に過ごせる
ステップワゴンのラゲッジと収納機能

ステップワゴンは車内の雰囲気がグレードで変化する

6代目ステップワゴンは「エアー(AIR)」および「スパーダ(SPADA)」という2つのグレードを基本とし、「スパーダ」の上級仕様として、「スパーダプレミアムライン(SPADA PREMIUMLILE)」が用意されています。

「エアー」と「スパーダ」のインテリアは、それぞれ異なるコンセプトで作られており、雰囲気やデザインも大きく異なります。

エアー

「エアー」のインテリアは、シンプルさとクリーンさをコンセプトとする優しい雰囲気が特徴です。

シート表皮には、ソファーのようなメランジ調のシート素材を採用しました。汚れが目立ちにくいのが特徴です。

また、シートのカラーはグレーとブラックの2色を用意しています。グレーシートの車内壁には全面にベージュを使用し、開放感を感じさせる明るい雰囲気を演出しました。

一方、ブラックシートでも上半分にベージュを用いることで「エアー」のイメージに合う、家のリビングのようなリラックスできる空間に仕上がっています。

特に、グレーのシートは「エアー」のみの設定であるため、車内色は明るめのカラーが好きという方はこの点を考慮して「エアー」を選ぶのもおすすめです。

スパーダ

スパーダのインテリアは、洗練されたスタイリッシュな印象が特徴です。

インパネ周辺のガーニッシュや各部のソフトパッドなど、車内をブラック基調とすることで高級感を感じさせる空間としています。

インテリアカラーはブラックのみで、シートにはファブリックとプライムスムースを組み合わせたシートを採用。

プライムスムースは、しっとりとした質感で上質な室内を演出してくれるだけでなく、汚れやシワにも強く、快適性と機能性を兼ね備えている素材です。

プライムスムースでないファブリック部分には、撥水性に加えて撥油性も備えたファブテクトが使われています。

スパーダプレミアムライン

「スパーダプレミアムライン」のインテリアは、ベースとなる「スパーダ」の質感をさらに高めた、上級仕様グレードに相応しい上質な空間となっています。

シートに用いる素材は、ファブリックからスエード調に。プライムスムースとの組合せによって、高級感を感じる見た目だけでなく、心地よい肌ざわりが魅力です。 

インパネ周辺にあしらわれたガーニッシュやソフトパッドにもスエード調の素材が用いられており、キャビンの内部全体の質感が1段階アップした印象を与えてくれます。

ステップワゴンは酔わない車であることを追求

6代目となった新型ステップワゴンのインテリアは、特に乗員が車酔いになりづらい構造にこだわってデザインされています。

一般的に、コーナリング時に車体が地面に対して傾くと、乗員の頭も傾くことになります。すると、姿勢が崩れてしまって身体も揺れやすくなります。

これが乗り物酔いになるメカニズムであるため、インテリアの各部に水平を感じられる線を採用し、車体が傾いたとしても頭を水平姿勢に戻しやすいような工夫が凝らされています。

ウインドウの切り取り方やピラーとルーフのつなぎ目、エアコンの吹き出し口といった目に入りやすい場所では、より水平線が感じ取れるようにデザインされています。

特に、2・3列目シートに座ったときに、水平基調が顕著に現れるデザインを採用しています。また、酔いにくさを生み出すため、開放的な視界も確保しました。

シートのヘッドレストを低く設計し、丸みを帯びた形状にすることによって、2・3列目シートに座っていても前方視界を確保し、閉塞感を低減しています。

さらに、フロントシートよりも2列目シート、2列目シートよりも3列目シートというように座面の位置を高く調整し、爽快な視界を実現しました。

ステップワゴンの空調設備は乗る人全員が快適に過ごせる

6代目ステップワゴンでは、最新の空調装備が採用されており、そもそも乗り物酔いをなくすようにデザインされているインテリアをさらに快適な空間にしています。

Clean Air

PM2.5などの微小粒子物質を検知し、フィルターを通して空気を清浄に保つシステムを標準装備。

車内の空気が、どの程度清浄であるかは、エアコンパネルもしくは、対応するナビゲーションのディスプレイに表示されるため、運転中でもモニタリングすることが可能です。 

トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー

トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナーとは、フロントシートとリアシートの温度を個別に調整できるエアコンです。

プラズマクラスター技術が搭載されており、運転席と助手席、さらにリアシートの3つのゾーンそれぞれで、好きな温度設定をすることができます。

シートヒーター

シートヒーターは、運転席と助手席の座面と背もたれを暖めてくれる機能です。エアコンパネルで操作でき、3段階の温度調節が可能です。

上級仕様である「スパーダプレミアムライン」は、2列目シートにもシートヒーターを標準装備しています。

ステップワゴンのラゲッジと収納機能

先代モデルには、テールゲートが跳ね上げ式でなく観音開きになる「わくわくゲート」が採用されていましたが、6代目のフルモデルチェンジにあたり廃止されました。

代わりに、「エアー」以外のグレードにはパワーテールゲートが標準装備されています。

このテールゲートは、スマートキーもしくはテールゲートに設置されているスイッチ操作によって、電動で開閉が可能です。これにより、より簡単に開閉ができるようになりました。

さらに、テールゲートが開く角度を記憶・設定可能なメモリー機能も採用。設定した位置にドアを止めることができるため、車の後ろのスペースに余裕がない場所でも安心できる便利な機能となっています。
ホンダのステップワゴンは、6代目にフルモデルチェンジされるにあたり、従来よりもさらに洗練された機能的なインテリアを獲得しました。

ユーティリティを高める工夫が細かい部分にも施され、これまで以上に家族に優しい車としての魅力がアップしたといえるでしょう。
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