ホンダ 6代目ステップワゴンのエクステリアを紹介【プロ徹底解説】観音開きは廃止に
更新日:2024.09.09
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ホンダの6代目ステップワゴンは、初代モデルにも似たどこか懐かしいエクステリアデザインが採用されています。
きれいな箱型となるようデザインされた結果、獲得したボディは安心と自由を表現することに成功しました。
6代目ステップワゴンのエクステリアにはどんな特徴があるのか解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
きれいな箱型となるようデザインされた結果、獲得したボディは安心と自由を表現することに成功しました。
6代目ステップワゴンのエクステリアにはどんな特徴があるのか解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
6代目ステップワゴンのグランドコンセプトは「#素敵な暮らし」
6代目となった新型ステップワゴンは、ボディが先代モデルよりも拡大。全車で3ナンバーサイズとなりました。
角ばった箱型のボディに、フロント部が突き出た2ボックスのフォルムは、どこか初代モデルや2代目モデルをほうふつとさせます。
新型ステップワゴンのデザインに関して、基本的な指針となったのはシンプルな箱にすることだったとされています。
「安心×自由」というキーワードが商品コンセプトにされていますが、力強を感じさせるスクエアなスタイルが安心を、そのスタイルによって強調されるシンプルなデザインが、場所や人を選ばずにマッチする自由を表現しているのです。
特に、分かりやすく突き出したフロント周りや、あえて太く設計されたリアのリアピラー、全長が伸びて拡大したサイド面、視線を下げすぎない高く水平なベルトラインといった要素が、安心で自由なデザインが分かりやすく表現されている部分でしょう。
また、高さのあるボンネットは見た目の押し出し感だけでなく、運転席に座るドライバーからボンネット自体が見えるようになるため、車両感覚の掴みやすさ向上にもつながります。
角ばった箱型のボディに、フロント部が突き出た2ボックスのフォルムは、どこか初代モデルや2代目モデルをほうふつとさせます。
新型ステップワゴンのデザインに関して、基本的な指針となったのはシンプルな箱にすることだったとされています。
「安心×自由」というキーワードが商品コンセプトにされていますが、力強を感じさせるスクエアなスタイルが安心を、そのスタイルによって強調されるシンプルなデザインが、場所や人を選ばずにマッチする自由を表現しているのです。
特に、分かりやすく突き出したフロント周りや、あえて太く設計されたリアのリアピラー、全長が伸びて拡大したサイド面、視線を下げすぎない高く水平なベルトラインといった要素が、安心で自由なデザインが分かりやすく表現されている部分でしょう。
また、高さのあるボンネットは見た目の押し出し感だけでなく、運転席に座るドライバーからボンネット自体が見えるようになるため、車両感覚の掴みやすさ向上にもつながります。
6代目ステップワゴンのフロントデザイン
ステップワゴン「エアー(AIR)」のフロントデザインは、派手さを感じさせるような要素を削ぎ落としたシンプルかつフラットで、清潔さを感じさせるようなデザインが採用されています。
近年のホンダが手がけているモデルに共通するデザインフィロソフィーを採用することで、穏やかさとリラックス感を演出しています。
これにより6代目ステップワゴンは、より優しげな表情とファミリーカーらしさを獲得しています。
一方、「スパーダ(SPADA)」では、「エアー」よりも力強さを強調するデザインが採用されています。「エアー」と比較して、厚くなったブラックのグリルを装着することでスタイリッシュさを演出。
目につく派手さは抑えつつも、クローム仕上げのパーツを増やすことによって高級感をプラスしています。
ただし、空力に関するパーツは控えめにすることで、スッキリさせつつ精悍なフロントフェイスとしています。
近年のホンダが手がけているモデルに共通するデザインフィロソフィーを採用することで、穏やかさとリラックス感を演出しています。
これにより6代目ステップワゴンは、より優しげな表情とファミリーカーらしさを獲得しています。
一方、「スパーダ(SPADA)」では、「エアー」よりも力強さを強調するデザインが採用されています。「エアー」と比較して、厚くなったブラックのグリルを装着することでスタイリッシュさを演出。
目につく派手さは抑えつつも、クローム仕上げのパーツを増やすことによって高級感をプラスしています。
ただし、空力に関するパーツは控えめにすることで、スッキリさせつつ精悍なフロントフェイスとしています。
6代目ステップワゴンのボディサイド
前述したように、きれいな箱を目指したという6代目ステップワゴンは、いさぎよいほど直線的なラインによってフォルムを構成しています。
ショルダーラインこそ最後部でわずかに跳ね上がっていますが、全体としてはほぼ水平です。さらに、フロントとリアのドアハンドルを真一文字につなげ、シンメトリーデザインとすることで、幾何学的なシャープさを際立たせています。
全体のかたまり感を全面的に押し出すデザインを採用したことで、全長4,800~4,830mm×全幅1,750mm×全高1,840~1,855mmという本来のサイズ以上に、ボディが大きく見える効果が生まれています。
ショルダーラインこそ最後部でわずかに跳ね上がっていますが、全体としてはほぼ水平です。さらに、フロントとリアのドアハンドルを真一文字につなげ、シンメトリーデザインとすることで、幾何学的なシャープさを際立たせています。
全体のかたまり感を全面的に押し出すデザインを採用したことで、全長4,800~4,830mm×全幅1,750mm×全高1,840~1,855mmという本来のサイズ以上に、ボディが大きく見える効果が生まれています。
6代目ステップワゴンのリアデザイン
先代モデルにあたる5代目ステップワゴンの特徴の1つでもあった、跳ね上げも観音開きも可能だった「わくわくゲート」は、6代目ステップワゴンでは廃止となりました。そのため、新型ステップワゴンでは、跳ね上げで開閉する方式が採用されています。
縦に長いリアのコンビネーションランプは、初代ステップワゴンに採用されていたデザインを現代風に解釈したようなデザインです。
「エアー」にはリアスポイラーが不採用であるため、分かりやすいシンプルさが生まれました。
また、「スパーダ」では、ボディ同色の塗装が施されたカラードテールゲートスポイラーが標準装備です。リアのコンビネーションランプは「エアー」と同様、シンプルな形状が採用されています。
リアバンパーは、直線的なデザインです。フロントからサイドを通って全体を囲むようにメッキモールを装着して高級感を強調しました。
縦に長いリアのコンビネーションランプは、初代ステップワゴンに採用されていたデザインを現代風に解釈したようなデザインです。
「エアー」にはリアスポイラーが不採用であるため、分かりやすいシンプルさが生まれました。
また、「スパーダ」では、ボディ同色の塗装が施されたカラードテールゲートスポイラーが標準装備です。リアのコンビネーションランプは「エアー」と同様、シンプルな形状が採用されています。
リアバンパーは、直線的なデザインです。フロントからサイドを通って全体を囲むようにメッキモールを装着して高級感を強調しました。
モデルチェンジによって直線で構成されたスタイルとなった6代目ステップワゴンは、他のミニバンと比較しても分かりやすく個性的なエクステリアを獲得しました。
フロント・サイド・リアのどこから見ても、一目でステップワゴンだと分かる大型化したボディに相応しい質感になったといえるでしょう。
フロント・サイド・リアのどこから見ても、一目でステップワゴンだと分かる大型化したボディに相応しい質感になったといえるでしょう。