エンジン始動に必要なチョークとは?1980年以前の旧車はチョークレバー付きだった
更新日:2024.09.09

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現在販売されている車の多くは、エンジンスタートのボタンを押すだけでエンジン始動ができるモデルがほとんどです。
しかし、1980年代頃までに製造された車はそうではなく、チョークと呼ばれる装置を駆使しなければ、寒い朝にエンジンを始動することは困難だったのです。
チョークとは、どのような働きをする装置なのでしょうか。
しかし、1980年代頃までに製造された車はそうではなく、チョークと呼ばれる装置を駆使しなければ、寒い朝にエンジンを始動することは困難だったのです。
チョークとは、どのような働きをする装置なのでしょうか。
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- チョークを引くのはエンジンがかかりにくい冬の寒い日!?
チョークを引くのはエンジンがかかりにくい冬の寒い日!?
チョークボタン、チョークレバーとは簡単に言うと空気の量を調整するもので、寒い時など、エンジンがかかりにくい時に使う装置のことです。
チョークレバーやチョークのつまみを引くと、空気が入ってくる部分を絞ったり、塞いだりすることになります。
入ってくる空気の量が減ることで、エンジン内でガソリンが濃くなって気化しやすくなります。そのため、結果的にエンジンがかかりやすい状態にすることができるのです。
ただし、チョークを引きっぱなしでアイドリングや走行していると、ガソリンが必要以上に出過ぎることでプラグが濡れてしまう、いわゆるカブりが起きてしまいます。
その結果、黒煙が上がってしまって、チョークを引きっぱなしにしていることを後ろの車からクラクションで教えて貰うというケースも、当時は少なくなかったようです。
チョークレバーやチョークのつまみを引くと、空気が入ってくる部分を絞ったり、塞いだりすることになります。
入ってくる空気の量が減ることで、エンジン内でガソリンが濃くなって気化しやすくなります。そのため、結果的にエンジンがかかりやすい状態にすることができるのです。
ただし、チョークを引きっぱなしでアイドリングや走行していると、ガソリンが必要以上に出過ぎることでプラグが濡れてしまう、いわゆるカブりが起きてしまいます。
その結果、黒煙が上がってしまって、チョークを引きっぱなしにしていることを後ろの車からクラクションで教えて貰うというケースも、当時は少なくなかったようです。
現在、一般的に新車として販売されている車には、エンジンに燃料を送るための電子制御燃料噴射装置が搭載されています。そのため、エンジンのスタートボタンを押すことで、手間なくエンジンを始動することが可能です。
冒頭で述べたように、現在では実際にチョークを操作しなければならない車に乗るような機会は滅多にありません。もしあるとするならば、いわゆるヒストリックカーに触れる貴重な体験ともいえます。
そのような機会があれば、チョークを使ったエンジン始動を体験し、現在の車との違いを感じてみても良いかもしれません。
冒頭で述べたように、現在では実際にチョークを操作しなければならない車に乗るような機会は滅多にありません。もしあるとするならば、いわゆるヒストリックカーに触れる貴重な体験ともいえます。
そのような機会があれば、チョークを使ったエンジン始動を体験し、現在の車との違いを感じてみても良いかもしれません。