走行NG!ガソリンスタンドで燃料を入れ間違えたら取り出してもらえる?

給油

燃料の入れ間違えは誤給油とも呼ばれており、気が付かないまま走行してしまうとエンジンの不具合を引き起こす可能性があるトラブルです。

ガソリンスタンドで燃料の入れ間違いに気が付いた場合、その場で抜き取って貰いたいところですが、抜き取り作業の対応をしてもらえるのでしょうか

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ガソリンスタンドによって対応が異なる

ガソリンスタンドによって対応が異なる

ガソリンスタンドで燃料を入れ間違えたことに気づいた場合、車のエンジンをかけず、その場で燃料を抜くことが最善の対応策です。

しかし、全てのガソリンスタンドがその場で対応してくれるとは限らないようです。

もっとも、ガソリンは消防法の第2条第7項によって定義される危険物に該当すると同時に、危険等級Ⅱ第四類危険物の第1石油類に分類されているため、危険物取扱者の乙種四類以上の資格を持っていなければ作業をすることが認められていないのです。

もちろん、ガソリンスタンドには危険物取扱者乙種四類以上の資格を保有しているスタッフが必ず常駐しています。

しかし、作業スペースが確保できなかったり作業にあたれるスタッフがいないなどの理由から、その場での入れ間違えた燃料の抜き取りが出来ないケースが考えられます。

ガソリンスタンドでの燃料抜き取りができない場合、加入している保険やJAFに連絡してロードサービスを使うのがベターでしょう。

知り合いの自動車整備工場などがあれば、そちらに連絡してレッカーを依頼する方法も良いでしょう。

ガソリンスタンドで対応できないからといって、自分で運転して整備工場などに車を持ち込むのは、車のエンジントラブルを引き起こす原因となってしまう可能性もあるため避けた方が良いでしょう。

もしも、ダメージが重大になり、燃料系や排気系の完全洗浄や部品交換が必要になったり、燃料ポンプやインジェクターが摩耗や焼き付きを起こしてしまったりすると、多額の修理費がかかります。

ガソリンスタンドで誤給油に気が付いたら、エンジンはかけずに対応した方が良いでしょう。ロードサービスやレッカーを利用して、ガソリンの抜き取り作業はプロに任せるのが一番安心できる手段と言えそうです。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道