【プロに聞いた】オールシーズンタイヤのおすすめ10選を徹底比較|2023年版

しかし、オールシーズンタイヤは各社から多数の商品が発売されており、どれを選んだら良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論、オールシーズンタイヤは下記のポイントを抑えて選べば問題ありません。
- 【前提】車種に適合するタイヤを選ぶ
- 耐摩耗性、ドライ性能、ウェット性能、静粛性、低燃費性能を重視
- 寿命が長いタイヤがおすすめ
画像 | 商品名 | 最安値 | 特徴 | スペック | |
---|---|---|---|---|---|
インチ | 対応車種 | ||||
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ネクセン NEXEN N blue 4Season ネクセン エヌブルー フォーシーズン |
真ん中は雪で、左右は舗装路で効く |
13〜18 | - | |
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グッドイヤー(Goodyear) Vector 4Seasons Hybrid ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド |
雪道での走りに自信あり |
13〜18 | セダン、ワゴン、ミニバン、コンパクト/軽自動車 | |
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横浜タイヤ BluEarth-4S AW21 ブルーアース 4S AW-21 |
特徴的なグルーブが雪道でしっかり雪を掻く |
14〜19 | ミニバン、セダン/クーペ、コンパクトカー、SUV |
オールシーズンタイヤとはどんなタイヤ?
オールシーズンタイヤのメリット・デメリット
オールシーズンタイヤのメリット
・ドライコンディションから雪道まで走れる
・季節ごとにタイヤ交換をしなくて良い
・夏用タイヤと冬用タイヤの両方を買うより安い
それぞれのメリットを詳しく解説していきます。
ドライコンディションから雪道まで走れる
マンツは路面温度が高くなったり、雨の日は路面が濡れたり、積雪や凍結で路面状態が悪くなったりと、季節や天候によって路面状況が変わります。オールシーズンタイヤは、様々な路面状況に対応し、安定した走行を実現してくれます。
季節ごとにタイヤ交換をしなくて良い
夏用タイヤと冬用タイヤを使う場合、1年に2回のタイヤ交換が必要になります。専門店やディーラーに持ち込んでタイヤ交換を行って貰う場合、費用とタイヤを持ち込む手間が生じます。また、自分でタイヤ交換を行う場合も専用の道具や手間がかかります。
しかし、オールシーズンタイヤであれば一度の装着で、季節ごとにタイヤ交換をする必要がありません。そのため、タイヤ交換にかかる費用と手間を省くことができます。また、タイヤの保管場所に悩むこともなくなります。
夏用タイヤと冬用タイヤの両方を買うより安い
通常、夏用タイヤと冬用タイヤの2つを買い揃える必要があるため、タイヤ2セット分の費用がかかります。しかし、オールシーズンタイヤであれば1セットで済むため、費用を抑えることができます。
オールシーズンタイヤのデメリット
夏用タイヤ、冬用タイヤなどの性能には及ばない
オールシーズンタイヤは、通年で履き続けられる優れものです。
しかし、夏用タイヤのドライ性能やウェット性能と比較するとやや性能が劣ります。また、冬用タイヤの雪上や凍結路面の走行性能にもやや及びません。
したがって、あくまでも夏用タイヤの延長線上にある性能であり、年に数回しか雪がふらない地域の平地での雪上走行で活用することをおすすめします。
凍結路面での走行には不向き
オールシーズンタイヤは、シャーベットや新雪、圧雪などでの走行を可能にしています。しかし、アイスバーンのように完全に凍結している路面でのコントロール性能は良くなく、不向きです。
冬の寒さが厳しく降雪の多い地域などでの走行は冬用タイヤを使う必要があります。
オールシーズンタイヤの選び方
・性能で選ぶ
・サイズを確認する
・寿命や交換時期を確認する
それぞれのポイントを詳しくご紹介します。
性能で選ぶ
・耐摩耗性
・ドライ性能
・ウェット性能
・静粛性
・低燃費性能
それぞれを解説していきます。
耐摩耗性
耐摩耗性とは、タイヤの素材であるゴムがどこまで摩耗に耐えて、性能を維持できるかを表しています。耐摩耗性が高ければ高いほど、摩耗に強く、長く使うことができます。さらに偏摩耗にも強い性能であれば、タイヤが均一に摩耗するのでローテーションを頻繁に行う必要がなくなります。
ドライ性能
ドライ性能は、乾いた路面での走行性能に影響します。オールシーズンタイヤを通年で使用する場合、乾いた路面で使用することが多くなります。そのため、通常の路面でもふらつきなく走行できるか、急ブレーキでしっかり制動できるかが重要です。スポーツタイヤなど、ドライ性能が高いタイヤほど摩耗しやすくなります。
ウェット性能
ウェット性能とは、濡れている路面において、タイヤが滑らずクルマをコントロールできる性能のことです。通常、路面が濡れていると摩耗抵抗が少なくなります。そのため、タイヤのグリップ力が低下します。しかし、ウェット性能の高いオールシーズンタイヤであれば濡れた路面でのブレーキやカーブでも安心です。
また、ウェット性能の一定の基準をクリアしたタイヤは、日本自動車タイヤ協会(JATMA)により最も高いaからdまでランク付けされます。オールシーズンタイヤを選ぶ際に確認してみることをおすすめします。
静粛性
静粛性とは、クルマが走行しているときにタイヤと路面の間から発生するロードノイズやパターンノイズ、音圧、周波数などを総合的に判断し、不快な音が出ていないか判断するものです。静粛性が高いと、静かで乗り心地が良くなると言われています。静粛性が高いオールシーズンタイヤは、トレッドパターンの工夫やゴム素材の採用によって車内の静粛性を保っています。
低燃費性能(低燃費タイヤ統一マーク)
低燃費性能の高いタイヤは「エコタイヤ」とも呼ばれます。エコタイヤはJATMAが定めた低燃費性の基準値をクリアしたタイヤのことを指します。「転がり抵抗性能」の等級がA以上、「ウェットグリップ性能」がa・b・c・dに分類されるタイヤには、「低燃費タイヤ統一マーク」が表示され、低燃費タイヤの性能を簡単に確認することができます。
サイズを確認する
(例)205/60R16
205:タイヤ幅(mm)
60:扁平率(%) タイヤ幅に対する断面の高さの比率
R:ラジアル構造のタイヤ
16:リム径(インチ)、ホイールサイズ
寿命や交換時期を確認する
スタッドレスタイヤと同様に、使用限界を示すスリップサインと別にプラットフォームと呼ばれるサインが設けられています。プラットフォームは、残溝50%程度で表示され、雪上の安全な走行の限界を表します。そのため、表示された場合は降雪時の走行を控える必要があります。
オールシーズンタイヤの寿命、交換時期として、降雪が多い地域の場合はプラットフォームが表示された時点、雪が滅多に降らない地域で利用する場合は、雪上走行をできるだけ控え、スリップサインが表示される少し前を交換時期と判断しましょう。
おすすめのオールシーズンタイヤ一括比較表
画像 | 商品名 | 最安値 | スペック | ||
---|---|---|---|---|---|
インチ | 対応車種 | ||||
![]() |
ネクセン NEXEN N blue 4Season ネクセン エヌブルー フォーシーズン |
真ん中は雪で、左右は舗装路で効く |
13〜18 | - | |
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グッドイヤー(Goodyear) Vector 4Seasons Hybrid ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド |
雪道での走りに自信あり |
13〜18 | セダン、ワゴン、ミニバン、コンパクト/軽自動車 | |
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横浜タイヤ BluEarth-4S AW21 ブルーアース 4S AW-21 |
特徴的なグルーブが雪道でしっかり雪を掻く |
14〜19 | ミニバン、セダン/クーペ、コンパクトカー、SUV | |
![]() |
グッドイヤー(Goodyear) ASSURANCE WEATHERREADY |
[M+S]表記に加えて、欧州で冬用タイヤとして認められた証のスノーフレークマークの表記もあります |
17〜20 | SUV、ミニバン、ワゴン | |
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ミシュラン(Michelin) クロスクライメート+ |
オールシーズンタイヤかつエコタイヤ |
14〜19 | - | |
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ダンロップ(DUNLOP) ALL SEASON MAXX VA1 |
商用車向けのオールシーズンタイヤ |
12〜15 | ライトバン、ロングバン、小型トラック | |
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トーヨータイヤ (TOYO TIRES) CELSIUS |
スノーフレークマークがあり、確かな雪上性能があるオールシーズンタイヤ |
14〜18 | SUV、ミニバン、セダン、コンパクト、軽自動車 | |
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トーヨータイヤ (TOYO TIRES) Open Country A/T |
オフロードでも安定した走行を |
15〜20 | SUV、CCV | |
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ミシュラン(Michelin) CROSSCLIMATE 2 |
人気の高かった前のモデルをさらに進化させたオールシーズンタイヤ |
15〜20 | セダン、ワゴン、SUV/クロスオーバー、ハッチバック、ハイブリット/EV、ミニバン | |
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グッドリッジ(GOODRIDGE) Trail-Terrain T/A |
スタイリッシュな見た目のオールシーズンタイヤ |
15〜22 | SUV |
モータージャーナリストおすすめオールシーズンタイヤ3選
工藤 貴宏|くどう たかひろ
1976年生まれの自動車ライター。クルマ好きが高じて大学在学中から自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。卒業後に自動車専門誌編集部や編集プロダクションを経て、フリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジン搭載のマツダCX-5。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

ネクセン
NEXEN N blue 4Season ネクセン エヌブルー フォーシーズン
NEXEN N blue 4Season ネクセン エヌブルー フォーシーズン
5,955円〜(税込)
真ん中は雪で、左右は舗装路で効く
- メーカー
- ネクセン
- ブランド
- ネクセン
- モデル名
- 15334NX
- 製品サイズ
- 55.71 x 55.71 x 15.5 cm; 5.2 Kg
- 商品モデル番号
- 15334NXC
- Is Discontinued By Manufacturer
- いいえ
- 付属品
- なし
- タイヤ幅
- 155 ミリメートル
- 偏平率
- 65.0
- 構造
- ラジアル
- リム径
- 14 インチ
- 荷重インデックス評価
- 75.0
- 速度記号
- T
- トレッドの深さ
- 7.6 ミリメートル
- リム幅
- 4.5 インチ
- 商品の寸法(奥行き × 幅 × 高さ)
- 55.7 x 55.7 x 15.5 cm
- 商品の重量
- 5.2 kg
- 耐摩耗性
- -
- ドライ性能
- -
- ウェット性能
- -
- スノーフレークマーク
- ◯
- インチ
- 13〜18
- 対応車種
- -
グッドイヤー(Goodyear)
Vector 4Seasons Hybrid ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド
Vector 4Seasons Hybrid ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド
16,232円〜(税込)
雪道での走りに自信あり

- 工藤 貴宏
- 自動車ライター
アメリカのグッドイヤーがラインナップする、雪に強いオールシーズンタイヤを世の中に広めた立役者。排水性に優れるから雨の日も安心で、雪をしっかりと掴んで引っ掻くトレっとパターンを採用しています。
冬の低温下でもしなやかさを失わずにグリップを確保するオールウェザーシリカコンパウンドを採用し、スタッドレスタイヤを凌ぐほどのハイレベルな雪上性能が自慢。
- メーカー
- グッドイヤー(Goodyear)
- ブランド
- グッドイヤー(Goodyear)
- モデル名
- 05609602
- 製品サイズ
- 65.5 x 65.5 x 20.6 cm; 9.1 Kg
- 商品モデル番号
- 05609602
- タイヤ幅
- 205 ミリメートル
- 偏平率
- 60
- リム径
- 16 インチ
- 商品の寸法(奥行き × 幅 × 高さ)
- 65.5 x 65.5 x 20.6 cm
- 商品の重量
- 9.1 kg
- ドライ性能
- ◯
- ウェット性能
- ◯
- スノーフレークマーク
- ◯
- インチ
- 13〜18
- 対応車種
- セダン、ワゴン、ミニバン、コンパクト/軽自動車
横浜タイヤ
BluEarth-4S AW21 ブルーアース 4S AW-21
BluEarth-4S AW21 ブルーアース 4S AW-21
24,200円〜(税込)
特徴的なグルーブが雪道でしっかり雪を掻く

- 工藤 貴宏
- 自動車ライター
雪に強いオールシーズンタイヤとして、日本のヨコハマゴムが展開するシリーズ。もともと欧州で販売していましたが、オールシーズタイヤ人気の高まりを受けて日本でも展開しています。トレッドパターンはドライ路面でしっかりと走れる強靭さがありつつ、雪上路面で雪を捉える溝もしっかりと配置。
特徴的なV字グルーブは、あらゆる方向からエッジを確保できるのが特徴です。サイズは14インチから19インチまで設定。
- メーカー
- YOKOHAMA(ヨコハマ)
- ブランド
- 横浜タイヤ
- 製造元リファレンス
- 238_1088242105
- タイヤ幅
- 225 ミリメートル
- 偏平率
- 55.00
- リム径
- 18 インチ
- ドライ性能
- ◯
- ウェット性能
- ◯
- スノーフレークマーク
- ◯
- インチ
- 14〜19
- 対応車種
- ミニバン、セダン/クーペ、コンパクトカー、SUV
編集部おすすめオールシーズンタイヤ7選
グッドイヤー(Goodyear)
ASSURANCE WEATHERREADY
ASSURANCE WEATHERREADY
33,990円〜(税込)
スノーフレークマーク付き!
GOODYEARのオールシーズンタイヤである「ARウェザーレディ」は、[M+S]表記に加えて、欧州で冬用タイヤとして認められた証のスノーフレークマークの表記もあります。そのため、冬タイヤ規制時にも走行可能です。さらに泥濘路の走破性も夏タイヤより高くなっていることが特徴です。
- ドライ性能
- ◯
- ウェット性能
- ◯
- スノーフレークマーク
- ◯
- インチ
- 17〜20
- 対応車種
- SUV、ミニバン、ワゴン
ミシュラン(Michelin)
クロスクライメート+
クロスクライメート+
46,018円〜(税込)
オールシーズンタイヤかつエコタイヤ!
MICHELINのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート+」は、高いドライ性能、ウェット性能を持ち、雪道にも対応できるタイヤです。転がり抵抗性能は日本のラベリングでAA〜Aに該当しています。そのため、低燃費タイヤとしても高い性能を持っています。
- インチ
- 14〜19
- 対応車種
- -
ダンロップ(DUNLOP)
ALL SEASON MAXX VA1
ALL SEASON MAXX VA1
3,250円〜(税込)
商用車向けのオールシーズンタイヤ
ダンロップのオールシーズンタイヤ「 ALL SEASON MAXX VA1」は、商用車向けに開発されたタイヤです。商用車は荷物を積むことが多くタイヤへの負担が大きくなりがちです。商用車向けに開発されたため、商用車向けタイヤとして高い操縦安定性を誇ります。ロングライフ性能も優れているため、商用車でも比較的長持ちします。
- インチ
- 12〜15
- 対応車種
- ライトバン、ロングバン、小型トラック
トーヨータイヤ (TOYO TIRES)
CELSIUS
CELSIUS
41,200円〜(税込)
あらゆる気候に対応
トーヨータイヤの「CELSIUS」は、スノーフレークマークがあり、確かな雪上性能があるオールシーズンタイヤです。IN側とOUT側で構造が違います。IN側は雪上性能を重視し、OUT側はドライ・ウェット性能に重点を置いています。そのため、どのような天候でも安定して走ることができます(豪雪、氷上を除く)。
- インチ
- 14〜18
- 対応車種
- SUV、ミニバン、セダン、コンパクト、軽自動車
トーヨータイヤ (TOYO TIRES)
Open Country A/T
Open Country A/T
13,035円〜(税込)
オフロードでも安定した走行を
トーヨータイヤの「オープンカントリー ATプラス」は、SUVやクロスカントリーに適合したタイヤであり、ドライ・マッド走破性の高さが特徴のオールシーズンタイヤです。スペシャルシリカコンパウンドが配合されたブロックなどにより、オフロード走行時にも高いトラクション性能と操縦安定性があります。オンロードだけでなくオフロードも安心して走れるタイヤです。
- インチ
- 15〜20
- 対応車種
- SUV、CCV
ミシュラン(Michelin)
CROSSCLIMATE 2
CROSSCLIMATE 2
107,505円〜(税込)
クロスクライメートシリーズの最新モデル
ミシュランの「クロスクライメート」は、人気の高かった前のモデルをさらに進化させたオールシーズンタイヤです。従来比で、ウェットグリップ性能は6%、ドライグリップ性能は5%向上しています。V字角の新トレッドパターンで、雪上グリップ性能が7%向上しています。高速道路冬用タイヤ規制時にチェーンを装着しないで走る事ができます。
- インチ
- 15〜20
- 対応車種
- セダン、ワゴン、SUV/クロスオーバー、ハッチバック、ハイブリット/EV、ミニバン
グッドリッジ(GOODRIDGE)
Trail-Terrain T/A
Trail-Terrain T/A
20,200円〜(税込)
スタイリッシュな見た目のオールシーズンタイヤ
BFグッドリッチの「Trail-Terrain T/A」は、優れたロングライフ性能が特徴のオールシーズンタイヤです。3Dロッキングサイプにより、雨天時の路面の水幕を除去し、天候に関わらず安定したグリップ力を発揮します。
- インチ
- 15〜22
- 対応車種
- SUV
オールシーズンタイヤとのマッチングがいい人は
それでは、そんな人のためにオススメのオールシーズンタイヤを紹介しましょう。以下のタイヤは全てスノーフレークマークの付いた、雪道に強いタイプのタイヤです。
ポルシェの純正指定も受けている韓国のタイヤメーカー「ネクセン」。同社のスノーフレーク付オールシーズンタイヤが「エヌブルー フォーシーズン」です。特徴的なのは、タイヤ接地面の中央部分(センター部)と左右部(ショルダー部)で得意分野を分けた設計としていること。
中央部は冬の路面を重視したタイプとして雪道でのトラクションと旋回性能を高め、ショルダー部では舗装路面におけるコーナリング性能を担います。