【CFP監修】60代におすすめの自動車保険!選び方や保険料の安い保険を紹介!
更新日:2024.09.09
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60代の自動車保険の保険料は、50代で最も安くなって以降、徐々に上がる傾向にあります。収入面では大きな上昇は見込めない時期で、60代後半になれば年金受給者となります。この記事では、60代のライフステージを考慮し、保険料相場に触れながら、おすすめの自動車保険を紹介します。
- Chapter
- 60代におすすめの自動車保険!保険料の目安や相場を知ろう
- 夫婦限定なら15,870円が相場
- <60代の自動車保険 保険料相場>
- 運転者の範囲を変えると最大63,490円の差がでる
- ノンフリート等級が1等級上がると約1,000円安くなる
- 補償内容による保険料の違い
- 60代が補償内容も保険料も納得できる、おすすめの自動車保険を選ぶコツ
- 自動車保険の保険料は低め
- 自動車保険の保険料を安くするコツ
- 60代が選ぶ!おすすめの自動車保険の補償内容
- 60代に選ばれている自動車保険の補償内容
- 60代におすすめの自動車保険は?保険を選ぶ際の注意点も
- ほかの年代の保険料を知りたい方はこちらをチェック!
60代におすすめの自動車保険!保険料の目安や相場を知ろう
アクサダイレクト、イーデザイン損保、SBI損保、セゾン、ソニー損保、チューリッヒ、三井ダイレクト損保、楽天損保の8社の保険料シミュレーションを行い、保険料相場を調べます。自動車保険の保険料はさまざまな条件で決まりますので、今回のシミュレーション結果どおりの保険料になる可能性は低いですが、おおまかな相場を確認するにはよいでしょう。
夫婦限定なら15,870円が相場
下記は年代別に保険料相場を調べグラフにしたものです。保険料は50代が最も低く、以降は高齢になるにつれ保険料は上がります。グラフからもわかるように、50代よりも保険料相場は高くなります。また20代や30代と比べると、保険会社による保険料の差が小さいことがわかります。保険料で比較するより、補償内容を中心に比較すると効果的です。
<60代の自動車保険 保険料相場>
上記のシミュレーションは、特定の前提条件をもとに算出しました。ここから前提条件を変えた場合の保険料の変化を確認します。
運転者の範囲を変えると最大63,490円の差がでる
60代は、子が車を運転する年代でもあります。車を運転する人に合わせて、運転者の範囲や年齢条件を変える必要があります。ここではある保険会社X社について、運転者の範囲と年齢条件を変えた場合の保険料をシミュレーションします。以降(ノンフリート等級と補償内容)も、X社で保険料シミュレーションを行います。
「夫婦限定」と「本人限定」とでは保険料はほとんど変わらないことがわかります。子が運転する場合は、子の年齢に合わせて「家族限定・年齢問わず補償」や「家族限定・21歳以上補償」に設定します。自動車保険の保険料は最年少の子に合わせて決まりますので、保険料は最大で10万円ほど上がります。子の年齢が上がるにつれ、「年齢問わず補償」から「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」に変わりますので、保険料は下がります。
ノンフリート等級が1等級上がると約1,000円安くなる
ここでは、ノンフリート等級が上がった場合の保険料の変化を確認します。ノンフリート等級は、1年間事故がなければ翌年1等級上がり、事故を起こし保険を使うと3等級(または1等級)下がります。10等級から20等級の保険料をまとめます。
ノンフリート等級が12等級から14等級まで上がると保険料は2,180円安くなっていることから、1等級につき1,000円程度下がります。現在12等級の場合、20等級になるまで8年かかりますが、シミュレーションによると保険料は15,930円下がります。
補償内容による保険料の違い
補償内容の基本的な組み合わせとして、「対人賠償・対物賠償のみ(人身傷害保険・車両保険なし)」、「対人賠償・対物賠償+人身傷害(車両保険なし)」、「対人賠償・対物賠償+人身傷害+車両保険」の3通りが考えられます。ここではそれぞれの保険料の違いを確認します。
上記の表をみると、人身傷害保険の有無で保険料はほとんど変わらず、車両保険を付帯すると約4.3万円増えます。60代以降の保険料は一般的に上昇しますので、近い将来、年金受給者になることを考えますと、保険料の支払いに負担を感じる人もいらっしゃるでしょう。
なお保険料は条件などによって変わります。保険を検討する際には各保険会社へ見積もりをご依頼のうえ、保険料をご確認ください。
なお保険料は条件などによって変わります。保険を検討する際には各保険会社へ見積もりをご依頼のうえ、保険料をご確認ください。
60代が補償内容も保険料も納得できる、おすすめの自動車保険を選ぶコツ
保険料のしくみを考慮し、60代の保険料の特徴や保険料を安くするコツなどを紹介します。
自動車保険の保険料は低め
60代の自動車保険の保険料は、20代や30代と比べると低めですが、高齢者の事故発生率が高いことから、年齢を重ねるごとに保険料は徐々に上がります。60代の保険料はおもに次のような特徴があります。
・60代ぐらいから保険料は上がり始める。
・ゴールド免許割引などが活用できる。
・ノンフリート等級による割引が大きい。
保険料の決定要素はさまざまありますが、60代に絞ると、上記のような点が保険料に影響します。60代から保険料は上がり始めるものの、これまでの運転歴から保険を利用していなければ、ノンフリート等級が高く、最高の20等級の人もいらっしゃるでしょう。ゴールド免許による割引を受けられる可能性もあることから、一般的には保険料は低めに算出されます。
・60代ぐらいから保険料は上がり始める。
・ゴールド免許割引などが活用できる。
・ノンフリート等級による割引が大きい。
保険料の決定要素はさまざまありますが、60代に絞ると、上記のような点が保険料に影響します。60代から保険料は上がり始めるものの、これまでの運転歴から保険を利用していなければ、ノンフリート等級が高く、最高の20等級の人もいらっしゃるでしょう。ゴールド免許による割引を受けられる可能性もあることから、一般的には保険料は低めに算出されます。
自動車保険の保険料を安くするコツ
先ほどのシミュレーションの保険料はインターネット割引や証券不要割引を適用した場合の金額です。ネット型自動車保険で適用できるインターネット割引は保険料の負担をおさえてくれますので、自分にとって必要な補償内容が明確な人ほど有効に活用できます。
また保険会社によって保険料差は小さいものの、保険会社によって自動付帯される補償が異なるなど違いもあります。そのため複数の自動車保険を比較したほうが、保険料を含め、納得できる自動車保険選びができるでしょう。
また保険会社によって保険料差は小さいものの、保険会社によって自動付帯される補償が異なるなど違いもあります。そのため複数の自動車保険を比較したほうが、保険料を含め、納得できる自動車保険選びができるでしょう。
60代が選ぶ!おすすめの自動車保険の補償内容
60代であれば運転歴が長く、必要な補償内容が明確な人もいらっしゃると思いますが、参考までにどのような補償が選ばれているか紹介します。損害保険料率算出機構が発表している「自動車保険の概況(2020年度版)」をもとに、人身傷害保険や車両保険などの加入率を確認します。
60代に選ばれている自動車保険の補償内容
※出典:損害保険料率算出機構「自動車保険の概況(2020年度版)」
一般的に、相手方の身体を補償する「対人賠償保険」とモノを補償する「対物賠償保険」は最優先で、補償金額を無制限にします。次に自分の身体を補償する「人身傷害保険」や「搭乗者傷害保険」が重要で、上記のデータからも加入率が高いことがわかります。
車両保険やそのほかの特約については、予算や必要性に合わせて加入を検討するとよいでしょう。
一般的に、相手方の身体を補償する「対人賠償保険」とモノを補償する「対物賠償保険」は最優先で、補償金額を無制限にします。次に自分の身体を補償する「人身傷害保険」や「搭乗者傷害保険」が重要で、上記のデータからも加入率が高いことがわかります。
車両保険やそのほかの特約については、予算や必要性に合わせて加入を検討するとよいでしょう。
60代におすすめの自動車保険は?保険を選ぶ際の注意点も
おすすめの自動車保険について、個々のカーライフやライフスタイルなどにもよることから、1社に絞って紹介することはできません。しかし複数の自動車保険を比較し、保険料と補償内容のバランスを考えて選べば、自分に合った自動車保険を選べるでしょう。
自動車保険を比較する際には、ご自身の条件をもとに保険料を算出し、具体的な情報を判断材料に進めることが大切です。「〇〇社が安くておすすめ」など具体性に乏しい情報で判断しないよう注意が必要です。
自動車保険を比較する際には、ご自身の条件をもとに保険料を算出し、具体的な情報を判断材料に進めることが大切です。「〇〇社が安くておすすめ」など具体性に乏しい情報で判断しないよう注意が必要です。