ダイハツの全車種を紹介!ダイハツ徹底解説!(1976年~1995年)
更新日:2020.10.08

太平洋戦争以前から国産エンジンの開発など、日本の自動車産業にも影響を与えていたダイハツ。戦後は3輪トラック(オート三輪)や軽自動車を開発し、本格的なクルマづくりをはじめました。1970年代から1990年代にかけてダイハツからどのような車種が登場したのかを、乗用車を中心とした当時のラインナップとともに紹介します。
文・PBKK
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- Chapter
- ダイハツ フェローMAX550(1976年)
- ダイハツ MAXクオーレ(1977年)
- ダイハツ シャレード(1977年)
- ダイハツ タフトディーゼル(1978年)
- ダイハツ ミラ(1980年)
- ダイハツ ハイゼットアトレー(1981年)
- ダイハツ シャレード デ・トマソ(1984年)
- ダイハツ ラガー(1984年)
- ダイハツ リーザ(1986年)
- ダイハツ シャレード・ソシアル(1989年)
- ダイハツ アプローズ(1989年)
- ダイハツ ロッキー(1990年)
- ダイハツ リーザスパイダー(1991年)
- ダイハツ オプティ(1992年)
- ダイハツ ミラ・モデルノ(1993年)
- ダイハツ ムーヴ(1995年)
1976年〜1995年のダイハツ
戦後から1970年代前半にかけて、ダイハツはミゼットなどの実用的な商用車の他にもコンパーノやフェローなどの乗用車を開発し、市場のニーズに合わせたクルマを販売していきました。
その流れは1970年代後半以降も続き、なかにはイタリアのスポーツカーメーカー「デ・トマソ」とのコラボレーションによって生まれたシャレード デ・トマソなどの特徴的な車種も登場しています。
その流れは1970年代後半以降も続き、なかにはイタリアのスポーツカーメーカー「デ・トマソ」とのコラボレーションによって生まれたシャレード デ・トマソなどの特徴的な車種も登場しています。
ダイハツ フェローMAX550(1976年)
ダイハツ フェローMAXは、1966年に登場したダイハツ 初代フェローの2代目にあたるクルマです。2代目となるにあたり車名に「MAX」のサブネームが追加され、フェローMAXと改称されました。
初代ではFRレイアウト(フロントエンジン・リアドライブ)方式でしたが、フェローMAXでは当時としては珍しいFFレイアウト(フロントエンジン・フロントドライブ)を採用。また、エンジンもパワーアップされ、1976年の軽自動車としては最高クラスの40PSを発生させるに至りました。
その後も改良が加えられて販売が続けられましたが、1977年のフルモデルチェンジで「MAX」の名は残されつつ「フェロー」の名が消え、「MAXクオーレ」へと改称されました。
初代ではFRレイアウト(フロントエンジン・リアドライブ)方式でしたが、フェローMAXでは当時としては珍しいFFレイアウト(フロントエンジン・フロントドライブ)を採用。また、エンジンもパワーアップされ、1976年の軽自動車としては最高クラスの40PSを発生させるに至りました。
その後も改良が加えられて販売が続けられましたが、1977年のフルモデルチェンジで「MAX」の名は残されつつ「フェロー」の名が消え、「MAXクオーレ」へと改称されました。
ダイハツ MAXクオーレ(1977年)
ダイハツ MAXクオーレは、ダイハツ フェローの流れを汲む軽自動車です。
ダイハツ 初代フェローは2代目にフルモデルチェンジするにあたってダイハツ フェローMAXへと改称。MAXクオーレではついにフェローの名前が車名から消えてしまいましたが、フェローから数えると3代目にあたるモデルです。
2代目のフェローMAXの販売期間中に軽自動車の規格が変更され、フェローMAXも途中で排気量変更や安全対策に対応する改良が加えられるなどの大規模な変更がありました。MAXクオーレはそうした改良を加えられたフェローMAXをベースに開発されたため、実際にはフェローMAXのマイナーチェンジモデルとされる場合もあるようです。
ダイハツ 初代フェローは2代目にフルモデルチェンジするにあたってダイハツ フェローMAXへと改称。MAXクオーレではついにフェローの名前が車名から消えてしまいましたが、フェローから数えると3代目にあたるモデルです。
2代目のフェローMAXの販売期間中に軽自動車の規格が変更され、フェローMAXも途中で排気量変更や安全対策に対応する改良が加えられるなどの大規模な変更がありました。MAXクオーレはそうした改良を加えられたフェローMAXをベースに開発されたため、実際にはフェローMAXのマイナーチェンジモデルとされる場合もあるようです。
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