在宅"ステイホーム"運動に効果あるかも?日産と新潟大学が作った「ハンドルぐるぐる体操」とは?

2019 GT-R

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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田誠)は、高齢ドライバーの安全走行を促進・啓発するため、この度、新潟大学と共に、「ハンドルぐるぐる体操」を制作。この体操は、主に高齢ドライバーが安全走行できるよう、日常生活に運動習慣を取り入れようという体操のこと。一体どんな体操なのか?
Chapter
日産と新潟大学は高齢ドライバーの安全走行を促進・啓発する 『ハンドルぐるぐる体操』を制作!
ハンドルぐるぐる体操の3つの効能とは?

日産と新潟大学は高齢ドライバーの安全走行を促進・啓発する 『ハンドルぐるぐる体操』を制作!

日産と新潟大学は、2018年に、まち・生活・交通を結び、安全な未来を目指す交通安全プロジェクト「トリトン・セーフティ・イニシアティブ」を立ち上げた後、ドライバーに早目の点灯を呼び掛ける、「おもいやりライト運動」など、社会貢献に取り組んでいる。

今回発表した「ハンドルぐるぐる体操」は、「トリトン・セーフティ・イニシアティブ」における活動成果の一つで、新潟大学が取りまとめた高齢者約2,000人の運動機能データに基づき、クルマの走行実験による知見も使いながら、高齢ドライバーが簡単で楽しく実践できる体操として制作。

ハンドルぐるぐる体操の3つの効能とは?

「ハンドルぐるぐる体操」は、血流を良くする「リフレッシュ」、少しハードな「筋力アップ」、脳を刺激する「認知力アップ」の3つを用意。それぞれの体操の内容と目的・効果は以下の通り。

内容目的・期待される効果
1.リフレッシュハンドルを持ち、肩を伸ばして引いて、片脚を前に出して体を前かがみにして伸ばし、最後に体をひねる運動です。背筋と脚の筋肉を伸縮することで血流を良くして筋肉を活性化します。運転前の体慣らしや、運転の合間の疲労軽減に効果が期待できます。
2.筋力アップハンドルを持ち、脚を前に伸ばしてバンザイしながら腰を下げて止める、脚を横に伸ばしてハンドル切りながら腰を下げて止める、という運動です。ゆっくり大きな動きをすることで、肩と腰から太ももの筋肉を鍛えます。運転姿勢が前かがみになるのを予防します。
3.認知力アップハンドルを回しながら首を左右に振り、脚を伸ばす運動です。昨今介護や転倒予防に取り入れられている手法として、ゲーム性のあるミラーバージョン(鏡動き)もあります。手と首と脚の別々の動きを組み合せることにより、脳に刺激を与え、認知力アップが期待できます。少し難しいかなと思うくらいがちょうど良い運動です。
<共通の効果>

① 両手を伸ばしてハンドルを持つことで腕の筋力アップが期待できます。手の位置は胸の高さにして、体から遠いほど効果があります。

② 運動習慣をつける(習慣的に筋肉に刺激を与える)ことで、とっさの場面で速い反応をとったり、スピードを認識する能力を高めることが期待できます。

日産自動車は、高齢ドライバーの安全走行を促進・啓発するため、新潟大学と共に、「ハンドルぐるぐる体操」を制作しました。本体操は、主に高齢ドライバーが日々の生活の中で運動習慣をつけることで、筋力と認知力を高めて安全走行できるよう支援するためのもので、日産と新潟大学が共同でコンセプト検討を行い、新潟大学が体操の内容を創りました。

新潟市と出雲崎町では、既に、この「ハンドルぐるぐる体操」が高齢者や保育園児に実践されている。また高齢者と保育園児が、一緒になってオンリーワンのハンドルを作るワークショップも開始。

しました。今後は体操を広めながら、約1年をかけて複数の地域で、全国への普及も図っていく予定とのこと。
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