【プロ解説】ディスカバリースポーツのライバルはボルボ XC60?その違い等を徹底比較&解説!!

ランドローバー ディスカバリースポーツ R-DYNAMIC SE D180

プレミアムコンパクトSUVの中で唯一3列シートを設定しているランドローバー・ディスカバリースポーツ。果たしてこのディスカバリースポーツとライバルとなるクルマはどのクルマなのか考えた際、サイズ感や価格帯で近い車両としてボルボXC60が上がりました。この優れたパッケージングをもつSUVのライバル車ランドローバー・ディスカバリースポーツとボルボ XC60の各車両について良いところなど比較・解説してみました。

文/写真・萩原文博

Chapter
ディスカバリースポーツのライバルはボルボXC60?
XC60よりもディスカバリースポーツが優れている点とは?
ディスカバリースポーツよりもXC60が優れている点とは?

ディスカバリースポーツのライバルはボルボXC60?

2020年モデルのディスカバリースポーツのボディサイズは全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mmです。

そして車両本体価格はディスカバリースポーツP200の450万円〜ディスカバリースポーツR-DYNAMIC HSE P250の701万円となっています。このボディサイズと価格帯でライバルを探した結果、日本カー・オブ・ザ・イヤーのイヤーカーに輝いたボルボXC60とピックアップしました。

ディスカバリースポーツのボディサイズ、全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm

ボルボXC60のボディサイズは、全長4690mm×全幅1900mm×全高1660mm

ボルボXC60は5人乗り仕様しかありませんが、ボディサイズは全長4690mm×全幅1900mm×全高1660mmと全幅はほぼ同じで、全長は80mmボルボXC60の方が長く全高は65mmディスカバリースポーツのほうが高くなっています。

ディスカバリースポーツは3列シートを備える。

XC60 プラグインハイブリッド

この全高によって3列シートを可能としているのです。また、ボルボXC60の車両本体価格は625万3704円〜944万円と高く見えますが、これはプラグインハイブリッド車を含んだ価格だからです。ディスカバリースポーツと同じ2Lガソリン&ディーゼルターボエンジンに絞れば625万3704円〜759万円とかなりクロスオーバーしています。

さらに、2020年モデルのディスカバリースポーツ、そしてボルボXC60ともに新しいアーキテクチャーを採用したモデルというのも選んだ理由です。それでは、ディスカバリースポーツとボルボXC60を比較して、ディスカバリースポーツの良いポイント。そしてボルボXC60の良いポイントを紹介しましょう。

XC60よりもディスカバリースポーツが優れている点とは?

ディスカバリースポーツとボルボXC60を比較してボディカバリースポーツが良いポイントとして、まず紹介したいのは、5+2という3列シートを設定していることです。ランドローバーブランドの中で、ディスカバリーはレジャーというコンセプトで開発されています。

上級モデルのディスカバリーも3列シート仕様となっていますし、ディスカバリーシリーズのエントリーモデルであるディスカバリースポーツもプレミアムコンパクトSUVのカテゴリーの中で唯一3列シート仕様を用意していることが一つめの良い点です。 そして、もう一つはこれまで培っていた4WD技術のよる安心感でしょう。

走行モードはインパネのダイヤルで選択し、メーターに設定を映し出す

オールテレインプログレスコントロールをはじめ、テレインレスポンス2などにより、どんな路面状況においても高い走破性と操縦安定性を実現しています。さらに、ディスカバリースポーツはオプションでウェイドセンシングを設定しています。

フロントグリルの中央と左右のドアミラーに装着した3つの単眼カメラにて、エンジンルーム下を映し出す。

このシステムは最大渡河水深600mmを誇り、小川をはじめ、浅瀬、冠水地帯を渡る際に計り知れない性能を発揮します。このランドローバー特有の機能はドアミラーに装備されたセンサーによって渡河水深限界およびクルマに対する水深のリアルタイム画像情報をタッチスクリーンに表示してくれます。

この本格的な悪路走破性はランドローバー独自のもので、ディスカバリースポーツでも受け継がれています。

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萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博