ランドローバー・ディスカバリースポーツのエクステリア(外装)やデザインを徹底解説!
更新日:2024.09.09
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2020年モデルから前後のバンパーデザインをはじめ大幅にデザイン変更されたディスカバリースポーツ。果たして、どんな外装(エクステリア)デザインに仕上がっているのでしょうか。今回は、ランドローバー・ディスカバリースポーツの外装(エクステリア)デザインの特徴を解説します。
文・写真/萩原 文博
文・写真/萩原 文博
ディスカバリースポーツエクステリアについて①|エクステリアデザインは他のラインアップと一線を画す
レンジローバー
ディスカバリー
ディフェンダー
ディスカバリースポーツの外観デザインは、一目見てランドローバーブランドのクルマと認識できますが、他のモデルファミリーの基本概念であるレンジローバー=ラグジュアリー、ディスカバリー=レジャー、デュアル・パーパス=ディフェンダーとはハッキリと区別するために進歩的で新しいアプローチが取り入れられています。
その結果、ディスカバリースポーツはディスカバリーのデザインをよりダイナミックな方向へと導いています。
その結果、ディスカバリースポーツはディスカバリーのデザインをよりダイナミックな方向へと導いています。
ディスカバリースポーツエクステリアについて②|フロントマスクは、力強くダイナミックなラインを描く
ディスカバリースポーツの全長は4610mmと7人乗り3列シートをレイアウトするディスカバリーと比べるとかなりコンパクトとなっています。
しかし、2740mmというロングホイールベースによって広々としたレッグスペースを確保。さらにタイヤを車体の四隅ギリギリに配置することが可能となりました。
しかし、2740mmというロングホイールベースによって広々としたレッグスペースを確保。さらにタイヤを車体の四隅ギリギリに配置することが可能となりました。
その結果、ディスカバリースポーツの俊敏なドライビング・エクスペリエンスを感じさせるしなく的に堅牢で、コンパクトなスタンスと低い重心が実現したのです。
また流線型で丸みを帯びたボディの角はフロントのオーバーハングのボリューム感を減らすのに効果を発揮します。
また流線型で丸みを帯びたボディの角はフロントのオーバーハングのボリューム感を減らすのに効果を発揮します。
ディスカバリースポーツのフロントの特徴的なデザインとして、クラムシェル型のボンネットと2本のバーで追われた六角形のメッシュモチーフの独特なグリルが挙げられます。
また、スムーズなラインを描くボディサーフェス、力強くダイナミックなライン、そしてラフなスキッドプレートなどの逞しいディテールにより、ディスカバリースポーツの幅広い能力を示唆しています。
また、スムーズなラインを描くボディサーフェス、力強くダイナミックなライン、そしてラフなスキッドプレートなどの逞しいディテールにより、ディスカバリースポーツの幅広い能力を示唆しています。
ディスカバリースポーツエクステリアについて③|SUVながらCd値0.36という空力性能を持つ!
全長:4610mm、全幅:1905mm、全高:1725mm
ディスカバリィスポーツのサイドビューは、ボンネットのどっしりとした見切りラインはストンと一段下がって広報状部に向かって走るウェイストラインに合流し、ドラマチックなスタンスを表現する一方で、ルーフは下に向かって微かに細くなりダイナミックな印象を増しています。
また、ディスカバリースポーツのダイナミックなボディデザインは空力性能を高めて、SUVながらCd値0.36という驚異的な数値を生み出し、パフォーマンス、燃費そして洗練性を向上させています。
風切り音は数値流体力学(CFD)と徹底した風洞事件によって最小限に抑えられるように、Aピラーの形状やドアミラーといった主要部品には最新の注意が払われています。
風切り音は数値流体力学(CFD)と徹底した風洞事件によって最小限に抑えられるように、Aピラーの形状やドアミラーといった主要部品には最新の注意が払われています。
フロントガラスには、レーンキープアシスト& ドライバーコンディションモニター用のカメラも備わる。
さらに吸音性のある特殊ラミネート加工をフロントガラスに施すなど、ノイズとなる風切り音の発生を低減させています。
ディスカバリースポーツのボリュームとプロポーションは最適化が図られており、丁寧なデザインのディテールが一層引き立てられています。
ディスカバリースポーツのボリュームとプロポーションは最適化が図られており、丁寧なデザインのディテールが一層引き立てられています。
そして、Cピラーの力強い造形が、ダイナミックなプロフィールを創造する上で重要なカギを握っています。
それは前方に激しき傾斜し、グロス・ブラックのウィンドウモールの手前で止まることで、オプション設定されているコントラストルーフの造形を可能としているのです。
それは前方に激しき傾斜し、グロス・ブラックのウィンドウモールの手前で止まることで、オプション設定されているコントラストルーフの造形を可能としているのです。
ランドローバー独自のフェンダーベントもディスカバリースポーツでは新しい解釈が施され、ボディに沿ってながれるような横長のブレード状となっています。
そして、独特なキャスレーションがついたホイールアーチの造形はランドローバーの伝統に敬意を表した形となっており、伝統と先進が共存しています。
そして、独特なキャスレーションがついたホイールアーチの造形はランドローバーの伝統に敬意を表した形となっており、伝統と先進が共存しています。
ディスカバリースポーツエクステリアについて④|リアビューはラップラウンド・デザインのテールランプによってワイド感を強調
堅牢なバンパーはディスカバリースポーツの「go-anywhere」能力を示しています。
リアバンパーの大胆なデザインテーマは、両サイドにツイン・エグゾースト・パイプを配したスキッドプレートによって強化されています。
また、ボディサイドからリアへ回り込むラップラウンド・デザインのテールランプによってワイド感を強調しています。また、スポイラーに丁寧に造形されたインナー・エクステンションが空気の流れを最適化し、並外れた空力的効果を実現します。
そして中央部に取り付けられたハイマウント・ストップランプは先進のLEDライトパイプ技術を採用し、独特で視認性の高い帯状の光を放ちます。
そして中央部に取り付けられたハイマウント・ストップランプは先進のLEDライトパイプ技術を採用し、独特で視認性の高い帯状の光を放ちます。
ディスカバリースポーツは、ランドローバーブランドのエントリーモデルとして、先進性と伝統をミックスさせた外観デザインを採用。
SUVとしては抜群の空力特性を実現しつつ、不快な風切り音を徹底的にシャットダウンさせるなどプレミアムコンパクトSUVに相応しい快適性を実現しています。
SUVとしては抜群の空力特性を実現しつつ、不快な風切り音を徹底的にシャットダウンさせるなどプレミアムコンパクトSUVに相応しい快適性を実現しています。