【プロ解説】ディスカバリースポーツの維持費を徹底解説!!

ランドローバー ディスカバリースポーツ R-DYNAMIC SE D180

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今回試乗したディスカバリースポーツの車両本体価格は660万円。実際に乗るための諸費用や燃料代、保険料などは一体どれくらいかかるか調べてみました。ディスカバリースポーツの維持費はどれくらいかかるのか、解説します。

文・写真/萩原 文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
ディスカバリースポーツに支払う税金は?
ディスカバリースポーツの保険料は高いの?
ディーゼル仕様はコスパ高い?ディスカバリースポーツの燃料代は?保険代は?

ディスカバリースポーツに支払う税金は?

ディスカバリースポーツの車両重量は2100kgなので、重量税は6万1500円です。この金額は車検の際に掛かりますので新車購入時は3年分を支払います。1年に換算すると2万500円となります。車両重量が2トンを超えると重量税もかなり高額となります。
自動車税は、ディスカバリースポーツに搭載されているディーゼルターボエンジンの排気量は1999ccなので、自動車税は1年分で3万6000円ですが、クリーンディーゼルエンジンのため、エコカー減税に適合しており、購入時は100%免税となります。

車両本体価格はガソリン車よりもディーゼル車のほうが高くなっていますが、この自動車税と環境性能割でこの左は相殺されると考えて良いでしょう。

ディスカバリースポーツの保険料は高いの?

ディスカバリースポーツの自賠責保険は、購入する際、自賠責保険は37カ月加入するので、3万170円となります。この金額は乗用車では全て同じ金額となります。

また、ディスカバリースポーツの任意保険料は、ディスカバリースポーツの任意保険料は運転者の年齢50歳、年齢制限無しで30歳以上補償。
運転免許証の色はゴールド以外、使用目的は家庭用、年間走行距離9000km以下、保険証券を発行しないという条件で見積もりをしたところ、最もベーシックなプランで年間4万8760円となりました。

これには補償範囲の広い一般型の車両保険を付けると19万4730円と約15万円高くなります。また補償範囲を絞ったエコノミー型にすると11万8700円となります。

ディーゼル仕様はコスパ高い?ディスカバリースポーツの燃料代は?保険代は?

ディスカバリースポーツの燃料代をチェックしていきましょう。今回試乗したのはディーゼル車でした。2020年4月現在、ガソリン代が安くなっていて、軽油の全国平均価格は1Lあたり108円です。

ディーゼルエンジンを搭載したディスカバリースポーツの燃費性能はWLTCモード燃費で12.0km/Lなので、実燃費は約90%とすると約10.8km/Lです。月500km走行すると年間6000km。

そうなると年間約555Lのハイオクガソリンが必要となり、年間5万9940円が燃料代となります。
直列4気筒DOHCターボディーゼルは、総排気量2L エンジン最高出力、132kW(180PS)/4000rpm、エンジン最大トルク、430Nm(43.8kg・m)/1750rpmを発生する。
この走行距離でも1カ月は約5000円に抑えられるので、燃費性能に優れ、燃料代の安いディーゼルエンジンの恩恵は大きいです。 

車検費用代もランドローバー専門の車検修理工場で調べたところ、ディスカバリースポーツの車検費用は基本料金(車検基本点検料/24カ月点検、完成検査+テスター、書類作成+車検代行料)が6万6000円。法定費用(自賠責保険料、重量税、手数料・印紙代)が7万7550円で合計14万3550円でした。

これに消耗品の交換などが加わるので、最低でも20万円は車検費用として考えたほうがいいでしょう。
メンテナンス費用も快適に乗るためには、メンテナンスが必要となります。メンテナンス費用で最もポピュラーなのが、オイル交換です。

2Lディーゼルターボエンジンを搭載しているディスカバリースポーツは1度のオイル交換でも約5.5Lのオイルが必要となり、交換費用は工賃込みで約1万円です。
推奨されているオイル交換のタイミングが大体4000kmまたは半年での交換が目安なので。オイル交換だけで約2万円は必要となります。

オイル交換2回に1回はオイルフィルターの交換が必要となりますし、ディーゼル車なので、アドブルーの補充も必要となります。
車両重量が2トンを超えるディスカバリースポーツですが、クリーンディーゼルエンジンを搭載しているため、自動車税が免税となります。

さらに燃費性能に優れているうえ、燃料代も安い軽油なのでランニングコストはガソリン車と比べるとかなり安く抑えられるのが魅力です。ただ、走行距離が延びてくるとアドブルーと呼ばれる液体を補充しなければなりません。
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