三菱アウトランダーPHEVの安全装備(e-Assist、衝突被害軽減ブレーキシステム、ACC)等を徹底解説!!【プロ解説】

更新日：2024.09.09

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2018年にマイナーチェンジされ大幅改良を受けた三菱アウトランダーPHEVには安全装備として、三菱e-Assistを備えています。三菱は、この安全装備を「三菱e-Assistはできる限り事故被害を減らし、安全な運転をサポートするためのテクノロジーです。」とうたっています。一体どんな安全装備が採用されているのでしょうか。今回は、現行型三菱アウトランダーPHEVに採用されている、安全装備について解説します。

文/写真・萩原文博

萩原文博｜はぎはらふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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Chapter: 三菱アウトランダーPHEVに採用されている安全装備とは？; 三菱アウトランダーPHEVのe-Assist; 三菱アウトランダーPHEVの衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」; 三菱アウトランダーPHEVの車線逸脱警報システム「LDW」; 三菱アウトランダーPHEVのレーダークルーズコントロール「ACC」; 三菱アウトランダーPHEVのレーンチェンジアシスト付後側方車両検知警報システム「BSW/LCA」を解説!; 三菱アウトランダーPHEVのオートマチックハイビーム「AHB」; 三菱アウトランダーPHEVの後退時車両検知警報システム「RCTA」; 三菱アウトランダーPHEVの誤発進抑制機能（前進＆後退時）; 三菱アウトランダーPHEVのマルチアラウンドモニター

アウトランダーPHEVの中古車一覧

三菱アウトランダーPHEV Gセーフティパッケージ

本体価格

208.8万円
支払総額

232.1万円

年式：2015年
走行距離：4.2万km
車検：検なし
なし

三菱アウトランダーPHEV 2.0 G プレミアムパッケージ 4WD 純正ナビ全方位カメラ衝突軽減ブレーキ

本体価格

203万円
支払総額

220.4万円

年式：2015年
走行距離：3.8万km
車検：車検整備付
なし

三菱アウトランダーPHEV 2.0 G ナビパッケージ 4WD 1年保証ナビ地デジバックカメラ

本体価格

89.8万円
支払総額

99.5万円

年式：2013年
走行距離：8.5万km
車検：車検整備付
なし

三菱アウトランダーPHEV 2.0 G ナビパッケージ 4WD

本体価格

209.9万円
支払総額

220.3万円

年式：2017年
走行距離：3万km
車検：車検整備付
なし

三菱アウトランダーPHEV 2.0 G ナビパッケージ 4WD

本体価格

184.9万円
支払総額

201.5万円

年式：2015年
走行距離：7万km
車検：車検整備付
なし

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三菱アウトランダーPHEVに採用されている安全装備とは？

現行型三菱アウトランダーPHEVは先進安全技術「e-Assist（イーアシスト）」採用しています。

2012年のデビュー当初は衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」、車線逸脱警報システム「LDW」、そしてレーダークルーズコントロールシステム」の3つの機能が搭載されていましたが、現在は、オートマチックハイビーム「AHB」、後側方車両検知警報システムである「BSW」、「LCA」等が追加され7つの機能が搭載されています。

ここでは現行型アウトランダーに搭載されている安全装備について説明しましょう。

三菱アウトランダーPHEVのe-Assist

「e-Assist（イーアシスト）」と呼ばれる先進運転支援システムは、2017年に大幅変更され、衝突被害軽減ブレーキは仕様するセンサーをミリ波レーダー方式から、単眼カメラとレーザーレーダーという２種類の異なるデバイスを採用するシステムへ変更しています。

三菱アウトランダーPHEVの衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」

衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」は、前方の車両や歩行者との距離や相対速度を監視し、衝突する危険性があると判断した時に、警報ブザーやインフォメーション画面表示で注意をドライバーに促し、ブレーキ制御を自動的に作動させて衝突回避または、衝突被害の軽減をアシストするシステムです。

衝突被害軽減ブレーキは前方車両に対しては、自車速が約5〜80km/h、歩行者に対しては自車速約5〜65km/hの時に作動します。

三菱アウトランダーPHEVの車線逸脱警報システム「LDW」

車線逸脱警報システム「LDW」はフロントガラス内上方に装着したカメラによって前方の車線位置を監視し車線を外れそうになると、警報ブザーとインフォメーション画面でドライバーに注意を促す機能です。

この「LDW」は車速60km/h以上で作動し、ターンレバーをONからOFFにした後、約7秒間はLDWの作動を停止します。

三菱アウトランダーPHEVのレーダークルーズコントロール「ACC」

レーダークルーズコントロール「ACC」は電波式レーダーで認識した先行車の加速・減速・停止に追従走行をサポートする機能です。3段階から任意に設定した車間距離を保ちながら、任意に設定した総度を上限に走行し、発進、停止を繰り返す状況でドライバーの負担を軽減します。

先行車追従機能は約40km/h未満でも作動し、先行車がいなくなった場合、設定速度まで加速します。ただ、停止保持機能がないため、停止後約2秒でブレーキが解除されるため、停止を続ける場合はブレーキペダルを踏む必要があります。

三菱アウトランダーPHEVのレーンチェンジアシスト付後側方車両検知警報システム「BSW/LCA」を解説!

レーンチェンジアシスト付後側方車両検知警報システム「BSW/LCA」はリアの電波式レーダーが視覚になりやすい斜め後方、隣レーン後方からの接近車両を検知し、ドアミラーインジケーターの点灯で、存在をドライバーに知らせます。

またその状態で、車両のいる方向にウインカーを出すと、警報ブザーとドアインジケーターの点灯でより強く注意を促します。このシステムは前進時、車速約10km/h以上で作動します。

三菱アウトランダーPHEVのオートマチックハイビーム「AHB」

オートマチックハイビーム「AHB」は周囲の明るさや対向車を検知し、状況に合わせて、自動的にハイビームとロービームを自動的に切り替えることによって遠方の視認性を高めると共に、切り替え忘れや手動操作の煩わしさを軽減してくれます。

三菱アウトランダーPHEVの後退時車両検知警報システム「RCTA」

後退時車両検知警報システム「RCTA」はリアの電波式レーダーによって、死角になりやすい斜め後方の車両を検知するシステムです。駐車場などで後退して出庫する際に接近車両を検知すると、警報ブザーやインフォメーション画面表示、ドアミラーインジケーターの点滅でドライバーに注意を促します。

このシステムはシフトポジションでRレンジをセレクトし、車速０〜18km/H、接近車両との速度差約7km/h以上で作動します。

三菱アウトランダーPHEVの誤発進抑制機能（前進＆後退時）

そして誤発進抑制機能（前進＆後退時）はフロント＆リアバンパーに搭載されていた超音波センサーが進行方向にある障害物を検知している状態で、踏み間違いなどの操作ミスによってアクセルペダルを素早く、強く踏み込んだ場合、警報ブザーとインフォメーションディスプレイ画面表示でドライバーに注意を促すとともに、モーター出力を抑制します。