三菱 アウトランダー PHEV (旧型) のグレードを徹底比較!
更新日:2024.11.20
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世界でも珍しい4WD(4輪駆動)プラグインハイブリッドSUVとして、2013年1月に発売された三菱 初代アウトランダーPHEV(GG3W型)。ガソリンと電気を使い分けて走る従来のハイブリッドモデルとは異なり、市街地走行程度であれば、電気での単独走行が可能な地球に優しいモデルとなっています。
そんな近未来的なエコカーである初代アウトランダーPHEVのグレード展開はどうなっているのか。また、SUVを検討するときに気になる、車中泊に向いているグレードはどれかというポイントも併せてご紹介します。
そんな近未来的なエコカーである初代アウトランダーPHEVのグレード展開はどうなっているのか。また、SUVを検討するときに気になる、車中泊に向いているグレードはどれかというポイントも併せてご紹介します。
アウトランダーPHEVのグレード比較表
型式 | 新車価格 | 中古車価格 | 販売開始年月 | 車両重量 | 乗車定員 | ドア数 | 排気量 | 駆動方式 | 燃料 | 燃費 | トランスミッション | ハンドル | 全長×全幅×全高 | 最小回転半径 | 前輪サイズ | 後輪サイズ | 福祉車両 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2.4 G リミテッド エディション 4WD | 5LA-GG3W | 386.7万円 | 59〜529.8万円 | 2019年9月12日 | 1,860kg | 5名 | 5ドア | 2,359cc | 4X4 | 無鉛、電気 | 16.4km/L | オートマチック | 右 | 4,695×1,800×1,710mm | 5,300mm | 215/70R7 | 215/70R7 | - |
2.4 G 4WD | 5LA-GG3W | 436.5万円 | 59〜529.8万円 | 2020年10月29日 | 1,900kg | 5名 | 5ドア | 2,359cc | 4X4 | 無鉛、電気 | 16.4km/L | オートマチック | 右 | 4,695×1,800×1,710mm | 5,300mm | 225/55R10 | 225/55R10 | - |
2.4 G プラスパッケージ 4WD | 5LA-GG3W | 463.8万円 | 59〜529.8万円 | 2020年10月29日 | 1,900kg | 5名 | 5ドア | 2,359cc | 4X4 | 無鉛、電気 | 16.4km/L | オートマチック | 右 | 4,695×1,800×1,710mm | 5,300mm | 225/55R10 | 225/55R10 | - |
2.4 G プレミアムパッケージ 4WD | 5LA-GG3W | 499.2万円 | 59〜529.8万円 | 2020年10月29日 | 1,910kg | 5名 | 5ドア | 2,359cc | 4X4 | 無鉛、電気 | 16.4km/L | オートマチック | 右 | 4,695×1,800×1,710mm | 5,300mm | 225/55R10 | 225/55R10 | - |
2.4 S エディション 4WD | 5LA-GG3W | 529.4万円 | 59〜529.8万円 | 2020年10月29日 | 1,930kg | 5名 | 5ドア | 2,359cc | 4X4 | 無鉛、電気 | 16.4km/L | オートマチック | 右 | 4,695×1,800×1,710mm | 5,300mm | 225/55R10 | 225/55R10 | - |
2.4 ブラック エディション 4WD | 5LA-GG3W | 446.8万円 | 59〜529.8万円 | 2020年10月29日 | 1,900kg | 5名 | 5ドア | 2,359cc | 4X4 | 無鉛、電気 | 16.4km/L | オートマチック | 右 | 4,695×1,800×1,710mm | 5,300mm | 225/55R10 | 225/55R10 | - |
初代 アウトランダーPHEV G Limited Edition グレード
Limited Editionという限定物をイメージさせる名前ですが、実は三菱 初代アウトランダーPHEVの中の標準的なグレードであり、もっとも価格を抑えたグレードでもます。
何といっても、4WDモデルにも関わらず、充電電力使用時走行距離がJC08モードで65km、WLTCモードで57.6kmと、遠方への旅行などでなければ、電気のみで完結できてしまう点は見逃せません。
何といっても、4WDモデルにも関わらず、充電電力使用時走行距離がJC08モードで65km、WLTCモードで57.6kmと、遠方への旅行などでなければ、電気のみで完結できてしまう点は見逃せません。
また、「G Limited Edition」独自のポイントは、アクセル操作なしでもクルマが自動でスピードを保ってくれるクルーズコントロール機能の搭載や、他のグレードが18インチホイールを搭載する中、16インチフランジリムタイプアルミホイール+215/70R16タイヤを採用している点です。
その他、標準装備となる装備も充実しており、最下位グレードながら、SUVとしては非常に高水準なモデルと言えます。
価格は393万9,100円と、充実した装備を擁することもあり、400万円台に迫る価格設定となっています。
その他、標準装備となる装備も充実しており、最下位グレードながら、SUVとしては非常に高水準なモデルと言えます。
価格は393万9,100円と、充実した装備を擁することもあり、400万円台に迫る価格設定となっています。
初代 アウトランダーPHEV G グレード
三菱 初代 アウトランダーPHEVの中でもスタンダードモデルに位置する「G」。
「G Limited Edition」から装備の変更として、シートがスエード調素材と機能性素材を組み合わせた素材に変更、さらに運転席と助手席に電動で位置を調整できるパワーシート機能が追加され、室内空間の利便性は格段にアップしました。
そして、専用のスマートフォンアプリと連動してクルマの充電・空調調整ができるようになる三菱リモートコントロールも「G」から標準装備となり、これらの室内装備の充実は、車中泊でも活躍してくれるでしょう。
「G Limited Edition」から装備の変更として、シートがスエード調素材と機能性素材を組み合わせた素材に変更、さらに運転席と助手席に電動で位置を調整できるパワーシート機能が追加され、室内空間の利便性は格段にアップしました。
そして、専用のスマートフォンアプリと連動してクルマの充電・空調調整ができるようになる三菱リモートコントロールも「G」から標準装備となり、これらの室内装備の充実は、車中泊でも活躍してくれるでしょう。
また、三菱独自の安全支援システムであるe-Assistにも、レーダークルーズコントロールシステム、後側方車両検知警報システム、後退時車両検知警報システムの3点が標準装備として仲間入りし、安全性も向上しています。
しかし、「G Limited Edition」で搭載されていたクルーズコントロール機能の削除や、タイヤが18インチラウンドリムタイプアルミホイール+225/55R18タイヤへと大型化している点にはご注意ください。
価格は430万9,800円となっており、「G Limited Edition」と比較して37万700円アップしています。
しかし、「G Limited Edition」で搭載されていたクルーズコントロール機能の削除や、タイヤが18インチラウンドリムタイプアルミホイール+225/55R18タイヤへと大型化している点にはご注意ください。
価格は430万9,800円となっており、「G Limited Edition」と比較して37万700円アップしています。
三菱 初代 アウトランダーPHEV G Plus Package グレード
スタンダードモデルである「G」の上位グレードにあたる三菱 初代 アウトランダーPHEV G Plus Packageその大きな違いは、スマートフォン連携ナビゲーションが追加されたという点です。
また、三菱 初代 アウトランダーPHEV Gではルームミラー内のみの表示であったマルチアラウンドモニターが、7インチのナビに表示されるようになり、よりクリアに安全に周囲を確認することができるようになりました。「G」と比較して、車中泊に直接的に影響する違いはないと言っていいでしょう。
価格は458万2,600円となっており、「G」と比較して27万2,800円アップしています。
また、三菱 初代 アウトランダーPHEV Gではルームミラー内のみの表示であったマルチアラウンドモニターが、7インチのナビに表示されるようになり、よりクリアに安全に周囲を確認することができるようになりました。「G」と比較して、車中泊に直接的に影響する違いはないと言っていいでしょう。
価格は458万2,600円となっており、「G」と比較して27万2,800円アップしています。
初代 アウトランダーPHEV G Premium Package グレード
価格が500万円の大台に迫る「G Premium Package」は、「G Plus Package」での変更点と違い、大きくパワーアップした印象が見受けられます。
やはり目玉はシートがダイヤキルティング本革へと進化したことでしょう。高級感はもちろん、座り心地もアップしているため、長時間走行でも疲れにくくなっています。
また、インパネ&ドアトリムオーナメントパネル、センターコンソールがモーフィングブラックにカラー変更され、天井色もブラックとなったため、インテリア(内装)は黒を基調としており、より高級感をアップさせる要因となっています。
「G Plus Package」ではオプション装備であった、ミツビシパワーサウンドシステムも標準装備となり、室内での音楽鑑賞にこだわりたい方にもおすすめのモデルとなっています。
価格は499万1,800円となっており、「G Plus Package」と比較して40万9,200円アップしています。
やはり目玉はシートがダイヤキルティング本革へと進化したことでしょう。高級感はもちろん、座り心地もアップしているため、長時間走行でも疲れにくくなっています。
また、インパネ&ドアトリムオーナメントパネル、センターコンソールがモーフィングブラックにカラー変更され、天井色もブラックとなったため、インテリア(内装)は黒を基調としており、より高級感をアップさせる要因となっています。
「G Plus Package」ではオプション装備であった、ミツビシパワーサウンドシステムも標準装備となり、室内での音楽鑑賞にこだわりたい方にもおすすめのモデルとなっています。
価格は499万1,800円となっており、「G Plus Package」と比較して40万9,200円アップしています。
初代 アウトランダーPHEV S Edition グレード
三菱 初代 アウトランダーPHEVの中で最上位グレードに位置する「S Edition」。価格は堂々の529万4,300円と、500万円台をゆうに超えています。最上位グレードになると、エクステリアデザイン、インテリアデザイン共に、ヴィジュアルにおける差別化が比較的多くなる印象ですが、「S Edition」は、機能性もしっかりとグレードアップしています。
まずはエクステリアから見ていきましょう。スキッドプレートがシルバーからカラードへ、ドアサッシュブラックアウトが光沢感のあるグロスブラックに変更されるなど、メタリックな印象へと刷新されました。
ホイールも大きさこそ変わりませんが、18インチラウンドリムタイプアルミホイール(高輝度ダークシルバー)+225/55R18タイヤとなり、ブラックとシルバーの調和がさらなる高級感を演出しています。
機能面では、これまでのグレードでオプション装備であった電動ガラスサンルーフ(チルト&スライド・セーフティ機構付)が、標準装備となりました。また、ショックアブソーバーが、ポルシェやフェラーリにも導入されるドイツの有名ブランドBILSTEIN社製となり、もしもの時の衝撃も緩和してくれます。
まずはエクステリアから見ていきましょう。スキッドプレートがシルバーからカラードへ、ドアサッシュブラックアウトが光沢感のあるグロスブラックに変更されるなど、メタリックな印象へと刷新されました。
ホイールも大きさこそ変わりませんが、18インチラウンドリムタイプアルミホイール(高輝度ダークシルバー)+225/55R18タイヤとなり、ブラックとシルバーの調和がさらなる高級感を演出しています。
機能面では、これまでのグレードでオプション装備であった電動ガラスサンルーフ(チルト&スライド・セーフティ機構付)が、標準装備となりました。また、ショックアブソーバーが、ポルシェやフェラーリにも導入されるドイツの有名ブランドBILSTEIN社製となり、もしもの時の衝撃も緩和してくれます。
続いてインテリアでは、「G Premium Package」と比較して大きな変更はありませんが、ダイヤキルティング本革のシート採用はもちろん、ペダルがアクセル・ブレーキ共にアルミペダルへと変更されました。
「S Edition」は、下位グレードと比較して、特に車中泊において重要な変更は見受けられませんが、三菱 初代 アウトランダーPHEVの最上位グレードの名に恥じない、デザイン性、機能面共にプレミアムな一台となっていることは言うまでもありません。
価格は529万4,300円となっており、「G Premium Package」と比較して30万2,500円アップしています。
「S Edition」は、下位グレードと比較して、特に車中泊において重要な変更は見受けられませんが、三菱 初代 アウトランダーPHEVの最上位グレードの名に恥じない、デザイン性、機能面共にプレミアムな一台となっていることは言うまでもありません。
価格は529万4,300円となっており、「G Premium Package」と比較して30万2,500円アップしています。
初代 アウトランダーPHEV BLACK Edition グレード
続いて、メインのグレード展開とは少々異なる特別仕様車についても紹介していきます。
2020年10月現在販売されている三菱 初代 アウトランダーPHEV BLACK Editionは、名の通りブラックを基調としたデザインが特長的です。
フロントグリル・ドアミラー・ルーフ・リヤスポイラー・18インチラウンドリムタイプアルミホイールといった、あらゆるパーツがブラックで施されており、通常の三菱 初代 アウトランダーPHEVとは一線を画すデザインとなっています。
インテリアも、セレクターレバー・天井色・本革巻ステアリングホイール・フロアコンソールボックス等あらゆるディテールがブラックを基調としており、近未来的な印象を与えてくれます。
2020年10月現在販売されている三菱 初代 アウトランダーPHEV BLACK Editionは、名の通りブラックを基調としたデザインが特長的です。
フロントグリル・ドアミラー・ルーフ・リヤスポイラー・18インチラウンドリムタイプアルミホイールといった、あらゆるパーツがブラックで施されており、通常の三菱 初代 アウトランダーPHEVとは一線を画すデザインとなっています。
インテリアも、セレクターレバー・天井色・本革巻ステアリングホイール・フロアコンソールボックス等あらゆるディテールがブラックを基調としており、近未来的な印象を与えてくれます。
また、ボディカラーは4色展開となっており、基本のブラックマイカ、有料色かつブラックマイカとのツートンカラーとなる、チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカ、ホワイトパール/ブラックマイカ、レッドダイヤモンド/ブラックマイカが用意されています。
ちなみに、チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカは三菱 初代 アウトランダーPHEV BLACK Edition専用カラーとなっているので、基本のブラックマイカと並び、より特別感のある一台となっています。
ちなみに、デザインに目が行きがちな「BLACK Edition」ですが、「S Edition」で満を持して登場したBILSTEIN社製のショックアブソーバーが搭載されている点も密かなメリットです。
価格は441万3,200円となっており、特別仕様車とはいえ、「G」がベースであるため、三菱 初代 アウトランダーPHEVのグレード内では、3番目に安い価格設定となっています。ベースとなる「G」と比較すると、10万3,400円アップしています。
ちなみに、チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカは三菱 初代 アウトランダーPHEV BLACK Edition専用カラーとなっているので、基本のブラックマイカと並び、より特別感のある一台となっています。
ちなみに、デザインに目が行きがちな「BLACK Edition」ですが、「S Edition」で満を持して登場したBILSTEIN社製のショックアブソーバーが搭載されている点も密かなメリットです。
価格は441万3,200円となっており、特別仕様車とはいえ、「G」がベースであるため、三菱 初代 アウトランダーPHEVのグレード内では、3番目に安い価格設定となっています。ベースとなる「G」と比較すると、10万3,400円アップしています。
4WDとプラグインハイブリッド。パワフルでエコな初代アウトランダーPHEVは、新しいクルマのかたちとして、これからもSUVの最前線を行くモデルとなるでしょう。
では、冒頭でも触れた通り、今後もニーズが高まる車中泊への適応はどうでしょうか。
初代アウトランダーPHEVのシートアレンジは、主に4種類ありますが、
いかなるアレンジでも、大柄な人が真っすぐ身体を伸ばした状態で車中泊することは厳しいといった印象なので、比較的小柄な方であれば、問題なく車中泊ができるレベルと言えるでしょう。
その中でも、車中泊という観点に絞ると、やはりスタンダードモデルである「G」で十分と言えます。
SUVという枠を越えるのであれば、ミニバン等他のタイプを検討することになりますが、初代アウトランダーPHEVの中で検討するのであれば、車中泊以外のポイントで、キャンプやドライブなど、各々のニーズに合わせてチョイスするという考え方がベターです。
※ 2020年10月現在
では、冒頭でも触れた通り、今後もニーズが高まる車中泊への適応はどうでしょうか。
初代アウトランダーPHEVのシートアレンジは、主に4種類ありますが、
いかなるアレンジでも、大柄な人が真っすぐ身体を伸ばした状態で車中泊することは厳しいといった印象なので、比較的小柄な方であれば、問題なく車中泊ができるレベルと言えるでしょう。
その中でも、車中泊という観点に絞ると、やはりスタンダードモデルである「G」で十分と言えます。
SUVという枠を越えるのであれば、ミニバン等他のタイプを検討することになりますが、初代アウトランダーPHEVの中で検討するのであれば、車中泊以外のポイントで、キャンプやドライブなど、各々のニーズに合わせてチョイスするという考え方がベターです。
※ 2020年10月現在