【価格は462万1100円から】三菱 新型 アウトランダー PHEVが12月に発売!キーワードは”威風堂々”

新型アウトランダーPHEV

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三菱自動車工業株式会社は、同社のクロスオーバーSUVである『アウトランダー』のPHEVモデルをフルモデルチェンジし、12月に販売を開始する。
新型『アウトランダー』のPHEVモデル車両本体のメーカー希望小売価格は4,621,100円~5,320,700円(消費税10%込)で、新型『アウトランダー』は、プラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルでありながら、ライバルであるハリアーなどのハイブリッド仕様のSUVと同価格帯を実現している。さらに2022年3月31日までに成約と登録されたユーザーには、「充電設備設置費用サポートキャンペーン」も実施するとのこと。
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新型 アウトランダー PHEVのエクステリア(外装)をチェックしてみる
新型 アウトランダー PHEVのインテリア(内装)をチェックしてみる
新型 アウトランダー PHEVの走行性能をチェックしてみる
新型 アウトランダーPHEVの充電システムをチェックしてみる
三菱 アウトランダーは、2001年に発売した三菱自動車初のクロスオーバーSUV(国内では『エアトレック』として発売)で、3世代にわたってグローバルに幅広く展開している。近年は三菱の販売台数の約2割を占め、先代のアウトランダーから設定しているPHEVモデルは、欧州やアセアンなどに展開しており、累計で約29万台を販売する。
新型 アウトランダーのPHEVモデルは、三菱、日産ルノーとのアライアンスで開発した新世代のプラットフォームを採用している。
 
グレード展開は、運転支援技術と予防安全技術を備えた「M」(5人乗り)をベースに、20インチホイールやコネクティッド機能など装備されている「G」(5人乗り/7人乗り)、上質な内外装とBOSEプレミアムサウンドシステムなどを標準装備した「P」(7人乗り)の3グレードを展開している。

新型 アウトランダー PHEVのエクステリア(外装)をチェックしてみる

新型 アウトランダーでは、三菱の新たなコンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を掲げ、堂々とした存在感のある佇まいや大地を踏みしめる力強さを演出している。エクステリアでは、「DYNAMIC SHIELD(ダイナミック・シールド)」を新世代化させていて、存在感のあるフロントデザインが目をひく。また、流れるタイプのターンライプを採用している。(Mグレードを除く)
新型 アウトランダー(PHEV)のボディサイズ
全長:4710mm、全幅:1860mm、全高:1740(乗車定員5名)
全長:4710mm、全幅:1860mm、全高:1745(乗車定員7名)
ホイールベース:2705mm
室内長:1920mm、室内幅:1520mm、室内高:1240mm(乗車定員5名)
室内長:2450mm、室内幅:1520mm、室内高:1240mm(乗車定員7名)
サイドでは、20インチの大径ホイールとそれを包む筋肉質なフェンダーのデザインを採用し、Dピラーとフローティングルーフは、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしている。これにより、力強く、そして軽快な走りをイメージさせている。
リア周りを見てみると、六角形の形状をもつテールゲートと水平基調でボディの左右両端まで広がるテールランプなどを採用することで、ワイドで安定感のあるスタイリングを実現している。

ボディカラーも豊富で、ダイヤモンドカラーシリーズと呼ばれる、硬質で高輝度かつ鮮明なカラーは、ホワイトダイヤモンド、レッドダイヤモンド、ブラックダイヤモンドの3色を用意。カラーバリエーションは全10色を用意している。

新型 アウトランダー PHEVのインテリア(内装)をチェックしてみる

新型 アウトランダー PHEVのインテリアでは、水平基調のインストルメントパネル「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」を進化させて採用している。
フロアコンソールは幅広で存在感があり高級感のあるデザインとなっている。また、触感がよく質感の高いソフトパッドを随所に採用したほか、ステッチをあしらうなど上質感を持たせている。また。モニターやメーター、セレクターなどには視認性と操作性にこだわっている。
フロントシートは2層ウレタン構造を採用。座り心地と長時間のドライブの疲労にも配慮した設計となっていてホールド性も向上している。
フロントシートセカンドシートとも3段階の温度調節ができるシートヒーターも装備されている。また、サードシートは薄型でコンパクトなタイプではあるが、クッション内には尻型に合わせたサポート材を設定。新型アウトランダーPHEVではサードシートの快適性も確保されている。

新型アウトランダーPHEVでは、リアモーターとコントロールユニットを一体化。サードシート設置に必要なフロアスペースを確保し、7人乗りシートレイアウトを実現。ユニットの搭載位置をキャビン外側に設置したことにより高い静粛性をほこっている。
新型 アウトランダー(PHEV)の室内寸法
室内長:1920mm、室内幅:1520mm、室内高:1240mm(乗車定員5名)
室内長:2450mm、室内幅:1520mm、室内高:1240mm(乗車定員7名)

新型 アウトランダー PHEVの走行性能をチェックしてみる

新型 アウトランダーPHEVは、独自の新世代PHEVシステムを採用している。
フロントとリアモーター、駆動用バッテリーの出力を約40%高めることに成功し、アクセルを強く踏み込むシーンでさえも極力エンジンを始動せずにEV走行の維持を可能としている。また、駆動用バッテリーは、総電力量を20kWhと大容量化し、EV走行換算距離(等価EVレンジ)を87km(WLTCモード)(Mグレードでの数値。P及びGグレードでは83km)の走行が可能となっている。
 
今回は、新たにアクセルペダルだけの操作で加減速することができるイノベーティブペダル オペレーションモードを設定。

新型 アウトランダー PHEVのS-AWCとは

新型 アウトランダーPHEVには、ツインモーター4WDをベースとした車両運動統合制御システムS-AWCが搭載されている。このシステムには、新たに後輪側にもブレーキAYC機能を追加。前後輪の駆動力を路面状態や運転状況に応じて最適に配分しながら、左右輪のブレーキ制御によるトルクベクタリングも前後輪で制御する。

ドライブモードでは、ノーマル、ターマック、グラベル、スノー、マッドと、力強い加速が必要な場合のパワー、エコの7つを設定。
新型 アウトランダーPHEVは、新開発のプラットフォームと高剛性な衝突安全強化ボディRISEを採用。
フロントボディ剛性とねじり剛性を大幅に高め、操縦安定性の向上に大きく貢献している。

また、三菱の運転支援機能として定着しつつある、高速道路 同一車線運転支援機能「MI-PILOT」を搭載。「レーダークルーズコントロールシステム[ACC]」と「車線維持支援機能[LKA]」を統合したこの制御は、車間距離と車線中央をキープしながら走行することで運転をサポートしてくれる。渋滞時でも停車後約30秒以内の自動発進が可能で、衝突リスクを複数のセンサーで事前に検知してくれる運転支援機能「e-Assist」も採用している。さらに「MITSUBISHI CONNECT」を採用。万が一の際のSOSコールなどにも対応する。

新型 アウトランダーPHEVの充電システムをチェックしてみる

新型 アウトランダーPHEVは、普通充電では、約7.5時間で満充電(AC200V/15A)、急速充電では、約38分で80%(最大出力電流が105A以上の場合)
エンジンで発電するん場合は、約94分で80%(停車中の場合)万が一の災害では、フロアコンソールボックスとラゲッジルームの2箇所のコンセントから100V AC電源(最大出力1500W)を非常用電源として活用できる。

新型 アウトランダーPHEVの価格は、ベースモデルのM(5人乗り)で4,621,100円からということもあり、戦略的な価格設定と言える。これからのSUV市場の台風の目となることが予想される。
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