新型車が多かった2018年に自動車業界を賑わせたクルマ3選!

スープラ

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ボルボ XC40が日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、ボルボが輸入車史上初の2連続受賞となったことは記憶に新しいところ。

しかし、例年以上に新型車が多かった2018年、クルマ業界を賑わせてくれたのはそれだけではありません。

そこで、2018年を盛り上げてくれたクルマを3台、ピックアップしてみました。

文・木谷 宗義

木谷 宗義|きたに むねよし

車メディアとSNSの編集者。編集者として企業メディアやSNSのコンテンツ制作を手がける、自身もライターとして年間約100本の記事を執筆する。自動車の歴史から機能解説、ドライブデートまでその幅は広いが、その主軸はひとりの自動車ユーザーとして「役に立つこと」。1981年、神奈川県生まれ。

木谷 宗義
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スズキ ジムニー/ジムニーシエラ
スズキ ジムニー/ジムニーシエラ 画像
メルセデス・ベンツ Gクラス
メルセデス・ベンツ Gクラス 画像
トヨタ スープラ
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スズキ ジムニー/ジムニーシエラ

クルマ好き的にはずせないのは、やっぱりこのクルマ。1998年以来、20年ぶりにフルモデルチェンジを実施したスズキ ジムニー/ジムニーシエラでしょう。

オフロード4WDらしいスクエアなスタイリングに生まれ変わった新型は、見た目だけでなく中身もアップデート。走破性を高める「ブレーキLSDトラクションコントロール」を全車に標準装備した他、「サポカーSワイド」に該当する予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」搭載車も用意し、安全面も最新に。

従来のジムニーファンだけでなく、そのスタイリングから新たなファンも獲得し、多くのバックオーダーを抱えて増産体制が敷かれるほど、自動車業界を賑わせました。

ちなみにジムニーというクルマの歴史は古く、初代モデルのデビュー1970年ですが、フルモデルチェンジを実施したのは今回で3回目。先代が20年なら、先々代に当たる2代目モデルも、17年という長きにわたって生産されたモデルでした。ということは、次のモデルチェンジは早くても10年後!?

スズキ ジムニー/ジムニーシエラ 画像

メルセデス・ベンツ Gクラス

7月にジムニーのフルモデルチェンジが発表される約1ヶ月前、メルセデス・ベンツの新型Gクラスが日本で発表になりました。ジムニーが20年ぶりのモデルチェンジなら、こちらはなんと40年ぶり!Gクラスとしては史上初のフルモデルチェンジとなりました。

とはいえ、ぱっと見ただけではどこは変わったのかわからないほど、先代モデルにそっくり。先代モデルの人気があまりにも高かったゆえ、デザインを大きく変えることなく新型にスイッチしたのです。

でも、ボディサイズはひとまわり大きくなり、よく見えれば平面だったウィンドウガラスもわずかに曲面に、フロントグリルまわりも少しだけ丸みを帯びたデザインになっていることがわかります。

ちなみに、これだけ先代モデルに似ているにもかかわらず、外観上で先代モデルとの共通パーツは、ヘッドライトウォッシャー、スペアタイヤカバー、ドアハンドルの3点だけなのだとか。

メカニズムでは、フロントサスペンションがリジットアクスルからダブルウィッシュボーン式に変更されたことは大きなニュース。刷新されたボディ/シャシーと相まって、旧型を知っている人ならば、乗ればすぐにその進化を感じることができるでしょう。

メルセデス・ベンツ Gクラス 画像

トヨタ スープラ

2018年の自動車業界を賑わせっぱなしだったのが、新型スープラです。86の兄貴分となるスポーツカーの登場が公言されたのは、いつのことだったでしょう。

BMWと共同開発によって生まれることや、2002年まで生産されていたスポーツカー「スープラ」の名が再び採用されることなど、少しずつその全容が明らかになり、ついに2018年8月、英国・グッドウッドで開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でカモフラージュ柄の試作車が公開に。

そして、2019年1月14日のデトロイトモーターショーにて初公開されることが発表され、いよいよ発売まで秒読みとなりました。

駆動方式はもちろんFR(後輪駆動)で、直列6気筒エンジンを搭載しています。

トヨタ スープラ 画像

2018年はその他にも、トヨタ カローラ スポーツの登場やトヨタ クラウンのフルモデルチェンジ、三菱 エクリプス クロスの発表など、いつも以上にニュースの多かった年でした。

みなさんの中で、特に印象に残っているクルマは何だったでしょうか?

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