いまや当たり前の装備となったドリンクホルダーの歴史と進化

国産車にドリンクホルダーが普及しだしたのは、いつ?

ドリンクホルダー

ドリンクホルダーの歴史について資料を探してみましたが、明記されているものはありませんでした。

そのため、いつ頃から登場したのかは明確ではありませんが、筆者の記憶では、「赤いファミリア」と呼ばれた5代目ファミリアに、従兄がドリンクホルダーを装着していた覚えがあります。1981年頃のことでしたので、社外パーツも含めると40年ほどの歴史がありそうです。

では、国産車の標準装備としてドリンクホルダーが採用されたのは、いつ頃なのでしょうか?一例として、1980年代からシリーズが継続している、トヨタ カローラを年代順に追って見ていきましょう。

カローラがドリンクホルダーを標準採用したのは、いつ?

トヨタ カローラ 6代目

1987年5月にモデルチェンジされた6代目カローラの一部グレードに、ドリンクホルダーが初採用されています。

採用されたのは、SE、SEリミテッド、GTの上級グレードで、当時は特別な装備であったことを伺い知ることができます。収納時はセンターコンソールに押し込まれているプッシュ式で、装着位置は灰皿の下、センターコンソール部で最も下に配置されていました。

カローラがドリンクホルダーを全車標準装備にしたのは。いつ?

トヨタ カローラ 7代目

1991年6月に発売された7代目カローラで、ドリンクホルダーはようやく全車に標準装備されます。

形式は6代目モデルで採用されたプッシュ式ですが、設置場所が灰皿の上側になり、センターコンソール部分の一番下からは上部に移動、使い勝手を向上しています。とはいえ、オーディオの下、シフトノブと干渉しそうな高さです。

8代目カローラでは、ドリンクホルダーの採用状況、形状と位置に変更はありませんでした。

ドリンクホルダーがセンターコンソールから消滅!後部座席にも!

トヨタ カローラ 7代目

2000年8月に発売された9代目カローラでは、とうとうセンターコンソールからカップホルダーが消滅します。代わりにフロントアームレストの前方、フロントシートの間のスペースに移動します。ここには蓋つき小物入れが新設され、少し大きめに区切られた小物入れにペットボトルがうまく収まる、といった副次的な装備となります。

これまでのカローラの一部グレードにはリヤアームレストの設定があり、蓋つきコンソールボックスを内蔵するグレードもありましたが、ドリンクをホールドする機能はありませんでした。それが、この9代目カローラで実現しています。これは、ベースグレードのX以外の標準装備でした。

2006年10月に発売された10代目カローラ アクシオでも、ドリンクホルダーの位置は変わりません。しかし、フロントシート用ドリンクホルダーは小物入れが排除され、ドリンクホルダーのみの機能になっています。

ドリンクホルダーが増殖!助手席用が2カ所に!

トヨタ カローラ アクシオ 11代目

2012年5月に発売された現行モデルの11代目カローラ アクシオでは、ドリンクホルダーの設置個所が大幅に変更になっています。

フロント用のドリンクホルダーは、シート間から左右ドアポケットに移りました。さらにフロントにはもう1カ所新設され、合計3カ所となっています。新設された箇所は、フロントトランスミッションとセンターコンソールの間、助手席寄りにオフセットされています。

リアシート用はアームレストから、リアドアポケットに移っています。これによりアームレストは、肘を乗せるだけの簡素な仕様になっています。

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次期カローラのドリンクホルダーは、海外仕様に?

次期カローラはここ1年以内に登場するとされ、従来の仕向け地別の専用車が世界統一車へと変更になります。日本仕様は消滅し、北米仕様と中国仕様をミックスしたような仕様になると噂されています。

となると、ドリンクホルダーも北米や中国仕様をベースにしたものとなりそうです。はたしてどのようなドリンクホルダーになるのでしょうか?興味が尽きませんね。

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