なぜ日本はETCゲートが存在するのか?海外ではETCゲートがない!?

世界のETCシステムはどうなっている?

イタリア版ETC アウトストラーダ広報画像

ETCとは、Electronic Toll Collection Systemの略で、車に取り付けた車載器と料金所のアンテナが無線で交信することで、自動で利用料金を徴収するシステムです。では、世界のETC事情を見て行きましょう。

●イタリア
世界に先駆けてETCシステムが導入された有料道路がイタリアのアウトストラーダです。

1989年にテレパス(TELEPASS)という無線式料金収受システムによって運用が開始されました。開閉するバーは基本的にありません。イタリアは1924〜25年頃に高速道路が開通しており、世界で最も早く有料高速道路が開通された国でもあります。

●アメリカ
フリーウェイが網羅された広い国土を持つアメリカ。ほとんどの高速道路は無料ですが、一部に有料道路があります。また無料のフリーウェイのなかにも、渋滞知らずの有料レーンを設けている地域があります。

通行料金の収受方法はさまざまで、ETCもカリフォルニアの「Fas Track」、フロリダの「Sun Pass」、ニューヨーク州やマサチューセッツ州など東海岸一帯を管理する「E-ZPass」など、州や地域で異なっています。

多くは開閉式バーのあるタイプのゲートではなく、通過するナンバーを読み取って、車の持ち主に課金(クレジットカード引き落とし等)という方式が一般的ですが、一部、端末を使う地域もあります。

●シンガポール
ERPと呼ばれるゲートがないタイプが採用されています。車載器は、登録されているすべての車種に義務付けられており、「NETS」または「ez link」という電子マネー型カードを使います。

カードを搭載せずに有料道路を使うと、後日請求を受けるようです。

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