ドイツの速度無制限な高速道路”アウトバーン”では、なぜ交通事故が少ないのか?

アウトバーン

アウトバーンとはドイツやオーストリアの一部区間を除く速度無制限の高速道路として知られています。アウトバーンは速度200km/h以上の速度で走行するのが当たり前の世界です。日本の高速道路でも制限速度は100km/hですから、その倍以上というから驚きです。そんな速度で事故を起こしてしまえばひとたまりもないと思うかもしれませんが、アウトバーンは日本の高速道路よりもはるかに交通事故が少ないのです。これはアウトバーンに限ったことではなく、一般道であっても同じことが言えます。その違いは一体どこにあるのでしょうか?
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(2018年1月9日)

Chapter
ドイツ人と日本人の意識の違い
道路環境の違い
クルマづくりだけでなない、ドイツ人の運転マナーの良さ
【動画】アウトバーンをフェラーリ812スーパーファスト 320km/hで走行

ドイツ人と日本人の意識の違い

日本で仮に200km/hを超えるようなスピードで走ったら、ジェットコースターのような絶叫マシンと化してしまうでしょう。さらに、命の保証もないので、恐怖感はジェットコースターに勝ると言えるでしょう。では日本の高速道路とアウトバーンではどのような違いがあるのでしょうか?

まずひとつ言えることは交通ルールをしっかり守っていること。アウトバーンではゆっくり走る車が速い車を先に行かせるという意識がしっかりしており、追い越し車線をのろのろ走るような車は皆無です。追い越しをする時以外は走行車線を走らなければならなくなっており、追い越し車線を走り続けるのは違反となります(ドイツは右側走行なので、左車線が追い越し車線に当たります)。

日本でも同じようなルールがありますが、暗黙の了解的な要素が強くルールも曖昧です。

道路環境の違い

ドイツ人は一般道であっても制限速度を順守し、若干の速度オーバーをするドライバーも皆無です。これはドイツの一般道の法定最高速が100km/hであることと、絶妙な制限速度が設けられているためでもあります。それ故にドライバー達も制限速度をしっかり守ろうという気になれるのです。

日本とドイツでは道路の構造が大きく違います。もちろん、後者の方がずっと走りやすい道路の構造をしています。ドイツでは車と歩行者がしっかり分離されている道路が多く、安全に走れるため、制限速度が100km/hであっても事故が少ない理由と言えるでしょう。家の近所の細い道であってもかっ飛ばすような危険な車は見られません。

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