いまだに現金払い?ETC払いだと7割以上も安くなるときがあるって本当?

ETC

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ETC(エレクトリック・トール・コレクション・システム)の試験サービスがスタートしてから、今年で20年。現在では、高速道路を利用する9割以上の車両がETCを使用しているといいます。2010年頃のお得感は薄れてしまいましたが、それでも、現金やクレジットカード払いに比べたら断然お得。そんなETCの歴史を振り返りつつ、現在展開している割引情報について紹介します。
Chapter
本格スタートは2001年11月
レンタカーや友人の車、代車であっても車載器さえあれば利用可能
現在実施中の主な割引制度

本格スタートは2001年11月

日本におけるETCは、1997年から小田原厚木道路小田原料金所で、一部の業務用車両限定に試験的にサービスを開始したのが実用化の第一歩でした。

本格的なサービス開始は、2001年11月30日。翌月の利用率は、わずか0.9%でした。その後、割引サービスの充実や、停車して料金を支払う手間が省けるなど「オトクで便利」が浸透。車載器の値引きキャンペーンなども功を奏し、2009年には利用率80%を突破、2016年末には90%を超えています。

最新のデータによれば、首都高速における利用率は、普通車で95%超、大型車においては99%超という数字になっています。

レンタカーや友人の車、代車であっても車載器さえあれば利用可能

最近では、レンタカーやカーシェアリングの車であっても、カーナビ同様にETCが標準装備されることが増えています。

大手のレンタカー会社では、ほぼ100%車載器が搭載されているので、ETCカードさえ持っていけば、自分の車と変わりなく利用できます。ただし、有料道路の入口と出口では同じETCカードを使うことが必須です。

このETCカードは1人で複数枚持つのもOK。その際には、年会費永遠無料などのカードを選ぶと良いでしょう。
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現在実施中の主な割引制度
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