ポルシェを変え、"最強のSUV"と謳われたカイエンの実力は

スポーツカーともいえる最強SUV ポルシェ カイエン

2002年、ポルシェ初のクロスオーバーSUVとしてデビューしたのが「カイエン」です。ただ、ポルシェとしてはあくまで「新しい形のスポーツカー」と定義しており、クロスオーバーSUVとは謳っていなかったようです。

ただ、ポルシェ&フォルクスワーゲンとしても高級SUVのカテゴリーに進出したい、という狙いがありました。なので、両社で共同開発を行い、他とひと味違うSUVである「カイエン」が誕生となったわけです。

ポルシェらしく、形式は「9○○~」となっており、初代955型、957型、現行モデルの958型と3代目モデルと熟成が進んでいます。

特筆すべきはやはりその運動性能でしょうか。初代モデルからV8 4.5L 4WD ターボモデルが用意されており、こちらは450馬力、とスーパースポーツカーさながらの出力を発揮。車重約2.5tと重量級でありながら、0~100km/h加速がわずか5.6秒と、SUVとは思えないすさまじい性能を誇ります。

魅力的なカイエンの内装とエクステリア

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どうしてもカイエンの運動性能からの紹介になってしましたが、レザーを基調とした内装も高級感あふれるもの。スポーティさとラグジュアリー感の融合した内装は、ポルシェが今まで培ってきたスポーツイメージと、質感が融合、またモデルチェンジごとに確実に快適性が向上していることも魅力です。

リアシートは調整機能が付き、前後位置およびバックレストの角度が調節できる分割可倒式リアシートが採用、足元の空間がより広く確保されるようになっています。
1000万円以上のグレードが主であることからも、やはり内装は高品質な素材で仕上げられており、とにかく上質感のあるエレガントな仕上がりになっているのも所有満足度を高めるのは間違いありません。


また、エクステリアについてですが、見た瞬間に「ポルシェだ」とわかるデザインであり、ポルシェがあえてSUVという言葉を使わなかったのもわかるような気がします。

ともすればクーペとも見紛うような流麗な「カイエン」のボディラインをデザインしたのは、2004年までポルシェのチーフデザイナーとしていた「ハーム・ラガーイ」氏の手によるものとされています。その後モデルチェンジを行っても基本デザインは踏襲されており、初代モデルのデザイン・パッケージが傑出していたともいえますね。

当然賛否あろうと思いますが、しかしマッシブでありながらも柔らかさがある、ポルシェならではの世界観を持ったこのエクステリアに魅力を感じ、購入に至った方も多いのではないでしょうか。

まさにどこでも行けるポルシェのスポーツカー、といったところでしょうか。こうした高性能、高級感、そして視点の高さからくる乗りやすさ(右ハンドルも選択可能)も、世界のみならず日本でも人気を博すポイントといえましょう。

多様なエンジンが選べるカイエンの魅力

カイエン ターボS

現行モデルの最上級グレードはカイエン ターボS。

エンジンは4.8Lターボに拡大されており、最高出力は570馬力に高められつつ、車重も軽量化し、0~100加速はわずか4.1秒。大柄なボディを最高速284km/hまで引っ張る、痛快なモデルとなっています。ちなみに値段は2000万円以上になります。

エントリーモデル「カイエン」には3.6L V6エンジンを搭載、こちらは300馬力を発揮。また環境性能を問われる現代のモデルらしく、「カイエンS・ハイブリッド」も追加。

こちらは3.0L V6エンジンにダウンサイズしながらも47馬力を発揮するモーターを組み合わせ、380馬力を発揮、モーターでの単体走行も可能としています。環境性能と動力性能を同時に手に入れたハイブリッドモデルも魅力的ですね。

カイエン 弱点はその価格

カイエン ターボS

ただし、多くの人にとってネックとして挙がってしまうのは、やはり価格でしょうか。

エントリーグレードの「カイエン」でも859万円、最上級グレードのターボSにいたっては2235万円…。なかなか手に入れるハードルは高いといえますね。

どのグレードにする?ポルシェ カイエングレード別比較

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