【プロ解説】ポルシェ 新型 カイエンターボのインテリア(内装)と荷室を徹底解説!!

ポルシェカイエンターボ 萩原文博

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カイエンは、911、ボクスターに続くポルシェ第3のスポーツカーとして登場。その思想はインテリアにも及んでおり、他のポルシェ同様にドライバーと乗員は多くのSUVに見られる車両の高い位置ではなく、低い位置に座ることになります。このようなドライビングプレジャーと快適性を両立した現行型カイエンターボのインテリアを紹介します。

文/写真・萩原文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
カイエン ターボはポルシェ911と同様の前方にせり上がるセンターコンソールを採用!
カイエンターボの運転席は低めのポジションで運転しやすい!
助手席と運転席には、アダプティブスポーツシートを装備!
新型(現行型)カイエンターボは、先代カイエンよりも後部座席が広い!
カイエンターボは、リアシートを全て倒すと荷室容量1680L!
総額2500万円? 550馬力【新型ポルシェ カイエン ターボ】ポルシェカイエンの外装、内装、荷室など徹底解説!!【解説編】
カイエンはポルシェ911のSUV版?!【ポルシェ カイエン ターボ】約総額2500万円のカイエンターボを試乗レビュー!!【試乗編】

カイエン ターボはポルシェ911と同様の前方にせり上がるセンターコンソールを採用!

ドライバー周囲のインテリアは、人間工学に基づいて設計されていて、全ての操作系スイッチが容易に手の届く範囲内に設置されています。また、911と同様の前方にせり上がるセンターコンソールを採用。
これは、デザインエレメントを超えてハンドルと最も重要な車両機能を人間工学的に最短で結びます。

さらにマルチファンクションハンドルも同じ原理に従って設計されており、卓説した人間工学と斬新な美しさを兼ね備えています。

カイエンターボの運転席は低めのポジションで運転しやすい!

現行型カイエンは、ポルシェアドバンストコクピットを採用しています。これはディスプレイとコントロールエレメントをデザイン的に統合したコクピットです。

このポルシェアドバンストコクピットの中核となるのが、ポルシェコミュニケーションマネージメントシステム(PCM)のダイレクトタッチコントロールと12.3インチという大画面のタッチディスプレイで、これらによって全ての車両機能のドライバーズインターフェースとしての役割を果たしています。
運転席のポジションは低めに設定されていますが、前方視界は良好です。さらに前方のボディが見えるので、非常に見切りが良く全幅2m近いボディサイズですが、非常に運転しやすいのが特徴です。

また新搭載のインフォテイメントシステムは、直感的な操作が可能。さらに、6人分の個人プロファイルの設定が可能で、プロファイルにはインテリアの設定に加えて、ライト、ドライビングプログラム、アシステンスシステムなど各個人の好みの設定を保存しておくこともできます。

助手席と運転席には、アダプティブスポーツシートを装備!

カイエンターボの運転席&助手席には、新世代のアダプティブスポーツシートを装備しています。このシートはスポーツカー同様にヘッドレストが独立しておらず、バックレストに統合されているのが特徴です。
深いサイドサポートやシートセンターにユニークなステッチを備えたシートは、スポーティな外見だけでなく人間工学的にも優れています。シートヒーターが装備されており、オプションでシートベンチレーションも用意されています。

新型(現行型)カイエンターボは、先代カイエンよりも後部座席が広い!

現行型カイエンは先代モデルよりボディサイズが大きくなり、後席の居住性が拡大。特にニースペースが広くなったことで、背の大きな男性でもゆとりをもって座ることができます。

また カイエンターボのリアシートは前席のアダプティブスポーツシート同様に深いサイドサポートによって乗員の体をしっかりとサポートしてくれます。
さらにリアシートは160mmまでの長さ調節と11〜29度まで2度刻み10段階の調節で、オプションとして、14way電動調節付きコンフォートシートやシートヒーターの装着も可能です。

現行型カイエンは乗員全員に快適な走行を提供するために、車内のヒートアップを抑える断熱ガラスが標準装備しています。これはエアコンシステムの使用を減らし、車内への異音や隙間風の侵入も低減します。

カイエンターボは、リアシートを全て倒すと荷室容量1680L!

現行型カイエンターボは5人乗車時(リアシートをカーゴポジションにして、バックレストをほぼ垂直にした状態)のラゲージ容量は745L。
リアシートを全て倒すとフラットな床面になり、1680Lという大容量の空間が出現します。荷物の出し入れは、コンフォートアクセス機能によってラゲッジコンパートメントに簡単にアクセスすることができます。
リアバンパーの下で足を少し動かすとテールゲートが自動的に開きます。安全上の理由から、この機能は同時に車両キーを認識した場合にのみ作動します。コンフォートアクセスによって、キーレスによる車両のロック/アンロックとエンジンの始動もできます。
ポルシェ カイエンターボは、ポルシェ911にインスパイアされたセンターコンソールのデザインを採用。

コクピットにはポルシェ伝統の5連メーターが配置されますが、エアコンやオーディオそして車両の操作は、タッチパネルで行う様になっており、伝統と先進性が共存するインテリアとなっています。

総額2500万円? 550馬力【新型ポルシェ カイエン ターボ】ポルシェカイエンの外装、内装、荷室など徹底解説!!【解説編】

ポルシェカイエンは、2002年に初代が誕生しました。このカイエンはポルシェの業績不振から救った救世主として知られています。 今回ご紹介するポルシェカイエンは、カイエンターボというカイエンのグレードの中でも上から2番目のグレードになります。3代目へと進化した、カイエンはMLBエボというアーキテクチャを使用し、アウディQ8、ランボルギーニウルス、ベントレーベンテイガなどにも使用されています。果たしてどんなSUVになっているのか? CARPRIMEナビゲーター、河西啓介が解説します。

カイエンはポルシェ911のSUV版?!【ポルシェ カイエン ターボ】約総額2500万円のカイエンターボを試乗レビュー!!【試乗編】

今回ご紹介するポルシェカイエンは3代目へと進化し、カイエンはMLBエボというアーキテクチャを使用し、アウディQ8、ランボルギーニウルス、ベントレーベンテイガなどにも使用されています。試乗車のグレードは、カイエンターボで、カイエンのグレードの中でも上から2番目のグレードになります。果たしてどんなSUVになっているのか?CARPRIMEナビゲーター、河西啓介が試乗チェックし、解説します。

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