シーマやセンチュリー…300馬力以上を誇るハイパワーな国産車7つ

日産 シーマ 2017

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かつては自主規制により、どんなスポーツカーでも280馬力に抑えられていた国産車も、今では日産「GT-R NISMO」の600馬力を筆頭に、300馬力オーバーの車が続々登場してきました。今回は、2019年4月1日現在で販売されている国産車の中から、あえてスーパーカーを除いた300馬力オーバーモデルをいくつかご紹介します。

文・木谷宗義
Chapter
1.日産 シーマ/フーガ
2.スバル レヴォーグ
3.トヨタ アルファード/ヴェルファイア
4.トヨタ ランドクルーザー
5.トヨタ センチュリー
6.トヨタ マークX
7.ホンダ レジェンド

1.日産 シーマ/フーガ

日産のLクラスセダン「シーマ」と、そのロングホールベース版であるフラッグシップの「フーガ」は、V6 3.5Lエンジンに1モーター2クラッチ方式ハイブリッドシステムを搭載し、システム合計出力364馬力(268kW)。

エンジン単体でも306馬力(225kW)を誇ります。同じパワートレインを積む「スカイライン」も、同様のパフォーマンスを発揮しています。

2.スバル レヴォーグ

1.6Lと2.0L、2種類のターボエンジンを積むスバル「レヴォーグ」の2.0Lモデルは、最高馬力300馬力(221kW)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発揮。

ハイパフォーマンスモデルというとWRX STIに注目が集まりがちですが、レヴォーグも十分にパワフル。1990年代に一世を風靡したレガシィツーリングワゴンの系譜を持つ、ハイパフォーマンスワゴンです。

3.トヨタ アルファード/ヴェルファイア

ミニバンのフラッグシップ「アルファード」「ヴェルファイア」。

主力は2.5Lのガソリン車とハイブリッド車ですが、上級グレードにはV6 3.5Lエンジン搭載モデルも用意されており、こちらは301馬力(221kW)。2017年12月のマイナーチェンジでトランスミッションが6速ATから8速ATになり、さらになめらかな走りを実現しています。

4.トヨタ ランドクルーザー

ミニバンのフラッグシップがV6 3.5Lで300馬力なら、SUVのフラッグシップ「ランドクルーザー」はV8 4.6Lで318馬力(234kW)! 3,400rpmという比較的低い回転数で460Nm(46.9kgm)の最大トルクを発生するのは、SUVならでは。

さらにランドクルーザーのレクサス版である「LX570」は、5.7Lで、377馬力(277kW)を発揮します。

5.トヨタ センチュリー

トヨタのというより日本のフラッグシップ「センチュリー」も、忘れてはいけません。

V12からV8+ハイブリッドへと刷新されたパワートレインは、システム最高主力431馬力(317kW)! モーターを組み合わされるエンジンは、排気量が5.0Lもあるため、エンジン単体でも381馬力(280kW)とフラッグシップにふさわしくパワフルです。

6.トヨタ マークX

スーパーGT GT300クラスにも出場する「マークX」は、隠れたハイパワーモデル。

主力は、203PS(149kW )の2.5Lエンジンですが、3.5Lモデルは318馬力(234kW)とランドクルーザーと同等の出力を発揮します。「クラウン」もハイブリッドとターボになった今、大排気量NA(自然吸気エンジン)を味わえる、貴重な国産セダンとなりました。

7.ホンダ レジェンド

最後に紹介するホンダ「レジェンド」は、2004年に280馬力の自主規制解除第1号となったモデルです。

4代目となったレジェンドは3.5Lエンジンを搭載し、300馬力を発生していました。現在、販売されているのは、2015年に発表された5代目で、パワートレインはV6 3.5Lエンジン+モーター3基の3モーター式ハイブリッド。システム最高出力382馬力(281kW)です。

あえてスーパーカーを除いてみても、300馬力を超えるハイパワーモデルはたくさんあるもの。排気量でいうと、3.5Lあたりが300馬力を超える目安となりそうですね。そんな中、2.0Lで300馬力を達成しているレヴォーグの健闘が光ります。

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