ターゲットは「裕福な中高年層」のホンダ レジェンド、どのモデルが人気?
更新日:2024.09.09
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ホンダのフラグシップに君臨するレジェンド。北米市場をメインターゲットとしているだけあって、その佇まいは他の国産メーカーの高級車とひと味違います。そんなレジェンドについて魅力や中古市場での状況について説明いたします!
ホンダ・レジェンドとは?どんなモデルがある?
初代、レジェンドは1985年にデビューしました。アメリカで展開することになっていた「アキュラ」ブランドの量販車種として開発されたこのレジェンド。ホンダには高級車を製造するノウハウが乏しかったこともあり、当時の提携先であったブリティッシュ・レイランドとの共同開発によって誕生しました。これによって登場したのがローバー・スターリングです。両車は多くのメカニズムを共有、日本で販売されていたローバー・スターリングはホンダの狭山工場で生産されていました。
初代レジェンドはブリティッシュ・レイランドの指導もあったせいか、ウッドパネルのあしらい方にこだわりがありました。その後のホンダ車の多くがウッドパネルの配置や材質等にこわだわっているのは、全てこの初代レジェンドからです。
また、この初代レジェンドにはクーペモデルも加わります。ライバルのトヨタ・ソアラや日産・レパードと比較すると、その高価格がネックとなり販売自体は伸び悩んだものの、流麗なスタイルから注目を集めていました。
この初代レジェンドの特筆すべき点として、日本車として初めてSRSエアバックを採用したことです。続いて登場した2代目レジェンドはバブル期に開発されたこともあり、非常に手の込んだ作りとなっていました。まずはボディサイズが拡大され全車3ナンバー仕様となり、直列4気筒エンジン車も廃止されます。
室内も豪華絢爛となり、仕様によってはカーナビゲーションも選択することができました。またリヤパワーシートや後席専用空調吹き出し口の採用などといったように、後座の快適性も初代に比べて格段に高まりました。また、クーペモデルも引き続き設定。初代以上に大型ボディとなったその2ドアクーペのスタイルは、欧州製大型2ドアクーペに引けを取らない存在感を発揮します。
3代目レジェンド、KA9型は1996年に登場。バブル崩壊後に登場したこともあり、各種コストダウンが実施されます。デザイン自体は先代のキープコンセプトでしたが、2ドアクーペが廃止されるなどバブル崩壊後に登場したモデルらしい内容であったことは間違いあります。
そんな3代目のあとに登場したのが4代目レジェンド、KB1およびKB2型です。このレジェンドは、それまでの国産車の自主規制値であった280馬力が解除されたことに伴い、300馬力のエンジンが搭載されました。また、新たに採用された4WDシステム「SH-AWD」は、四輪の駆動力を自在に配分するもので、国内外問わず大いに注目を集めました。こうした革新的な内容により、販売価格帯は大幅に上昇したものの、人気を集めました。
現在の5代目レジェンドはハイブリッドエンジンを搭載したモデルとして登場しました。日本仕様はフル装備となっており、680万円と、レジェンド史上最高額の価格設定となっています。そのため、街中でもほとんど見かけることができない希少車となっています。
初代レジェンドはブリティッシュ・レイランドの指導もあったせいか、ウッドパネルのあしらい方にこだわりがありました。その後のホンダ車の多くがウッドパネルの配置や材質等にこわだわっているのは、全てこの初代レジェンドからです。
また、この初代レジェンドにはクーペモデルも加わります。ライバルのトヨタ・ソアラや日産・レパードと比較すると、その高価格がネックとなり販売自体は伸び悩んだものの、流麗なスタイルから注目を集めていました。
この初代レジェンドの特筆すべき点として、日本車として初めてSRSエアバックを採用したことです。続いて登場した2代目レジェンドはバブル期に開発されたこともあり、非常に手の込んだ作りとなっていました。まずはボディサイズが拡大され全車3ナンバー仕様となり、直列4気筒エンジン車も廃止されます。
室内も豪華絢爛となり、仕様によってはカーナビゲーションも選択することができました。またリヤパワーシートや後席専用空調吹き出し口の採用などといったように、後座の快適性も初代に比べて格段に高まりました。また、クーペモデルも引き続き設定。初代以上に大型ボディとなったその2ドアクーペのスタイルは、欧州製大型2ドアクーペに引けを取らない存在感を発揮します。
3代目レジェンド、KA9型は1996年に登場。バブル崩壊後に登場したこともあり、各種コストダウンが実施されます。デザイン自体は先代のキープコンセプトでしたが、2ドアクーペが廃止されるなどバブル崩壊後に登場したモデルらしい内容であったことは間違いあります。
そんな3代目のあとに登場したのが4代目レジェンド、KB1およびKB2型です。このレジェンドは、それまでの国産車の自主規制値であった280馬力が解除されたことに伴い、300馬力のエンジンが搭載されました。また、新たに採用された4WDシステム「SH-AWD」は、四輪の駆動力を自在に配分するもので、国内外問わず大いに注目を集めました。こうした革新的な内容により、販売価格帯は大幅に上昇したものの、人気を集めました。
現在の5代目レジェンドはハイブリッドエンジンを搭載したモデルとして登場しました。日本仕様はフル装備となっており、680万円と、レジェンド史上最高額の価格設定となっています。そのため、街中でもほとんど見かけることができない希少車となっています。
初代レジェンドのCMです!
ホンダ レジェンド、中古車市場では?モデル別に見ていく!
ホンダ・レジェンドはセダンの人気があまりないため、新車価格を考えるとリーズナブルな個体が多いのが特徴です。現行型はほとんど中古市場に出回っておりませんが、先代の4代目は8年間というロングライフであったため、それなりの台数の中古車が市場には存在します。
特に先代の初期モデルであれば100万円前後での購入も可能で、搭載されているメカニズムや、新車価格を考える「お得感」が大きいといえます。しかも新車での販売台数が少なかったことから希少性が高く、結果として「古臭さ」があまりないのもポイント。
4代目以前のモデルについては、既に登場してから10年以上が経過していることもあり、中古車の数はそれほど多くはありません。特に、バブル景気の影響を大きく受けた初代、2代目については思いの外、中古市場に台数がありません。トヨタ・クラウンや日産・セドリック/グロリアなどと比較すると、新車時の販売台数が少なかったことが要因でしょう。
ただし、クーペモデルについてはその希少性と、流麗なデザインから未だに根強いファンが多く、中古市場に出ても比較的早いタイミングで、成約となるケースが多いようです。
特に先代の初期モデルであれば100万円前後での購入も可能で、搭載されているメカニズムや、新車価格を考える「お得感」が大きいといえます。しかも新車での販売台数が少なかったことから希少性が高く、結果として「古臭さ」があまりないのもポイント。
4代目以前のモデルについては、既に登場してから10年以上が経過していることもあり、中古車の数はそれほど多くはありません。特に、バブル景気の影響を大きく受けた初代、2代目については思いの外、中古市場に台数がありません。トヨタ・クラウンや日産・セドリック/グロリアなどと比較すると、新車時の販売台数が少なかったことが要因でしょう。
ただし、クーペモデルについてはその希少性と、流麗なデザインから未だに根強いファンが多く、中古市場に出ても比較的早いタイミングで、成約となるケースが多いようです。
ホンダ レジェンドのカスタム車情報
元々、車の性格上、カスタムのベースとして使用されるケースはあまりないようですが、その車格の割に、中古価格が安いことから、改造車として使用されるケースは多いようです。その場合は、ホイールのインチアップや色の塗り替えなどが行われているようで、メーカー純正品のエアロパーツなどでカスタムされている車両はあまり多くないようです。
ホンダが誇るフラグシップモデル、レジェンド。セダン冬の時代であっても、ハイブリッドモデルのみとはいえ、カタログに加えたホンダの英断には驚きとともに賞賛を送りたいです。欧州製高級車とも十分張り合うことの出来る現行レジェンド。
メルセデスベンツ・EクラスやBMW・5シリーズなどを検討しているユーザーは是非、このレジェンドも対象に加えてみてはいかがでしょうか?洗練された4WDと高性能なハイブリッドシステムとの組合せは、それまでの想像を超えた世界を提供してくれるはずです。
メルセデスベンツ・EクラスやBMW・5シリーズなどを検討しているユーザーは是非、このレジェンドも対象に加えてみてはいかがでしょうか?洗練された4WDと高性能なハイブリッドシステムとの組合せは、それまでの想像を超えた世界を提供してくれるはずです。