アルファード HYBRID Xの2列目シートレビュー【機能性を徹底チェック】

トヨタ アルファード ハイブリッド

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アルファードのなかで、一番の特等席ともいえる2列目シートですが、座り心地だけでなく、使い勝手含めて快適なのでしょうか?乗り降りのしやすさや座り心地について説明していきましょう。

2018/2/10
Chapter
両側スライドドアで乗り込みやすい
収納スペースが充実
快適なドライブが楽しめる

両側スライドドアで乗り込みやすい

HYBRID Xのスライドドアは、ワンタッチスイッチ付きデュアルパワースライドドアとなります。他のクラスのミニバンだとグレードによっては、助手席側のみパワースライドドアになるところ、アルファードハイブリッドモデルでは全グレードで、両側パワースライドドアとなります。この辺に関しては、高級ミニバンだと当たり前といえる機能かもしれないですね。

パワースライドドアの操作は運転席はもちろんのこと、2列目でも操作可能です。外側からではスマートキーを持った状態でスライドドアハンドルに軽く触れるか、またはスマートキーのデュアルパワースライドドアのスイッチで開閉可能です。

パワースライドドアと同時に装着されるもので、バックドアイージークローザーというものがあります。これはバックドアの半ドア防止装置のことで、思い切りバックドアを閉めなくても、最後はきちんと閉めてくれるという代物です。

アルファードのバックドアは意外と重たく力がいるので、心強い装備の一つですね。なお、ハイブリッドモデル、ガソリンモデルともに、上位グレードには自動で開閉できるパワーバックドアが装備されます。

収納スペースが充実

HYBRID Xの2列目にはいくつかの収納スペースがあります。7人乗りのリラックスキャプテンシートの場合、折りたたみ式サイドテーブルが装着されます。

折りたたみ式サイドテーブルは前方に2つ、後方に2つ、計4つのドリンクホルダーが装備されます。後方のドリンクホルダーは、3列目の乗員も使うことが出来そうですね。

左右スライドドア下部には、ペットボトルなどを収納可能なボトルホルダーが装備されます。2列目周辺だけでも6つの飲み物収納場所があるのは長時間ドライブや、大人数でのドライブにも役に立ちそうです。

運転席・助手席シートバックにはポケットがあり、雑誌や地図などを収納可能です。シートバックポケットは地図など以外にも、折りたたみ式のフロントサンシェードなどを収納することが出来るので、重宝します。運転席側にはコンビニなどの買い物に便利な、買い物フックが装備されます。

快適なドライブが楽しめる

7人乗りのリラックスキャプテンシートには手動ですがオットマンが装備されます。オットマンを展開し、シートバックを少しリクライングさせることで、快適な移動空間を作り出すことが出来ます。左右にあるアームレストは無段階調整可能なので、お好みの位置に合わせられます。

リラックスキャプテンシートのシートベルトはシート内蔵のため、ある程度シートをリクライングさせても適切な形でシートベルトを装着することが出来ます。

8人乗りの6:4分割チップアップシートは2人乗車だとセンターアームレストを使用することが出来ます。
シートの横幅は余裕があるため、大人3人で座ることも可能です。

アルファードはスライドドアの開口部が780mmもあり、2列目3列目からも乗り降りしやすい設計となっていますが、485mmと大きめなアシストグリップも装備されるため、子供や年配の方でもさらに安全に乗り降りすることが可能です。

アルファードは照明も充実しています。リア天井に計4つのパーソナルランプが設置されます。それ以外にも、後席を包むように設置されたLEDルーフカラーイルミネーションは、夜間のドライブを快適なものにします。LEDルーフカラーイルミネーションは16色もの豊富なカラーが用意され、明るさも4段階に調整可能です。お好みの色と明るさで、癒しの空間が作れそうですね。

7人乗り、8人乗りともにどの席でも快適に過ごすことが出来るアルフォードですが、HYBRID Xの場合、よりリラックスした空間を楽しみたいのであれば、7人乗りのリラックスキャプテンシートがオススメだと思います。

ドライバーには申し訳ないですが、2列目の乗員はオットマン付きのシートで、気づいたら目的地に到着していた。ということになるかもしれないですね。
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