力強い走り!今新車で買える500馬力超えの車5選

500馬力…と聞くと一昔前はレーシングカーやごく一部のチューニングカーでしか手に入らないパワーでしたが、輸入車を中心に500馬力はいつしか一つの「大台」となり、現在では500馬力を超えるスポーツモデルが数多く存在しています。今回はそんなノーマル500馬力超えの車種の中からキャラの濃い5車種をご紹介していきます。

文・西川昇吾

Chapter
フェラーリ 812スーパーファスト(800馬力)
ベントレー コンチネンタルGT(635馬力)
アウディ RS6アバント(605馬力)
シボレー コルベットZ06(659馬力)
日産 GT-R(570馬力)

フェラーリ 812スーパーファスト(800馬力)

フェラーリ 812 スーパーファースト

まず初めに紹介するのはフェラーリの最新作812スーパーファスト。その馬力はなんと800馬力!これはフェラーリ歴代カタログモデルで最もハイパワーな数値となっています。

これだけのハイパワーを叩きだすのは長いフロントに収められたV12 6.5リッター自然吸気エンジン。ダウンサイジングターボが世界的トレンドの現代、スーパースポーツの世界でも珍しくなりつつある大排気量NAは、もはや絶滅危惧種とも言えます。自然吸気で800馬力を叩き出す市販車は今後出てこないかもしれません。

ベントレー コンチネンタルGT(635馬力)

こちらも2018年にフルモデルチェンジしたばかりのコンチネンタルGT。635馬力とハイパワーなのは確かですが、バリバリなスポーツカーではなくジェントルなGTカーです。

この車の最大の特徴はW12という特殊なエンジン形式。フォルクスワーゲングループに属するベントレーですが、コンチネンタルGTのW12はフォルクスワーゲンの独自技術満載なエンジンとも言えます。

フォルクスワーゲンが生産するVR6型エンジンは、世界でも例を見ない極度にバンク角は狭いV6エンジンで、そのVR6型エンジンを2つ組み合わせたのが、コンチネンタルGTに搭載されているW12エンジンです。

コンチネンタルGTはジェントルなGTカーなだけあって、W12ツインターボエンジンでも、気筒休止システムやアイドリングストップ機構を装備しています。

アウディ RS6アバント(605馬力)

アウディ RS6 アバント パフォーマンス

続いてご紹介するのはRS6アバント。パッと見はちょっとスポーティーなステーションワゴンというかんじですが、搭載された4.0リッターV8ツインターボが発生するパワーは605馬力。一体どのようなユーザーがステーションワゴンにこんなパワフルなエンジンを求めるのでしょうか?正直筆者には想像がつきません。

アウディ伝統の4輪駆動システム「クワトロ」とハイパワーエンジンの組み合わせで、2トンを超える車重でも0-100km/h加速は3.7秒とスーパーカー並。スキーへ行くのも、家族旅行も、サーキットでのスポーツ走行もこれ一台!ということができちゃうかもしれない車です。

シボレー コルベットZ06(659馬力)

シボレー コルベット Z06

次に紹介するのはアメリカンマッスルカーを代表する1台であるコルベット、そのスポーツグレードのZ06。6.2リッターV8とスーパーチャージャの組み合わせで659馬力を発生します。アメリカンマッスルと侮るなかれ、1,610kgと意外にもその車重は軽量なのです。

エンジンヘッド周りがシンプルなOHVエンジンに、オイル供給法をドライサンプとして低重心化を実現しており、直線番長なだけではないのが伝わってきます。そして7速マニュアルトランスミッションが選択可能!

現在となってはこれだけの大排気量&ハイパワーをマニュアルミッションで操ることのできる車種は世界的にも珍しくなっています。

次期モデルはミッドシップになるのではないか?と噂されているコルベット。OHVエンジンとFRレイアウト、そしてマニュアルトランスミッションという古典的な組み合わせが選択できるのは、このモデルが最後かもしれません。

日産 GT-R(570馬力)

日産 GT-R

最後に紹介するのは日本を代表するスポーツカーの1台、GT-R。今回GT-Rを紹介車種に選んだ理由はズバリ!コストパフォーマンスです。

ハイテク満載のオーバー500馬力スポーツカーのGT-Rですが、その価格は税込み10,230,840 円~。世界的に見ても500馬力超えのハイテクスポーツカーが1,000万円とちょっとで買えるのは破格レベルです(それでも高いことは確かですが)。

そして570馬力を発生するエンジンはなんと手組みなんです。クリーンルームという塵や埃が一切ない部屋で、熟練の匠達によって一基一基手作業で組み立てられています。「速い!安い!丁寧!」というかんじのGT-R。カタログモデルのこのような日本車は今後出てこないかもしれません。