中古車選びに悩んでいる方必見!自分にピッタリな中古車を見つけるための探し方〜ボディタイプについて〜

中古車購入で最初の難関が『車種選び』。クルマに詳しい人からすると、「そんなの簡単!」と思うかもしれませんが、クルマに詳しくない人や初めてクルマを購入する人からするとかなりハードルが高いものです。

中古車購入でまず予算が決まったら、「ボディタイプ」の種類を覚えておくとスムーズです。クルマ情報のWEBサイトや中古車検索サイトの中でも分類されているので、ボディタイプ別の機能を使うと非常に便利です。そもそもボディタイプというのは、使用目的に合わせてクルマをグルーピングしたものです。

したがってクルマ購入を検討している人が「クルマはこういう風に使いたい!」という漠然とした考えでも、このボディタイプに沿って検索すると自分の使用目的にピッタリのクルマを探すことができます。中古車検索サイトによってボディタイプの設定されている数や種類は異なりますが、今回の記事では、覚えておいて損がないボディタイプをピックアップしてご紹介します。

文・萩原 文博

Chapter
ボディタイプ1.軽自動車
ボディタイプ2.コンパクトカー
ボディタイプ3.セダン
ボディタイプ4.ステーションワゴン
ボディタイプ5.ミニバン
ボディタイプ6.SUV
ボディタイプ7.クーペ
ボディタイプ8.オープンカー

ボディタイプ1.軽自動車

軽自動車は、他のボディタイプとは区分の仕方が異なっています。軽自動車はボディサイズやエンジンの排気量に制限がある一方で、税金面で優遇されているクルマです。現在は、軽自動車にも様々なバリエーションがあり、新車の約40%は軽自動車というほどの人気が高まっています。

「燃料代や税金などランニングコストを安く抑えたい」「自宅の周辺が狭い道が多いのでできるだけ小さなボディのクルマが良い」「遠出せず、街乗りだけ」という人にぴったりのボディタイプです。ただし乗車定員は4名です。

ボディタイプ2.コンパクトカー

軽自動車よりボディが大きくなるのが、コンパクトカーです。コンパクトカーは「小型車」という区分になるため、乗車定員は5名となります。エンジンの排気量はおおよそ1L〜1.5Lであることが多いです。コンパクトカーの中でも「ハッチバック」と呼ばれるタイプやリアにスライドドアを採用し、背の高い「ハイトワゴン」と呼ばれるタイプもあります。

コンパクトカーに属するのはトヨタルーミー、日産ノート、ホンダフィット、マツダデミオ、スズキスイフト、ダイハツトールなどです。

ボディタイプ3.セダン

洋服でいうとフォーマルスーツにあたるのが、セダンです。エンジンルーム、キャビンスペース、トランクと3つの箱を組み合わせた形なので「3BOX」と言われることもありました。

以前は高級車の代名詞で、低重心を活かした静粛性や走行安定性、乗り心地などに優れているのが特徴です。自動車メーカーの看板車種でもありましたが、セダンは段々と車種が減少しています。セダンに属するのはトヨタクラウン、トヨタカローラ、日産スカイライン、ホンダアコード、マツダアテンザ(マツダ6)、マツダ3などが挙げられます。

ボディタイプ4.ステーションワゴン

セダンをベースとしたモデルにステーションワゴンがあります。セダンでは独立している荷室のトランクをキャビンスペースと一体化したクルマです。広い荷室が特徴でセダンよりもたくさんの荷物を搭載でき、セダン同様の高い走行性能を実現しています。国産車ではややブームが去っていますが輸入車では非常に人気が高いボディタイプです。

ステーションワゴンに属するのは、トヨタカローラツーリング、ホンダシャトル、マツダアテンザワゴン(マツダ6ワゴン)、スバルレヴォーグなどが挙げられます。

ボディタイプ5.ミニバン

現在のファミリーカーとして人気なのがミニバンです。車内に3列シートをレイアウトし、6人〜8人という多人数乗車が可能なクルマです。ボディサイズの大きさは多彩ですが、ミニバンの特徴は「車高が高いこと」、リアに「スライドドアを採用していること」です。

リアスライドドアはお子さんからお年寄りまで誰でも乗りやすいため、ファミリーカーとして使用されています。現在では運転席より前にエンジンを搭載しているタイプが主流ですが、一部には商用車ベースの運転席にエンジンを搭載するキャブオーバーと呼ばれるタイプもあります。

このミニバンに属するのは、トヨタアルファード/ヴェルファイア、ヴォクシー/ノア、日産セレナ、ホンダステップワゴン、三菱デリカD:5などです。

ボディタイプ6.SUV

現在、人気急上昇中なのがSUVです。元々は悪路走破性を向上させたクロカン4WDと言われていたボディタイプですが、乗用車の骨格をベースとしたモデルが登場し、オフロード重視のモデルだけでなく、街乗り重視の新感覚モデルとして人気となりました。基本的に駆動方式は4WDが中心ですが、最近では2WD車も増えています。このSUVもミニバン同様に様々なボディサイズが充実しています。

このSUVに属するのは、トヨタハリアー、トヨタランドクルーザー、日産エクストレイル、ホンダヴェゼル、三菱アウトランダー、スバルフォレスター、ダイハツロッキーなどです。

ボディタイプ7.クーペ

国産車で最も種類が減ってしまったのが、クーペそしてオープンカーです。クーペは速く走行することを追求して開発されたクルマで、多くはドアが2枚、リアシートの居住性は荷物置き場程度もしくは2人乗りとなっています。実用性よりスタイリッシュなデザイン走行性能に特化したモデルで、トヨタスープラや日産GT-R、ホンダNSXなどが属します。


ボディタイプ8.オープンカー

クーペをベースに開閉式の屋根を採用したのがオープンカーです。高い走行性能はもちろんですが、オープンエアーを楽しめるという贅沢を兼ね備えたモデルです。現在は、マツダロードスターとレクサスLCコンバーチブルぐらいで、輸入車に圧倒的に押されているボディタイプです。

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ボディタイプとして、軽自動車、コンパクトカー、セダン、ステーションワゴン、ミニバン、SUV、クーペ、オープンカーの8種類を覚えておけば、中古車を探す際に自分にピッタリのクルマを見つける近道となります。この機会にぜひ、覚えておきましょう!

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ